合格体験記 二級建築士柴 友規さん

SPECIAL INTERVIEW

やった分だけ自信になる!!

柴 友規さん (35) 令和5年度 2級建築士合格

学歴:
大学

所属:
工務店(営業設計、工事監理)

教室:
岐阜校
本試験得点 72点

計画:20点 法規:20点 構造:18点 施工:14点

受講講座

受験回数:
学科2回/設計製図1回

私の受験ストーリー

現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ

住宅業界は身近な環境

私の祖父は材木店、父は建築会社を創業しております。そのため、物心ついたころから身近に建築の工具や機械、材木がありましたし、幼少期は父に付いて新築した物件の清掃の手伝いをしたりもしました。大学は建築とは関係のない学部に入りましたが、就職活動の際に改めて、モノづくりや家、建築物の魅力に惹かれ、自分にとって身近であった住宅の業界の道をめざし、最終的に今の会社に就職しました。

建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安なことやそれをどう克服したかお聞かせください。

お客さまからの一言

商談するにあたり、お客さまの相談で一番多いのが間取りです。とある日、「図面などプランニングができるのに建築士免許を持ってないのですか」とお客さまから問われ、ハッとしました。そこで、2級建築士を取得し、信頼を得ながら、自信をもって商談に臨みたいと思うようになったことが受験のきっかけです。試験を受けるにあたり、家族との時間や仕事の業務に支障をきたさないか不安ではありましたが、水曜日の講座を受講することで、日曜日は家族との時間を過ごせるようにしました。また、水曜日以外で業務を完結できるように段取ることで不安を解消させました。

独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由

映像講義でなく対面講義

過去に宅建士試験に挑戦した際、他の資格学校の講座を受講したことがありました。そのときは映像講義だったのですが、不明点などの質疑ができず、知識の定着に不安があるなかで、そのまま本試験を迎え不合格になってしまいました。その経験から、わからないことをそのままにせず、理解できるまで説明してもらえる環境が必要だと感じていて、その要望に応えてくれる総合資格学院を選びました。

ご自身と独学者を比べてみて、一番大きな違いは何でしたか。

内容の理解度が雲泥の差

自分自身、前年に独学にて2級建築士を受験し、落ちた経験がありました。独学の場合、書店の参考書と過去の問題集を勉強し、参考書を読んでいて「理解できない」「イメージできない」部分が4割ほどありました。そのため、問題文を覚えて答えを暗記することが主となり、過去問以外の問題が出た場合はまったくわからない状況でした。反面、学院に通いはじめてからは、不明点は講師に説明してもらうことで理解できるようになり、知識を深めることができました。そのため、はじめてでたような問題などにも対処できる力も身につけられたと感じています。

合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード

得意分野も満遍なく勉強すべし

受験に関しての反省点としては、得意分野も慢心せず勉強することです。私自身、計画、法規、構造、施工のなかで一番得意にしていたのが施工でした。施工については、受講時も、各種テストの結果は良く、自信を持っていました。そのため、苦手意識のあった構造や法規に時間を費やし本試験に臨みました。合格はできたものの、施工が一番点数が低いという結果に……。改めて各科目を満遍なく勉強すべきだったと反省しました。

勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点

隙間時間の有効活用と自分が夜型か朝型か理解する

勉強時間の確保の仕方としては、仕事中の昼休憩の10分間や退社前の数分を利用し教材に目を通すことをクセ付けました。また、子供が小さく一緒に寝かしつけをすると夜21時には寝てしまう生活リズムだったことと、元々朝型な体質だったことから、朝4時に起きて出勤までの間に勉強をする習慣としました。朝型は、集中力が欠けたタイミングで、朝食を食べる・着替えをする・顔を洗うことで休憩兼リフレッシュができ、再度机に向かったときも集中力が持続しやすいのでお勧めです。

当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード

学習内容をアウトプットできる

新築工事の基礎配筋に関して、「ベースの異形鉄筋のピッチは弊社では○〇㎜ピッチだが、建築基準法では〇〇ピッチ以上だったな」など、知識の確認をしながら業務を行うことでインプット・アウトプットできました。

