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SPECIAL INTERVIEW
大変お世話になりました

田久保 遥之さん (32) 令和5年度 1級建築士合格
- 学歴:
- 大学
- 勤務先:
- 工務店(施工管理、積算・見積)
- 教室:
- 五反田校
計画:15点 環境/設備:16点 法規:23点 構造:28点 施工:22点
受講講座
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
父親の会社の手伝い
新卒で全く違う分野の仕事につきましたが、労働環境があまりに過酷で半年で辞めました。その後、1級建築士の資格を持っている父親が経営する工務店をアルバイトで手伝ったのが現在の仕事の道に進むきっかけです。今年で11年目になります。
1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
どうせやるなら早めに
施工管理の仕事に就く以上は建築士の資格はいずれ求められるものだと思ったので、どうせやるなら若いほうが有利だろうと思いました。建築士試験を意識し始めたのは現在の会社に入って2年ぐらい経過してからです。実は令和3年に1級建築施工管理技士、令和4年に2級建築士、そして令和5年に1級建築士を、学院で受講して受験。それぞれ1年でストレート合格しています。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
ライセンスアドバイザーのアドバイス
資格を取得したいと思い立ったタイミングで総合資格学院のライセンスアドバイザーが仕事場に説明に来てくれました。受験資格を満たすタイミングだったのもあり、即決しました。料金ではなく信頼のおける学校にしたいというのが大きかったです。また、当初2級施工管理技士から受験しようと思っていましたがライセンスアドバイザーから1級施工管理技士でも充分可能性があるというアドバイスを頂き、より信頼できると思いました。
他講習と比較して、実際学院で学んでみていかがだったでしょうか。
学習の流れが整理されていて分かりやすい
扱っている題材が非常に多いなかで、予習、復習、定着度…というように学習の流れが整理されていました。そのやり方が私に合っていたかなと思います。
ご自身と独学者を比べてみて、一番大きな違いは何でしたか。
学習効率に差がつく
試験に出やすいポイントを絞って学習したほうが良いので、重要なところをおさえて指導してもらえるのが独学との大きな違いです。学習効率に差がつきます。例えば独学だった場合、設計製図はどう取り組めばいいのかわからなかったと思います。合格に必要な製図全般の学習は独学では難しいと感じていたので、学院の講義を受講することを決めました。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
グループ内の仲間に救われた
私は設計製図講義のグループ内で意見交換を活発に行っていました。たまたまですが、設計製図本試験の前日に行ったグループミーティングの内容が本試験で出題されました。グループミーティングで情報交換したおかげで本試験に対応できました。講師に疑問点をその都度聞くのが習慣化されていたことや、他の受講生と活発に意見交換をしていた成果ともいえます。
勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
夜ご飯は勉強してから
夜ご飯を食べると眠くなってしまうので、勉強がおわってから深夜に夜ご飯、という生活スタイルにしていました。勉強時間は平日が3~4時間で就寝時間が深夜1時2時を超えるのはザラでした。睡眠時間は4時間台が多かったかも知れません。休日の勉強時間は10時間を目標にしつつ、家事との両立を図りました。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
打合せのとき
お客様はもちろん、協力業者と打合せするときにも、専門的な話を混ぜることで説得力が増しました。1級建築施工管理、2級建築士、1級建築士と資格学習を続けた結果、仕事上の会話に根拠を持てるようになったのは大きいです。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
わかりやすくておもしろい
親切で丁寧な指導をしてくださる講師が多かったです。講義は本当に毎回楽しく、ほどよく緊張感もあって、学習意欲が湧きました。説明もわかりやすいし、たまに雑談も混ぜてアイスブレイクしてくれるなど、緩急があって楽しかったです。ライブ講義はやはり映像講義とは全然違う印象で、講義中に眠くなることが一切なかったです。またライブ講義終了後に疑問点をすぐに質問できたので学習効率がアップしたと思います。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
講師の指導でより好きになった
学生時代、物理だけはダントツに高得点だったので、理系気質が構造に向いていたのかなと思います。それに加えて講師の講義がわかりやすく、構造の面白さを教えて頂いた結果、得意科目になりました。計画は覚えることが多く苦手だったのですが、試験の2週間前からトレイントレーニングを中心に2回通しで集中的に勉強することで乗り切りました。
講義で一番役に立ったこと、助けになったこと
学習ペースが絶妙
毎週の講義で扱う内容が多すぎても少なすぎても学習効率が落ちてしまうと思いますが、1回の講義で扱うボリュームが1週間で復習するのに丁度良く、ペース配分が絶妙な気がします。
学科合格のポイント
学習計画をたてて時間を確保する学院から毎週出る課題とプラスαでやりたいことをリストアップし、それをどの曜日に消化するかタスク表にしていました。あとは決めたタスクをこなすための時間を死守するだけだと思います。計画をして実践する。シンプルですがそこに尽きます。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
講師を質問責め
仕事で設計業務をしているわけではないので、法規的な部分や構造、設備、ゾーニングの考え方など、最初はわからないことばかりで途方に暮れていましたが、わからないことはその都度講師に質問して理解に努めました。講義の後、夜遅くまで質問に対応して下さった講師の皆様に本当に感謝しています。不安や悩みも聞いてもらいアドバイスを頂いたりと、サポートしてもらえたことも大きかったです。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
同じ図面を3回描く
作図の手順が理解できた段階でスピードアップのため、3回連続で同じ図面を描くことにしました。効果は絶大で1回目よりも2回目、2回目よりも3回目の作図が速くなりました。作図に必要なスピードを肌で感じるのが重要だと思います。また、些細なミスを怖がらず進めていくことも必要です。
製図合格のポイント
ズバリ、根性
私は周りの受講生に比べてエスキスが遅くて下手で、毎週の講義でプチ挫折を繰り返していました。エスキスが上手くなるために色々な練習を試しましたが、一朝一夕での上達は難しく感じたため、1日3時間をエスキス対策に当てることにしました。試行錯誤を繰り返し、地道な練習と過去課題の考察などを積み重ねた結果、試験直前の講義では覚醒し、初めて解答例に近い自信を持ったエスキスができました。その勢いで本試験も乗り切ることができました。