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SPECIAL INTERVIEW
これからが、がんばりどき

上村 紘一さん (28) 令和5年度 1級建築士合格
- 学歴:
- 大学院
- 勤務先:
- 設計事務所(構造設計)
- 教室:
- 横浜校
計画:13点 環境/設備:15点 法規:22点 構造:28点 施工:19点
受講講座
- 受験回数:
- 学科3回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
かっこいい家に住みたい!
幼少期、親に連れられて習いごとに行く際の車窓から見える建築に惹かれました。いつか自分でもこのような家やビルをつくってみたいと漠然と感じたことがきっかけです。以後、建築に惹かれ続け、大学で建築を専攻し、設計事務所に就職しました。
1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
構造設計で独り立ちするために必要
将来、構造設計で独り立ちするためや、構造設計1級建築士を取得するために、1級建築士を受けようと決断しました。学習時間の確保ができるか不安でしたが、空き時間を見つけ効率よく学習できたため、問題ありませんでした。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
2級建築士取得の際も、お世話になりました
2級建築士取得の際、大学からの薦めで総合資格学院を知り、受講することにしました。私にはその際の講義の進め方や学習方法が合い、2級建築士試験に合格できたので、1級建築士受験についても学院に通うことにしました。
ご自身と独学者を比べてみて、一番大きな違いは何でしたか。
教材と講義と覚悟
私自身、過去2回独学で学科試験に挑みましたが、勉強不足のため、あと一歩のところで不合格になっていました。学院に通い、教材と講義内容が充実している環境で学習した結果、ストレートで合格できました。独学では、自分の弱点や苦手分野などの把握に限界があり、学院に通い講師からご指摘いただくことでそれが見え、指導を受けることで克服につながりました。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
受講生と情報共有
教室の受講生と情報共有できたことにより、学習方法を色々知ることができ、自分に合った効率の良い学習方法をブラシュアップできました。これもやはり独学では得難いことで、ほかの受講生の学習方法や考え方を知り、気づかされることが多くありました。
勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
スキマ時間にタブレットPCを活用
終業後の学習をルーティン化し、忙しいときや気分が乗らないときでも必ず勉強するようにしました。また一週間ごとにスキマ時間で行える「やることリスト」を作成し、通勤時間や仕事の休憩時にタブレットPCを利用して、講義の見返しや弱点の克服など、時間を有効的に使うようにしました。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
幅広い基礎知識が身につき視界が広がった
学習した内容が基礎知識として定着したため、設計や打合せ時に以前より積極的に意見を言えるようになりました。自分の業務の専門外、意匠や環境分野の内容でも、相手の意見を理解し議論できるようになりました。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
疑問点は徹底的に講義で聞けたこと
疑問点を残さないよう、できる限りその日のうちに解決できたのが良かったことです。講師には、講義終了後必ず質問を受け付ける時間を設けてもらいました。自分は毎回講義の後のこの時間を利用し、納得・理解できるまで講師に付き合ってもらいました。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
構造設計に従事しているため
業務で構造設計を行っているため、構造は問題なく得点できました。得意科目の得点率を上げ、総得点を上げるよう勉強しました。苦手な環境・設備では、講義内でのテストを活用しました。過去問だけでなく新傾向や予想問題などの出題があり、応用力に繋がる知識を身につけることができました。
講義で一番役に立ったこと、助けになったこと
講義での確認テストにて弱点項目の洗い出し
毎回、講義で確認テストを行うので、よく間違えてしまう分野や設問など、自分の弱点を詳細に把握することができました。弱点項目を重点的に学習し、理解できたことが良かったと思います。毎回の講義をしっかり受けるだけで、自然と苦手克服に繋がりました。
学科合格のポイント
試験日当日まで、悔いなく勉強“不明点があり、もし本試験で関連の問題が出た場合、解けずに1点に泣いたら後悔するぞ”という気持ちで、試験日当日まで悔いなく勉強できたのが学科合格のポイントだと思います。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
エスキスに慣れ、プランニングの“コツ”を聞く
はじめはエスキスが得意ではなく時間がかかることが多かったのですが、学院の教えに従いエスキスを複数回経験すると慣れていき、学院の目標時間で終えることができるようになりました。また、教室の受講生や講師にプランニングの“コツ”を聞き、実施したおかげで、より速くプランニングができるようになりました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
作図中、段階的にチェック
学院の目標時間で描けるようになったので、学院のチェック項目に加え、作図中に段階的に自分がミスしやすい箇所のチェックを行い、極力ミスをなくすようにしました。(心配性のため)
製図合格のポイント
受講生との会話、講師との会話
教室の受講生とは講義後にお互いのプランやエスキス、図面を見せ合い、意見交換をしていました。そのおかげで様々な起こりうるミスを把握でき、本試験でも注意して対応できたと思います。講師とは講義や宿題での理解できなかった点を相談し、自分が納得できるまで教えていただきました。そのことが合格に繋がったと思います。