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SPECIAL INTERVIEW
自分を信じて最後までやり遂げよう

市野 雄樹さん (23) 令和4年度 2級建築士合格
- 学歴:
- 大学
- 勤務先:
- ハウスメーカー(意匠設計)
- 教室:
- 名古屋校
計画:23点 法規:25点 構造:24点 施工:22点
受講講座
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
子供のころからの夢
昔から住宅の間取りを見ることが好きでした。そこに住んでいる人の暮らしを想像するのがとても楽しく、自分で設計してみたいと思うようになりました。好きを仕事にしたいと、お客様の意見を聞きながら、それを反映して設計ができる注文住宅設計の道に進みました。
卒業1年目で2級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
忙しくなってからでは遅い
必ず資格は取りたいと思っていたので、自分の時間が多くとれる大学のうちから挑戦しようと思いました。卒業研究や仕事と両立できるか心配でしたが、時間が取れないときは最低限の勉強に抑えるなど工夫して、両立することができました。また会社でも資格取得を後押ししており、周囲でも資格勉強をしている同期が多かったので「自分もがんばらないと!」とモチベーションになったのも大きかったです。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
効率のいい勉強ができると感じた
会社の先輩で総合資格学院に通っていた人がいたので、安心感がありました。先輩や周囲からも独学では難しいと聞いていたため、しっかりとしたカリキュラムで効率よく勉強をしたいと思い、比較検討のうえ、合格者の占有率などで高い実績のある学院に決めました。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
予習にあまり時間をさけず
習ったことを復習するのはできても、予習するのが難しかったです。仕事で予習にあまり時間をかけることができなかったため、当日の講義だけでその週の範囲をカバーしていました。しかし、予習もやっていると、講義内容がしっかり頭に入ってくるため、予習までやれると良かったと思っています。
周り(会社の同期や身近の先輩社員)の2級建築士に対する学習状況
同期には1級からスタートの人も!
私の所属する部署は全員が2級建築士以上の資格取得者です。同期には1級建築士から受ける人もいたため、「絶対に取らなければならない」という焦りがいい意味でモチベーションになっていたと感じています。
学院で学習した内容が、学校生活または就職活動などで役立ったエピソード
勉強内容を共有
同じく2級建築士を受けることを考えていたゼミのメンバーと勉強内容を共有できました。自分が学院で学んだ覚え方を教えることができ、喜んでもらえたのは良かったです。仕事では現場に行くと勉強した言葉が出てきたり、「こういう工程だろうな」と想像がついたりするため、現場の人と話がしやすかったです。知っているか知らないかだけで実務に影響が出るのだと実感しました。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
わからないことをすぐ解決できれば理解度が深まる
1番良かったのは、講師がそばにいることでわからないことをすぐに聞けることです。講義の中でわからなかったことや予習、復習でわからなかったことを実際に対面で聞けることで、わからないままで終わらずに、すぐに理解することができました。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
反復練習を心がけた
法規はほかの科目と違い、法令集を引ければ答えが必ずある科目です。時間との勝負になるため、普段から問題集を反復して、とにかく速く法令集を引けるようにしていました。その結果、試験ではすべての選択肢を確認することができ、満点を取ることができました。施工は自分が現場に出たことがなかったのでイメージが湧きづらく苦戦しました。そのため、何度も何度も反復練習を心掛けました。
設計製図試験を見据えた、学科学習時から正しく理解し、記述できるよう指導を行いましたが、感じた効果を教えてください。
製図で必要な知識を理解できた
正直に言うと、最初は学科の大切な時期に製図の学習をはじめることに疑問を持っていた部分もありましたが、製図に入ってからその効果を実感しました。斜線制限や防火設備など「なぜそれが必要なのか」という理屈を理解して作図することができました。
学科合格のポイント
教え上手になること!意識していたのは他人に教えて理解してもらうことです。他の受講生や仕事の同期に積極的に説明をするようにして、自分の理解度も高めていました。相手が理解しやすいと感じてくれる説明ができることは、自分がきちんと理解している物差しになると思っています。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
プランニングは慣れるまで苦労した
プランニングはパターンが多く、次から次へと新しい課題が出てくるため、毎週良いプランが描けず、悩むこともありました。ただ、回数を重ねるうちに失敗して覚えてきたパターンで様々なプランニングができるようになりました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
作図は時間との勝負
私は特に作図が遅く、プランニングに時間がかかると最後の描き込みまで間に合わないことが多くありました。そのため自宅で描くときは作図パートだけ時間を分けて短い時間で描ききる練習などを繰り返し行い、作図の遅さを克服しました。
製図試験において、学科対策期間中からやっておいてよかった、あるいはやっておけばよかったと感じたことを教えてください。
製図がどのような試験なのかが理解できた
学科講座の中に製図を学ぶ講座がありました。はじめは早すぎるのではないかと思っていましたが、「どういう試験内容なのか」「どんな力が求められるのか」を事前に勉強していたため、学科から製図への勉強の切り替えがスムーズにできました。
製図合格のポイント
描いた量が自信に講師からは「描かない日をつくらないこと」と言われていたので、それは守っていました。仕事で疲れた日は10分だけでも描いて休むなど、無理をしない程度に毎日作図に取り組んでいました。そして、最後はとにかく量をこなすことが大切だと思います。学科とは違い、製図では1つのミスが合格、不合格を分けます。自分がやってきたことを振り返ったとき「これだけやったのだから」と自信をつけて臨むことが重要だと思います。試験前には自分が描いて山積みになった製図用紙を見て「これだけ描いたのだから大丈夫」と精神を落ち着かせたのが合格につながったと思います。
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学科テキスト
テキストを勉強の基準にしていたので、とにかくわかりやすく役立ちました。過去に出た問題や頻出のワードがすぐにわかるようになっているのが良かったです。わからないワードが索引で引きやすくなっているため、最初から最後まで手放せないものでした。
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合格サイクル+継続学習
1回の講義を予習から復習まで何回もテストを重ねることでしっかり知識を身につけることができました。何度も反復することで長期記憶になっていくのでとても大切だと思います。
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チューター
わかりにくい単元などを重点的にわかりやすく教えて下さるのでとても助かりました。特に製図の際は時間がなく焦りがあったのですが「この時間でこれぐらいできていれば大丈夫だよ」など声をかけてくれたり、小さなことでも優しく教えてくださるため、精神面で助かっていました。
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