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SPECIAL INTERVIEW
努力した分が結果につながる

永田 光弘さん (30) 令和4年度 2級建築士合格
- 学歴:
- 専門学校
- 勤務先:
- 設備会社(積算・現場管理)
- 教室:
- 岡崎校
計画:19点 法規:24点 構造:19点 施工:22点
受講講座
- 受験回数:
- 学科2回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
自分の成長を信じて建設業界に飛び込む
祖父が大工だったこともあり、建設業界を身近に感じていました。そこで、高校、専門学校で建築を学び建設会社に入社しました。「夢は設計士」。そう思いながらも現場管理をしていましたが、建築現場はとても大変でついていけず何度も転職をくり返し、最終的には建設業界を離れることに。その後、飲食店で働いていたところ、知人より「もう一度建設業界に戻ってきてほしい」と今の会社を紹介してもらいました。またうまくいかなかったらと不安は大きかったですが、「もう一度やってみよう」と思ったのがきっかけです。
2級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
もう一度夢を追いかけたいと受験を決意
今の会社に入社し、1年、2年が経ち仕事に慣れてきて、同じ毎日の繰り返しで自分の成長に限界を感じました。日々成長することで自分のモチベーションを保っているので不安になってしまったのです。そこで自分が今までやりたかったこと、どういう人間になりたかったかを見つめ直し、高校や専門学校で夢に描いていた建築士の資格を取りたかったことを思い出し、受験を決めました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
信頼している人の勧めとライブ講義に魅力を感じて
今回、資格取得に向けて背中を押してくれた人が総合資格学院に通っており、「学院なら信用ができる」とアドバイスもらったのが大きな理由です。また、ライセンスアドバイザーから、「学院は対面で講義を受けられる」と聞き、受験の際には学院に通いたいと決めていました。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
1度目の失敗を糧に合格をつかむ
学科試験に1度落ちてしまい2度目で合格することができました。初年度は基本的に1人で取り組みましたが、もともと数学が苦手で苦戦していたところ、チューターが励ましてくれながら、不明なところを教えてくれました。でも、構造の足切り点にひっかかってしまい不合格に。今年は前回の失敗を繰り返さないよう、講義後に講師やチューター、一緒に勉強していた受講生と教え合いながら、合格に向けて一丸となって勉強したのはとても印象に残っています。
勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
メリハリある勉強を心がけた
自宅学習が苦手で、家では集中ができませんでした。そのため仕事終わりや休日は学院の自習室で勉強をしていました。自習室では、他の受講生と教え合うことで自分の記憶の定着や理解度が高まり、プラスの効果が働きました。月曜日には先週の復習をして、水曜日に予習や苦手な科目に取り組むなど、学習ルーティーンをつくり、復習、予習のメリハリをつけたり、1日に多科目の勉強をしないなどを意識して自分の時間割をつくりました。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
職人さんとの会話がスムーズに
現在の業務には直接影響はないのですが、知識として積算業務の助けになったことはありました。ほかにも、取引先の職人さんと話す際に内容がイメージしやすくなったなどのメリットは感じられました。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
理解できるまで教えてもらえた
講義中に不明だったところ、わからなかったことをフォローアップで理解できるまで解説してもらえたので、不明点を残したまま帰宅することはほとんどなかったです。チューターも毎週来ていたので、自分の苦手なところを何回も何回も教えてくれたり、分かりやすい資料をつくってくれたりと助けてもらいました。特に法規が難しく大変でしたが、講師が1問ずつていねいに教えてくれて、いつの間にか一番の苦手科目だったのが、確実に点数がとれる得意科目までに引き上げてもらえました。また、受講生のみんなで法令集を引きながら一緒に勉強してモチベーションをあげられたのも、ライブ講義ならではの良さだと思っています。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
とことんやる、どんどん聞く
法規は講師がとても親切に教えてくれ、講義後に再度一問一問細かく法令集の引き方や理解の仕方をフォローアップしてくれたおかげで得意科目になりました。構造はもともと計算が苦手だったこともあり、最初から苦手意識がありました。講師が計算の基本からしっかり教えてくれたことや、チューターや構造が得意な受講生など、さまざまな人から教えてもらったおかげで克服することができました。
設計製図試験を見据えた、学科学習時から正しく理解し、記述できるよう指導を行いましたが、感じた効果を教えてください。
講師に何度も聞いて理解に努めた
設計製図で法を間違えると不合格なため、高さや光、防火区画については特に勉強しました。不安な部分がとても多かったので、わからないことは何度も講師に聞いて試験対策を行い、設計製図でもそれを活かして取り組めました。
学科合格のポイント
受講生同士教え合い、協力しながら合格へ1人で集中することも必要ですが、周囲の受講生と教え合いながらアウトプットすることで自分の理解の定着につながったように思いました。今年のクラスはコミュニケーションをとって取り組めていたので教え合うには最適な環境でした。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
他の受講生のプランを見て自分のエスキスに反映
エスキス・記述が苦手で時間がとてもかかってしまい、講義ではいつも遅くまで作業に入っていました。そこで、いろんな人のプランを見せてもらい、成功体験と失敗体験を聞いて、自分のエスキスに反映させて引き出しを増やしました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
タイマーかけて描く時間短縮に取り組む
はじめは作図にとても時間がかかり、矩計図も1時間かかっていました。「時間を短縮させるには描くしかない」と覚悟を決めて、学院にいる時間はほとんど描くようにしました。タイマーをかけながら何分で描けたかを毎回計り、少しずつ理想の時間に近づけていきました。最後には矩計図は30分かからないで作図できるようになりました。
製図試験において、学科対策期間中からやっておいてよかった、あるいはやっておけばよかったと感じたことを教えてください。
教育施設に集中したのが吉と出た
今回課題が保育所ということで特殊建築物であったり、法規に関わることが多くあることが前もって分かっていました。学科試験でも出題されると思ったため、特に計画の教育施設に集中して学習に取り組んだのがよかったと思います。
製図合格のポイント
学院からの指示に従い宿題は厳守一番強く思ったのが学院から言われたことはすべて行い、課題や講義前の準備をしっかりやることが合格への近道だと思いました。特に宿題は厳守しており、講義の中でも課題が出せている人、出せていない人で模試の結果が明確に違っていたので、学院の教えは正しいと感じます。