      

講師によるライブ講義を受けて良かったことを教えてください。

不明点がクリアにできる

不明な箇所があれば、ホワイトボードの図や文字を書きながら説明してもらえたことや、受講後の講師との面談で、私の講義当日の理解度確認や苦手ポイントの指摘をしてもらえたことが、大きなメリットだと感じています。

   

学科攻略法

得意科目と苦手科目

Strong and weak points

法規

得意科目

計画

苦手科目

得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法

要点を理解することで合格に繋がる

法規が得意だった理由は、過去問などを繰り返し行うと問題の傾向がわかり、数をこなすことで速く法令集の検索ができるようになったからです。また、答えが必ず法令集に掲載されているため、検索スピードが上がれば高得点が取れました。

学科合格のポイント

毎日の積み重ねの勉学が重要

毎日1時間でも学習する生活スタイルにできたことです。いつもトレイントレーニングを持ち歩き、少し時間があれば学習するクセをつけることで、最終的には勉強しないと落ち着かない気持ちにまでなりました。「ここまで勉強したのだから大丈夫」と思える自信は、毎日の積み重ねだと思います。

設計製図攻略法

エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと

確認の徹底

最初はエスキスをする手順を間違え、問題文のマーキング不備などが多く時間内にプランをまとめることができませんでした。講義を受け、エスキスなどを順序どおり番付けし、段階ごとにチェックする工程を踏むことでミスが少なくなり、時間内にプラン作成をすることができるようになりました。

作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと

スピーティーに見やすく丁寧な作図を!

作図で苦労したことは図面の見やすさ、キレイさです。スピードにこだわり作図を行うと、すべての線が同じ太さ濃さとなり、濃淡のない図面になってしまいました。また、文字などをキレイに書くようにと講師に指摘されました。線の濃淡ははじめから濃い鉛筆芯を使うことで、問題解決することができました。また、文字は、図面を多く描き慣れることで、丁寧に描けるようになりました。

製図合格のポイント

過去問、直前対策講座など経験値を積むことが合格のポイント

本試験では、エスキスを短時間でまとめることができて、余裕をもって作図に挑むことができました。また、直前対策講座にて類似の敷地条件課題も取り組んだおかげもあって、建物の配置、駐車場の取り方など簡単にまとめることができました。それと、エスキス完了後の順序チェック、作図を終えてからの見直しを徹底したことも合格のポイントだったと思います。

メッセージ

合格後の心境や、周りの変化、今後の目標や抱負

今回、2級建築士を取得することができ、晴れてお客さまの相談に胸を張ってお応えすることができます。後々は、設計事務所登録をし、新たな事業にチャレンジできればと思っております。また、次は宅建士の資格取得をめざして、来年から学院にお世話になる予定です。

資格取得をめざす方へアドバイス

学院は、各分野のスペシャリストの講師陣の対面講義が受講でき、資格取得までに全力でサポートしてくれます。私も学院のプログラムを忠実に実行することで勉強することが苦でなく、習慣づけられたからこそ合格を勝ち取れたと思っています。また、子育てと仕事と資格の勉強とを両立することは難しくもあり、充実した受講期間でした。仕事をしながら勉強は大変かと思いますが、今年一年で終わらせるという思いで取り組んでいけば、合格は近づくと思いますので、がんばってください。

総合資格で良かったところ

  • 合格サイクル+継続学習

    良い意味で必然的に勉強しなければならない環境づくりができました。講義ごとに復習や予習などの課題がでるため、自ずと毎日勉強することが習慣になりました。

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  • カウンセリング

    講師との面談にて、自分の解釈があっているかなど質問でき、理解を深めることができました。

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  • トレイントレーニング

    手軽に持ち運びができる点と、一問一答の問題形式のため、時間がない隙間時間などに有効活用できました。

総合資格学院は
あなたの合格を
応援します!

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