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SPECIAL INTERVIEW
完ぺきじゃなくてもいい

安達 ひかりさん (24) 令和4年度 2級建築士合格
- 学歴:
- 大学
- 勤務先:
- 建設会社(意匠設計・施工管理)
- 教室:
- 山形校
計画:16点 法規:22点 構造:22点 施工:18点
受講講座
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
もしかしたら運命かも・・・?
小さいころから広告などの間取りを見るのが好きで、突然間取り図を描きだしたり、爪楊枝で模型をつくっていたことがあり、母から高校進学の際に建築学科のある高校を進められたことが、建築の道に進むきっかけでした。その後大学へ進学し、知人の紹介により現在の会社と出会いました。
2級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
自分に自信を持って話せるように
高校生のころから「建築士になる!」とは言っていたものの、なかなか一歩が踏み出せずにいました。入社してすぐのころ、自分の無知さを痛感したのを覚えています。それが悔しくて、勉強したいと強く思い受験を決意しました。それでも心が折れそうなときは、私より1年先に受験勉強をしていた友達がいたので相談に乗ってもらっていました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
合格実績の高さと友人の存在
はじめから独学で挑む気はなく、総合資格学院ともう1社のどちらに通うかで悩んでいました。そんなときパッと目に付いたのは学院の合格実績の高さです。先に通っていた友人がいたこともあって、ここなら安心して学習ができそうだと思い、通学を決めました。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
睡眠時間を削っての勉強はダメ、ゼッタイ
学院のルールにも慣れていないはじめのころは、勉強方法を模索することで精一杯でした。仕事との両立のため、睡眠時間が削られる日が続くと、精神的にダメになってしまい、勉強しても全然頭に入らず、またストレスで……、と悪循環に陥っていました。そのときから睡眠時間はちゃんと取ろうと心に決めました。
勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
平日は学院の自習室で
私は家で勉強ができないタイプの人間で……。そんな私を助けてくれたのは自習室の存在でした。仕事終わりにほぼ毎日寄っていき、使用時間ギリギリまで利用するのを習慣としていました。そのおかげでなんとか勉強を放り出さずに済んだと思っています。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
まるで映画の伏線回収のような
いままでなんとなく聞いていた上司の話が、「あれはこういうことだったのか!」と講義内で伏線回収されることが多く、入社当初に訳がわからず書いたメモを見ても嬉しくなるほど理解ができるようになりました。その“気づき”が自分の自信へと繋がり、今まで「はい」としか答えられなかったことにも、自分の意見が言えるようになりました。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
リアルだからこそできること
実際に講師が教えてくれることで集中力がアップするのはもちろんですが、テキストには載っていない知識や語呂の覚え方などを教えてもらうこともあるので、楽しく学習ができると思います。また、テストで正答率が悪い問題については重点的に解説してくれるので、効率的だと感じました。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
早い段階で自分の得意・不得意に気づく
法規に関しては自分でインデックスを増やしたりマーキングを行ったりと結構法令集をつくり込んでいたので自然と自信がつきました。私は暗記科目が得意ではなかったので、早期に苦手に気づき、長期的に繰り返し行い理解を深めることで身になっていったと思います。
設計製図試験を見据えた、学科学習時から正しく理解し、記述できるよう指導を行いましたが、感じた効果を教えてください。
イメージができると製図で応用が利く
特に製図と親密に絡んでくる科目は法規でした。理解していればエスキス時に条件整理が行えます。工夫した点をあげる要点記述でも計画の知識が活かされました。また、矩計図では建物が建つ手順を意識して描くと、部材名称も難なく書けるようになりました。
学科合格のポイント
結局は最後まであきらめないこと、自分との勝負個人的には具体的な勉強法も大事だと思いますが、自分のやる気があるときにどれだけやれるか、点が取れなかったときの自分をどう感じるかが大切だと思います。試験日が迫っているなかで、思うように点数が伸びないときも、そこであきらめずに自分を奮い立たせることができたから、いまの合格があると思います。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
解答例のエスキスを描けるように
エスキスは自分の知識(引き出し)がないと、うまくまとめるのが難しい印象でした。引き出しづくりのためには配付されるオリジナル課題の解答例からポイントを見つけ、固執しない程度に「このパターンのときは、こう」とイメージを持つことで、短時間でエスキスを終えることができるようになりました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
e講義の作図動画をペースメーカーにして
最初は手順を覚えるに必死で、作図手順を見ながら描いていたため、なかなかタイムを縮めることができずにいました。そんなとき講師から「作図動画をペースメーカーにして、自信がないときは倍速を下げてみるといいよ」とアドバイスをもらいました。そのおかげで手順と時間を同時に把握することができ、スピードアップにもつながりました。
製図試験において、学科対策期間中からやっておいてよかった、あるいはやっておけばよかったと感じたことを教えてください。
製図に関連が深いところの把握
製図の試験ははじめてだったため、学科の学習時に製図のイメージができないとは考えていませんでした。でもやってみて思うのは、学科の時点で製図に触れる機会はとても重要だったのだと思います。やってみないとなかなか気づけないことは多いですが、製図に関しては学科の時点で気づけたらよかったと感じます。
製図合格のポイント
お互いを高め合う“仲間”がいたこと製図の講義になってからはグループで作業をするため、同じ境遇の仲間ができたことが大きかったです。製図は相対試験だといいますが、自分だけでなく「教室のみんなと一緒に合格したい!」と思っていたので、お互いに疑問点やダメなとこ、良いところを共有し、最後まであきらめることなく高め合うことができました。また、講師もとても親切な方で、最後まで私よりも私を信じてくれたいたことが励みになりました。
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自習室
自習室があったおかげで、自宅学習をするのが苦手な私でも勉強習慣を身つけることができたと言っても過言ではないです。疑問に思ったことをその場で教務スタッフに聞くと、講師へ連絡を取ってもらえたのでとても親切でした。個室になっているので、集中して学習が行えます。
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ライセンスアドバイザー
とにかくたくさん面倒を見てもらいました。学科で成績が伸びず落ち込んでいるときはそれに気づいて声をかけてくださり、製図で絶好調なときもたくさん褒めていただきました。どんなときも笑顔で挨拶してくれるライセンスアドバイザーは心の支えです。
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オリジナル製図課題
本試験と同じくらいのレベルの問題が配付されるので、今年の場合は試験の方が簡単に感じるほど充実した課題内容でした。1人でエスキスを行い、図面を一式描き上げていくので、試験の予行練習になります。時間を計って行うことで自分がどこに力を入れるべきかが判断でき、効率よく描けるようになりました。
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