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SPECIAL INTERVIEW
継続することの大切さ

野島 巧さん (27) 令和6年度 1級建築士合格
- 学歴:
- 大学院
- 勤務先:
- 建設会社(構造設計)
- 教室:
- 横浜校
計画:17点 環境/設備:15点 法規:27点 構造:30点 施工:23点
受講講座
- 受験回数:
- 学科4回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
安心安全な暮らしの提供
理系分野での進学を考えた際に、仕事としてイメージのしやすい建築に興味を持ち、ものづくりで社会に貢献できるような技術を身につけたいと思いました。進学後は得意科目だった構造分野で設計に携わりたいと思い、大学院を経て建設会社に就職しました。
1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
自己研鑽のため
設計に携わるものとしての最低限の知識やイメージを持つために勉強をはじめました。「試験に合格するだけで1級建築士として十分な知識を有していると言えるのか」という不安がありましたが、独学である程度の知識をつけてから総合資格学院に通い、常にクラス上位をキープすることで不安はなくなりました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
学科・製図ともに対面講義+合格実績
その場で講師に疑問をぶつけられる対面講義を基本としていること、また知り合いで多く合格者がでていることから、学科から製図のストレート合格が狙いやすいと思い、総合資格学院に通うことを決めました。
ご自身と独学者を比べてみて、一番大きな違いは何でしたか
モチベーションの維持
多くの独学者は、模試(1)ではじめて周りと比較できる機会がやってくると思いますが、毎週、教室順位を意識した学習をすることで模試(1)への意識や、そこで失敗したときの立ち直りという面でモチベーションの維持がしやすいと感じました。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残ったエピソード
合格に直結するのは学院に通うこと
1級建築士にただ受かるのではなく、ちゃんとした知識を身につけたいと思っていたので、ある程度の知識を独学で身につけてからと思って今年はじめて総合資格学院に通いました。しかし、受験勉強の期間は精神的にも大変な期間なので早く合格するのが何よりも良いと思います。合格することに特化している資格スクールなのでもっと早く通っていれば良かったと思います。
勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
勉強は時間より問題数
勉強時間は決めず、予習復習に加え自分が決めた問題数を解くことを優先し、どんなに早く終わっても時間がかかっても問題数で勉強量を決めていました。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
法規関係の話が頭に入ってくる
知識がないときに法規の話をされていても理解できていなかったのが、言葉だけで理解できるようになった部分があると感じました。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
対面講義で疑問の解消とお得情報の収集
対面講義なので、大きな疑問から小さな疑問まで休み時間などを使ってすぐに解消できました。また、さらに細かい説明で周辺知識と併せて覚える方が効率の良い部分や、基本的に暗記だけど工夫すれば覚えやすいといった部分は講師の経験でしか語れないので、映像講義や独学では得ることのできないお得な情報だったと思います。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
苦手科目は少ない教材に頼る
苦手科目は模試や直前講座の教材に絞って学習することで、範囲が広すぎてあやふやな記憶になることを防げました。また、重要な部分を確実に覚えることができるので得点に結びつくようになると思います。
講義で一番役に立ったこと、助けになったこと
本試験を意識した指導
学院や講師の経験から実現可能な目標を設定していて、毎回の授業や模試前に示してくれました。毎回その目標を達成することを意識することで、本試験直前には目標点が無理のないものになっていました。
学科合格のポイント
直前期の教材を最低限に絞れたこと繰り返し学習の教材は苦手分野の分析に役立ち、対策講座の教材は本試験の予想問題や数値や用語をまとめているため、科目によって重要視したいポイントごとに教材を絞ることで直前期の学習効率が上がりました。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
いろいろなエスキスプロセスを試す
とにかくはじめはエスキスがうまくいくことがなくて苦労しましたが、新しい課題をはじめるときには過去のエスキスプロセスを試してみることを意識し、過去の課題を復習する際に最新の課題のエスキスプロセスを試してみることで、その課題に対してエスキスがうまくいくポイントが少しずつわかるようになりました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
序盤は時間だけを意識する
最初はどうしても作図時間が長くなってしまいましたし、失敗をおそれずに時間を間に合わせることを意識すると、たくさんの失敗をしました。そのおかげで時間に合わせた作図のスピードだけでなく失敗しやすいポイントを注意しながら作図できるようになりました。
製図合格のポイント
微妙なポイントは気にせず完成へ製図では条件に書かれていないポイントで悩んでしまう瞬間があると思います。私も本番でそのような状況になりましたが、完成を第一優先として取り組みました。合格発表まで直さなかったことを後悔しかけたこともありましたが、合格とわかったときには完成を優先できた自分を褒めたいと思いました。