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SPECIAL INTERVIEW
今年で絶対合格!という気持ちが大事

望月 達矢さん (21) 令和4年度 2級建築士合格
- 学歴:
- 大学
- 勤務先:
- 大学3年(建築学科)
- 教室:
- 川越校
計画:19点 法規:21点 構造:17点 施工:18点
受講講座
- 2級建築士実戦問題演習合格必勝コース
- 受験回数:
- 学科3回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
本来の目的より、建築の方に興味がわいてきた
小さいころから絵が好きだった私は、デザインを学びたい気持ちから、姉と同じ高校の建築デザイン科に進学することに決めました。しかし3年間デザインと建築を学んでいると、次第に建築の方に興味が出てきたので、大学は建築学科のある大学に進学し、1級建築士の資格をめざしたいと思い、今に至ります。
在学中に2級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
実務経験ゼロの学生でも受験資格がもらえた
ちょうど私たちの年代あたりから法律が変わり、規定の授業を選択して工業高校を卒業すると2級建築士の受験が認められるようになりました。高校に総合資格学院の方が来校し、2級建築士の受験を勧めていて、1級建築士をめざしていたこともあり、せっかくだから2級建築士から挑戦してみようと思った次第です。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
合格率の高さから
総合資格学院の方がよく高校に説明しに来てくれたことも大きいが、1級建築士の合格率が1番高かったことが何よりの決め手になりました。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
資格学習に集中しよう
バイトや大学の課外活動は控えて、資格学習に真面目に取り組むべきでした。学院には2年受講しましたが、1年目のときは1回の受験で合格しようという気持ちが欠けていました。今思えばバイトをするよりも1回で合格した方が良かったなと思います。
同級生の2級建築士に対する学習状況
自分だけ!?
大学内で多くの建築学生と接する機会があったが、2級建築士の勉強をしていたのは、私の知る限り自分だけでした。1級建築士をとるのであれば2級はいらない!というスタンスの大学だったからなのでしょうか……。実は孤独との闘いだったかもしれません。
学院で学習した内容が、学校生活または就職活動などで役立ったエピソード
「優越感」これに限る
まだ厳密には2級建築士ではないため、免許の発行はできませんが、学科試験と設計製図試験に合格しているというだけで、就職活動では大きな武器になると思います。「受験していたのは私だけ……」という孤独感は、ここにきて私のアイデンティティへと昇華しました。有利に就職活動してみせます。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
過去問題は何度も、計算問題は確実に
法規はとても範囲が広いですが、過去問題に取り組んでいくとある程度、よく開くページや順番、傾向が見えてきます。数をこなすうちに時間に余裕が生まれて、より多くの問題に時間を割くことができるようになります。また、計算問題の解き方はすべて理解しておくと、基準にすぐ立ち返ることができます。解き方は法令集にも書いているので、確実に解けるようになれば、法規の点が足りないという状況はなくなりました。
設計製図試験を見据えた、学科学習時から正しく理解し、記述できるよう指導を行いましたが、感じた効果を教えてください。
大学の授業で役に立っている
住宅の面積や家具や部材の寸法など、法規全般は設計の課題で大きく役に立ちました。単純に授業と講義の内容が重なるものも多く、勉強のために2級建築士を受験するのも良いと感じました。
学科合格のポイント
過去問とテキストの往復!問題を解く→解説を確認→わからないところはテキストで調べる→その範囲の暗記事項も調べる→次の問題……のループが自分に合っていた学習方法でした。わからなかったところはすぐに確認することが肝で、「わからない」を減らしていく、といったイメージで取り組んでいきました。この学習方法によって、初見以外の問題には対応できました。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
学院の手順に従おう
時間とのたたかいのなか、とにかく見落としが一番怖いミス要因です。なので、学院推奨の手順を正しく行うことが大事でした。時間が足りないからと独自の方法でやっていくと、どうしても見落としやミスが目立ち、余計に時間がかかってしまいました。結果的に学院の手順に合わせる必要が出てきたため、初めから素直に従い、着実に力をつけていくことを推奨します。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
思ったよりも字が汚い!
時間との勝負に加えて指が疲労困憊になっていくため、フリーハンドで書く字は目も当てられない惨状になっていました。字は図面の印象を大きく左右し、丁寧な字の図面と比べると、やはり雑な成果に見られてしまう恐れがあります。字を丁寧に書けるだけの余裕と、持ち方を変えるなどの疲労しない工夫が大事でした。
製図試験において、学科対策期間中からやっておいてよかった、あるいはやっておけばよかったと感じたことを教えてください。
製図用のペンに慣れておく
普段0.3㎜のシャーペンを使っていたため筆圧も弱く、初めのころは無駄に手に力が入って痛くなったりとつらかったです。日頃から製図用のペンには慣れておき、できるならきれいな字をすばやく書ける練習はしておいた方がよかったと思います。
製図合格のポイント
課題図面の完成!オリジナル課題も、模擬試験も、まずは時間をオーバーしてでも完成させることが合格につながる大きな要因だと思います。私の場合は、速さを重視した最低限のスカスカ図面3枚で満足した日より、確認事項をしっかりと行い、最後まできっちり取り組んだ1枚の図面で提出した日の方が、確実に合格に近づいていたと感じました。本番を想定した流れを知っておき、自分の弱点を理解するのにとても役立ちました。課題の提出は重要ですが、最重要事項は自分の力の成長を意識することです。
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学科問題集
合格点のアベレージを上げるためには過去問題を理解し解くことが必須事項でした。学科の過去問題を多く取りあげた問題集はとても重宝しました。この問題集をきっちり理解できるかどうかが、合格を分けると痛感しました。
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法令集
準備に時間はかかりますが、総合資格学院の法令集がないと法規は無理でした。いかんせん範囲が広く、暗記は不可能です。時間との勝負でもある法規は、アンダーラインで見やすくして、インデックスで素早く見つけることができた、この法令集のおかげです。
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オリジナル製図課題
設計製図試験は学科試験と違い、過去問題でどうにかできるものではないです。傾向を分析して、様々なパターンで考えられたこの学院オリジナル製図課題を真面目に取り組むことで、応用が利くようになり、とても力になりました。
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e講義
何度も見返すことができる、重要な点は一時停止してしっかりメモすることができる、といった利点ももちろんありますが、個人的には早送り機能がとてもよかったです。めんどくさがりで、かつ時間もなかった私にとって、40分ほどの解説が半分程度で聞けることは感動しました。
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