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SPECIAL INTERVIEW
メリハリのある学習を心がける

中澤 龍男さん (22) 令和4年度 2級建築士合格
- 学歴:
- 大学
- 勤務先:
- ハウスメーカー(意匠設計)
- 教室:
- 上野校
計画:15点 法規:21点 構造:18点 施工:19点
受講講座
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
自分の家を設計したい!
はっきりとではありませんが、小さいころから自分の家を建てたいと思っていたように思います。そして、大学受験時期に進路について考えたとき、自分の家を自分で設計できたらとても素敵だなと思い、建築学科に進むことを改めて決意。そこから建築を学んでいくうちにますます思いは強くなり、今の仕事に就くことができました。
卒業1年目で2級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
まずは2級から確実に
設計職に就くことが決まった時点で、建築士受験は決めていました。そして、1級建築士の取得へのステップを一つ踏むという意味で、まずは2級建築士の受験をしようと決意しました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
周りの勢いに乗せてもらって……
総合資格学院でアルバイトをしたことがあり、そのときの学院スタッフと仲良くなっていた流れで、講座のお話を聞くことになりました。私の周りも次々と学院の講座受講を決めていたので、友達がいると心強いと思ったのが決め手です。一緒にがんばれる仲間と勉強していこうと思えたことは大きかったと思います。
ご自身と独学者を比べてみて、一番大きな違いは何でしたか。
やらなくてはならない状況をつくれる
自分は、誰かに言われないとなかなか動けない性格です。その点、学院スタッフは熱量があり、丁寧に自分の立ち位置、やるべきことを明示してくれたので、たいへん励みになりました。自分の周りで独学している人は、何をすればいいかわからないと言っているケースが多い印象です。モチベーションの維持という面で、とても助けられたと思います。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
学習時にメリハリがつけられない
特に、家で勉強をする時に周りには誘惑が多く、例えば5時間勉強すると決めていても、携帯を触ってしまって実質2時間しかやってない、ということも多々あったというのが正直なところです。だから、試験直前は自習室へ行くようにして「来たからには勉強しないともったいない」と自らを仕向けていました。
周り(会社の同期や身近の先輩社員)の2級建築士に対する学習状況
自分で時間をつくっていた
毎日会社に早くいったり、昼休みを使ったりして勉強している人が多いと思います。他には、会社の飲み会を断ったりするなど、誰もが自分なりに時間をつくる努力をしていた印象です。
学院で学習した内容が、学校生活または就職活動などで役立ったエピソード
就活時に面接での印象
就活時の面接でよく聞かれるのが、建築士を受ける予定があるかないかということです。その際、学校に通っていることを話すと、相手に対して意欲的な印象を与えられたような感触はありました。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
わからないことをその場で解決できる
講義の合間に質問できたり、他の受講生がした質問で理解が深まったりするなど、ライブ講義にはメリットがたくさんあると思います。ライブ講義でなければ、わからないことがあってもそれを調べる手間と時間が増えてしまっていたかもしれません。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
見たことのない問題でも、感覚的に考えて解く
自分の場合、体で覚えていくような感覚でしょうか。見たことがない問題が出てきたら、「常識的にこれは怪しいな」と感覚的に判断し、ひたすら問題を解いていくなかで身につけていくイメージです。
設計製図試験を見据えた、学科学習時から正しく理解し、記述できるよう指導を行いましたが、感じた効果を教えてください。
覚えることは最小限に
製図試験と学科試験を別物という印象です。たしかに法規は製図に絡んできますが、結局は法令集を引かないと思い出せないことでした。個人的には、製図試験時は必要最低限な知識の理解のみに努めていた印象です。
学科合格のポイント
繰り返し問題を解くいろいろな問題を解いて慣れるのが一番の近道です。同じ問題でも、本番では出題形式が変わっていたりします。多様な出題形式に慣れておき、問われ方が変わっても対応できるようになっておくとよいと思います。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
いろいろなプランで練習する
エスキスは得意だったので、あまり苦労した記憶がありません。何パターンも練習をしたから、エスキスで圧倒的に自信を持てました。同じ条件でいくつかプランを考えてみると、より良い練習になると思います。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
ただ描き続ける
作図時間がなかなか縮まらず、最後まで苦戦していました。ただ、毎日描き続けることを意識していたので、遅いなりのタイムマネジメントが自分のなかでできた気がします。
製図試験において、学科対策期間中からやっておいてよかった、あるいはやっておけばよかったと感じたことを教えてください。
目の前のことに集中する
製図試験は学科が終わってからで十分に間に合います。まずは学科だけに集中することが効果的という印象です。とはいえ、自分は学科が苦手で製図は得意だったから、という面があるとは思います。
製図合格のポイント
毎日描く!!毎日描く。本当にそれに尽きます。描けないとしても、その気持ちを持ち続けることが一番大切だと思います。自分の場合、飲み会に参加しても2次会は断り、自習室へ行って描く、というケースもありました。