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SPECIAL INTERVIEW
学院を信じてついていけば大丈夫!

千葉 まどかさん (28) 令和6年度 1級建築士合格
- 学歴:
- 大学
- 勤務先:
- 官公庁(行政)
- 教室:
- 山形校
計画:18点 環境/設備:18点 法規:26点 構造:30点 施工:21点
受講講座
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
ものをつくる仕事がしたい
小さいころからものをつくるのが好きで、何かをつくる仕事に就きたいと考えていました。なかでも、つくったものがそこに何十年と残り、街の風景を形づくっていける建築の仕事に憧れを持ち、建築系の学部に進学しました。就職の際は、特に小学校等の公共建築物に関わりたいと思い、地元の自治体を志望しました。
1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
比較的余裕のある20代のうちに
今の仕事を続けていくなら絶対に持っていたほうがいい資格ではあるので、いつかは受験しようと考えていました。新卒で就職して数年経ち、仕事に慣れて精神的に余裕が出てきたことに加え、体力面や私生活の忙しさを考えても20代のうちに挑戦したいと思い受験を決めました。受験を決めた当初は、働きながら1年近くも勉強し続けられるかとても不安でしたが、毎週講義に通うことで、講師や受講生仲間にパワーをもらって完走することができました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
高い合格実績!
簡単に合格できるわけではない試験だからこそ、合格実績が良いところなら間違いないだろうと考え、総合資格学院を選びました。また、ライブ講義が受けられるところも魅力だと感じました。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残ったエピソード
学科試験直前にコロナに
学科試験の2週間前頃にコロナに罹ってしまったことです。直前期に学習時間が取れなくなるという痛手でしたが、これまでコツコツ勉強して積み重ねてきたことは確実に力になっていると感じていたので、むやみに焦らず過ごすことができました。
勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
昼休みは復習!
職場での昼休憩は、履修済み範囲の復習をすると決め、一問一答型のアプリに自分で問題を打ち込んで、何度も解いていました。計画や環境・設備、施工等の科目は、一度習っても時間がたつと忘れてしまうので、復習して覚えなおす時間を継続して確保することは、地味ですが効果があったと思います。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
法律が読めるようになった
学院できちんと法令の読み方を教えてもらったことで、実務で法律の確認が必要になったときに、自力で調べて読み込み、理解できるようになりました。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
わかりやすく、覚えやすい
ほぼ知識がないような分野であってもゼロからわかりやすく説明してくださり、納得感があるので、講義を受けていて楽しく、覚えやすいと感じました。また、質問に行ったり、声をかけていただいたりといった直接のやり取りをすることで、毎週パワーをもらい、モチベーションを維持することができました。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
法令集と仲良くなろう
法規は、法令集に答えが書いてあるので、パターンを習得してから点数が安定するようになりました。法令集のインデックスの場所や色を頼りに、素早く引けるよう意識して学習しました。施工は細かい数値の暗記量がとにかく多いので、なかなか伸びませんでした。問題を解いていてわからないところがあったら、テキストまで戻って幅広く覚えなおすようにしていました。
講義で一番役に立ったこと、助けになったこと
講義の要点は試験の要点
講師の方々は、試験でよく出る内容を特に重点的に解説してくださるので、すべて吸収するつもりでよく聞き、あとから振り返れるようにメモを取ったりマーカーを引いたりしていました。
学科合格のポイント
毎週の講義をおろそかにしない毎週の講義内容をしっかり理解し、覚えることです。講師の方々が解説してくださった内容をしっかり理解していれば、本試験で過去問とは違う聞かれ方をしても、その場で考え、正誤判断をする地力が身に付きます。講義中の理解度を深めるための「予習→講義→講義内容を覚えるための復習」という講義に重点を置いた毎週のサイクルをコツコツ積み上げてきたことが、合格につながったと思います。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
プランを意識しながらエスキスに取り組む
初めのうちは、エスキス手順を表面的になぞっているだけで、プランニングに入ってから何とかしようとしてめちゃくちゃなプランになっていました。「課題文の読み込みや条件整理の段階からすべてプランニングにつながっている」という当たり前のことを理解し、プランにどうつながるか意識しながらエスキスを行えるようになったことで、多少難しい課題でも時間内にプランをまとめることができるようになりました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
時短のための工夫
初めて図面をトレースしたときは作図だけで4時間半もかかってしまい、目標時間内に完成させられるようになるのかとても不安でした。作図強化講座で手順を覚えた後、道具を色々試してみたり、1/400エスキスへの描込みを工夫したりすることで、なんとか3時間は切れるくらいになりました。
製図合格のポイント
勝負は課題文の読み取りから始まっている採点済みの課題が返却されるたびに、ミスした箇所を防ぐためにはどうすればよかったのかを考えるようにしていました。その結果、大きなミスほど、課題文の読み取りや条件整理など、初期段階の抜けや読み違いが原因で起こっていると感じました。試験の最初こそ気を抜かず、学院の手順をひとつひとつ積み上げていくことで、大きなミスを防ぐことができ、合格につながったと思います。
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合格サイクル+継続学習
1回の講義に対して、予習から復習まで講義内容を理解し覚える過程がしっかり組まれているため、カリキュラムの流れに乗って学習していれば大丈夫という安心感がありました。
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グループミーティング
他の受講生のプランや考え方、上手な点やミスの内容を共有することで、多くの経験値を短時間で得ることができました。学科合格から設計製図試験までの時間がないなかで製図を仕上げていかなければいけなかったので、できるだけたくさんの解き方やミスを自分のものにするぞという意気込みで毎講義を臨んでいました。
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合格ダイアリー
毎週、何をどれだけやるか可視化することで、抜けなく学習を進めることができましたし、勉強が嫌になったときもこれだけは最低限がんばらなければ……という砦になってくれました。また、学習が進んでいくと、過去の自分が何をどれだけがんばってきたかも積みあがってくるので、これだけやってきたという自信にもつながりました。
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