合格体験記 一級建築士横澤 拓也さん

SPECIAL INTERVIEW

得意を伸ばすより苦手をなくすことが重要

横澤 拓也さん (24) 令和4年度 1級建築士合格

学歴:
大学

勤務先:
建設会社(施工管理)

教室:
札幌校

受講講座

受験回数:
学科1回/設計製図2回

私の受験ストーリー

現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ

小さな頃からずっとやりたかったこと

今は施工管理をやっていますが、物心ついたころからずっと大工さんになりたいと思っていたことが建築に関わっていることにつながっていると思います。

1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法

勉強をする理由づくり

どの仕事をするにしても『わからない』という状態は仕事をつまらなく辛いものにすると思います。勉強して無知を減らせばいいのですが、なかなか勉強するモチベーションが上がらず……。資格取得という一つの成果を得ることを目標に掲げることで、建築知識を学ぶきっかけとするため受験を決意しました。

独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由

圧倒的な合格実績と明確な道筋

総合資格学院は合格実績が圧倒的に高く、合格するまでやるべきことがカリキュラムに明確に示されており、がんばれると思ったので学院に決めました。

合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード

起死回生

学科試験の直前期にコロナウイルスに罹ってしまい3週間ほど療養施設に隔離されていたのですが、着替えなどの最低限の荷物しか持って行けず、その間手元に教材が無く学習できない状態でした。直前期ということもありその後も何もかもやる気が起きず受験をあきらめていましたが、周りからの温かい言葉により踏ん張り、残り1週間毎日学院に籠ってなんとか学科を突破することができました。

勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点

まとまった時間で集中

私はスキマ時間に少しずつやるより、まとまった時間に一気に集中するスタイルが合っていたので、朝もしくは業務終了後に時間をつくるようにしていました。特に製図試験においては、まとまった時間が必要だったので、終電まで現場事務所に残ったり、ときには事務所に泊まり、まとまった時間を確保していました。

当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード

自信をもって意見を言えるように

施工管理の仕事において、特に施工や構造に関して学習した内容が活かせていると思います。職人や検査関係の人と話をするとき自分の意見を言えるようになりました。

当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと

その場で解決

わからないことをその場で講師に聞いて解決できるというのは本当に良かったと感じています。講師も講義をしながら受講生をよく見ているので、理解が難しい内容で受講生の反応が薄かったりすると、さらにわかりやすく教えてくれました。わからないモヤモヤをその場で解決できるライブ講義ならではの良かった点だと思います。

設計製図攻略法

当学院では、精度の高い図面を効率よくスピーディに描ける作図力や作図時間の短縮によるエスキス/チェック時間の確保・表現豊かなプランニング、ミスをなくすためのグループ添削採点実習などを講座の重点ポイントとしていましたが、それについての感想。

意図を理解し一つひとつこなすことが重要

①学院で教わる作図手順をベースに各課題をこなすことでかなり作図力が向上しました。②各課題に解答例のエスキスプロセスがあるのですが、課題文で求められていることを確実に汲み取り、形にする力をつけるうえで、とてもためになりました。③実際に他の受講生の図面を自分たちでチェックすることで、本試験で減点されるかもといった項目がわかり、気をつけなければいけないことが明確になるので、合格に大きく影響するポイントをおさえることができました。

エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと

敗因分析

私の一度目の製図試験の敗因は、とにかく完成させることだけを意識しすぎて不合格のエスキスプランをそのまま図面に起こしたことでした。製図試験において、出題者側の意図を汲み取ったプランニングをできるかが、合否の大きな分かれ目の一つだと思います。なので、二度目のチャレンジでは『エスキス力』をテーマに課題に取り組みました。学院のエスキスの手順をベースに試行錯誤し取り組んだ結果、ほとんどの課題に対応できる必勝ルーティンを身につけることができました。特に効果的だと感じたのは、なぜそのプランになったのか自分のプロセスを書き出して整理すると、どの段階でミスが生じたのか明確にわかり確実に修正できるので精度の高いエスキス力がつくと思います。学院でもプランニングノートというものがあるので活用するといいと思います。私のもう一つの敗因は記述内の作図が曖昧であったことです。相対試験なので合格する図面が描けても記述のちょっとした差でランクⅡだったという方が実際にいるので、記述も合否の分かれ目だと思います。私は特に設備に関する記述、作図が苦手だったので、学院の記述ノートを隙間時間に読んだり,講師や設備系の仕事をされている受講生に色々聞いて対策しました。

作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと

苦手は得意にしなくていい、苦手じゃなければいい

私は教室内でおそらく1番作図が遅く、時間内ギリギリに終わるかどうかという感じでした。なかなか短縮することができず一番大きな悩みでしたが、学院の作図手順を覚える、エスキスの完成度を上げる、自分の作図スタイルに合った製図道具の使用をして『最低限』の作図スピードを確保しました。あとは、速い人の真似をしてみたのも作図スピードを上げるポイントとなったと思います。

設計製図試験において、学科対策期間中からやっておいてよかった、あるいはやっておけばよかったこと

製図試験を見据えること

当然ですが製図試験において学科試験で学んだ知識はほとんど使います。あらかじめ製図試験を意識しながら学科対策をすると、製図試験対策に移った際にいいスタートを切れると思います。

製図合格のポイント

徹底した時間管理とチェック時間の確保

本試験のあの緊張感・いつもと違う環境の中、一つもミスをしない人はまずいないと思います。一つでもミスをなくすために、どれだけチェックの時間を確保して、どれだけ減点されない図面に仕上げるかが合否を大きくわけると思います。実際、私も最終チェック時にいくつかミスを見つけ修正することができたので合格できたと思っています。

メッセージ

合格後の心境や、周りの変化、今後の目標や抱負

今回の1建築士取得において学んだことを更に磨き上げ、頼りにされるように今後も様々な知識を積み上げていこうと思います。次の目標として、まずは1級建築施工管理技士の取得にチャレンジしていこうと思います。

資格取得をめざす方へアドバイス

一度やると決めたら最後までやりきるのみです。色々やりたいことがあるかもしれませんが、色々なことを犠牲にする覚悟で『これだけやってもダメなら悔い無し』というくらい勉強してください。そしたら合格できます。

総合資格で良かったところ

  • 学院スタッフ

    毎回夜遅くまで教室を開けてくれて、本当にありがたかったです。講習前後や休憩時間の何気ない会話なども精神的に大きな支え、モチベーションの維持につながりました。また、講師もわからないことに対して資料を用いて一つひとつ丁寧に指導してくれて、その場でモヤモヤを確実に解消できることはとても良かったです。

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  • 交換採点実習

    自分では気づかないミスやクセがわかり、また他の受講生の表現方法やテクニックを吸収できるので効率よく成長できると思います。

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  • 自習室

    特に模試や特別講義、本試験の直前は多くの人が利用しており、そんな他の受講生の姿をみることでモチベーションが維持できました。

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