合格体験記 宅建士大山 英李さん

SPECIAL INTERVIEW

資格は人生の最終武器!2級建築士合格から宅建士への挑戦

大山 英李さん (39) 令和5年度 宅地建物取引士合格

学歴:
大学

勤務先:
建築設計事務所兼不動産会社(企画設計・営業事務)

教室:
仙台校
本試験得点 39点

受講講座

受験回数:
1回

私の受験ストーリー

現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ

できるだけ長く建築に携わりたい想いから住宅営業から事務職へ

もともと建築デザイン系の大学を卒業して、住宅デザインに興味を持っていたため、住宅営業の道へ進みました。
営業職に向いていないかもしれない自分との葛藤がありましたが、建築に関わる仕事は続けたかったので、現在の会社に転職しました。
今では、事務職の傍ら、CADの操作ができるため企画段階の計画設計をしています。
会社で建築した物件のテナント募集・管理などを行いながら、不動産業務と広範囲で様々な仕事に携わっています。

宅建士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安なことやそれをどう克服したかお聞かせください。

会社からの後押し

会社で不動産業も行っており、以前から話しはあったのですがあまり必要性を実感していませんでした。 令和4年に2級建築士の資格を取得した際に、会社の社長よりお話を頂き『じゃあ今年は宅建取ろうかな』と思い、『勉強します』とお返事をしたのがきっかけです。
会社に許可を得て平日の講義を公休扱いで通っていたこともあり、絶対に受からないと…とのプレッシャーもありました。
平日朝1時間、夜1時間と勉強時間は確保していましたが、勉強の内容が分野外の内容がほとんどだったので理解に時間がかかりました。勉強時間が足りないこともあり、休日は、勉強時間の確保のため家族に全面協力してもらい、時間をどのようにつくるかが大変でした。
不安なことは、会社内で宅建受験経験者の方々に相談し解消しました。

独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由をお聞かせください。

ライブ講義と合理的な学習方法

令和4年に2級建築士でお世話になっていたので、講師に不明点や疑問点をすぐに聞けるライブ講義一択で総合資格学院に決めました。
もともと勉強は嫌いな方だったので、できるだけ無駄に勉強したくないし、自分のペースで勉強しても、結局甘えで勉強しない、ダラダラ勉強するだけなので独学や通信より通学の方法を選びました。
学校に通学となれば、その時間は絶対に勉強しないといけないので、自分を追い込む意味で通うという選択が自分に一番合っていたのだと思います。

合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード

みんなに協力してもらった感謝の半年間

令和4年度の2級建築士に続き、さすがに2年連続で平日に公休をいただくのは不安もありましたが、社長はじめ職場の方々に協力していただき、仕事も分担していただき18時過ぎには帰ることができ、夜勉強の時間の確保もできました。
家族も『今年もなのね(笑)』と快く協力してくれたので、『今年で絶対終わらせる!』という気持ちが強かったです。

勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点

毎日最低でも2時間は勉強。メリハリをつけての勉強

私自身、朝が苦手、夜も仕事で疲れて眠くなってしまうので、生活リズムを変えながら、朝5:30から1時間、夜は夕食前に1時間、夕食の時間を変更して勉強しました。
休日は、早めに起きて午前中~午後の早い時間で勉強し、残りの時間を家事や自分の時間を確保しながら行っていました。
勉強のリズムを崩さないため、体調管理や定期的なガス抜きも大切にしました。
休日に遊びの予定があるときは、朝早起きして予定までに勉強を終わらせてから、外出していました(笑)。勉強が終わらないときは、帰ってきてから行い、その日のノルマ分は必ず行うようにしていました。 あとは、宿題。復習はもちろん、予習も行わないといけないので、1週間のスケジュールは絶対たてて、どうしても復習に時間がかかる場合は、休みの日に調整して多めに勉強時間をさいて、必ず終わるようにしていました。

当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード

賃貸借契約の内容や重要事項の内容

業務で何度か契約書や重要事項の作成をお願いされることはありましたが、 今までは雛形通りに入力することがほとんどでした。
講義が進むにつれて自分の業務内容や入力しなければならない内容が理解でき、書類の確認時に不足事項の追記や現地確認での必要チェック項目が増えたと思います。

学科攻略法

得意科目と苦手科目

Strong and weak points

法令上の制限

得意科目

権利関係

苦手科目

得意科目を得意にできた理由

令和4年に2級建築士を受験していたのでプライドもあり(笑)、絶対落とせないと思って勉強していましたが、覚えることが多くて意外と難しかったです。甘く見ていました。建築士の試験は、法規は法令集を引けば答えが書いてあるので、曖昧な記憶でも引けば答えが出せますが、宅建の法規は全部覚えないといけないので違う意味で大変でした。2級建築士受験時の記憶を辿りながら覚えることができ、仕事で関わる項目もあったので、ほかの教科に比べて得意だったと思います。

苦手科目をどのように克服したか

最後の最後まで苦戦しました。勉強をはじめたころは、法律的な難しい言い回しや登場人物の多さなど、何のことを言っているのかわかりませんでした。宇宙との交信の域でした。 勉強を進むにつれて慣れては来ますが、覚えることが多く忘れてしまうので、問題を解く際は、必ず図を描いて整理して対策していました。最後まで権利関係は苦手で講師がわかるまで教えてくれました。 試験前日、講師に教えてもらった内容が本番で出題されたときは、心の中でガッツポーズしました(笑)

講義で一番役に立ったこと、助けになったこと

講師の語呂合わせとポイント資料

宅建業法の手続きのまとめポイント資料や語呂合わせは何度も見返しました。
『重要事項の記載内容のテキストの表を毎日見えるところに貼って覚えるように』と講師よりお話があり、実際にトイレに貼って確認したり、追記したり毎日眺めていたので、自然と記憶できました。 語呂合わせも、家の中で時間が空いたときに口に出して言っていたので、最後は家族まで覚えていました。

宅建士合格のポイント

最後まであきらめないこと

某漫画の名言で『あきらめたら、そこで試合終了ですよ』の言葉がぴったりだと思います。 わからないことや間違いを放置せずに、しっかりと向き合うことが大切だと思います。 よく教務スタッフの方に「わからないことがあったり、間違えがあったりしたら、それはチャンス。その弱点を中心に勉強すれば良いんだよ」と言われていました。自分の弱点を1つずつ解決していくことが1点に繋がるんだと実感しました。
何度もテストを受けて、悪い点数のときもありましたが、間違えたところと向き合ったからこそ結果が出たのだと思います。

メッセージ

今後の目標や抱負

令和4年の2級建築士と今年の宅建士、2年連続の勉強の日々で知識は確実に増えたと思います。
勉強をする機会を下さった会社の社長や協力頂いたみなさんの力になれるよう『学び』を忘れず、日々スキルアップしていきたいと思います。勉強癖を忘れないうちに、次にめざすのは、1級建築士を目標にがんばろうと思います。

資格取得をめざす方へアドバイス

資格は人生の最終武器!資格が有るのと、無いのとでは周りの反応も変わってきます。そして、資格の勉強することで見えてくるものがたくさんありました。
資格を取ると決めたら一点集中で1年間・半年間過ごして下さい。仕事や家事をしながらの資格試験は正直かなり厳しく、時間との戦いで、周囲のみんなの協力は不可欠でした。
ただ、一生懸命がんばれば結果は必ずついてきます。今年で終わらせる、来年絶対に思いっきり遊ぶ気持ちで1年・半年がんばれば、合格に近づけると思います。私は、『来年絶対遊ぶ』を目標に半年がんばりました。だって、基本勉強嫌いですから(笑)
大変・辛いはたくさんありますが、学校の宿題や授業・テストを日々やっていけば、確実に自分の力になっていきますので、最後まであきらめないでがんばって下さい!

総合資格で良かったところ

  • ライブ講義

    先生が目の前に居るので、寝ちゃいけないし、集中して講義を受けることができました。わからないことがあれば休み時間に質問ができますし、ほかの方が質問している内容も聞こえてくるのでプラスαの勉強ができました。

    詳細はこちら
  • トレイントレーニング

    すき間時間で記憶定着のために利用しました。仕事の休憩の合間や授業のある日の復習テスト対策。ポケットサイズなので持ち運び便利。間違えたところをチェックしてテキストの確認。会社に行くときは、テキストとトレイントレーニングを必ずセットで持って勉強していました。

    詳細はこちら
  • 復習テスト

    前の週の講義の復習テストで自分の記憶定着を確認するのにとても良かったです。
    復習勉強でたくさん覚えたはずなのに、意外と忘れていたりするので自分に焦りを感じさせるテスト。忘れているところを再度、確認・勉強をしないといけないと気づかせてくれていました。

総合資格学院は
あなたの合格を
応援します!

宅建士を目指すなら

宅建士
講座案内

まずは資料請求・
受講相談から