令和3年度 1級管工事施工管理技士 第一次検定 合格発表

令和3年10月14日(木)に、令和3年度 1級管工事施工管理技術検定 「第一次検定」の合格発表がありました。概要は下記の通りです。

実受験者数 15,827人
(前年 13,531人)
合格者数 3,792人(前年 4,738人)
合格率 24.0%(前年 35.0%)
合格基準 「第一次検定」の合格基準は、解答する60問の内36問以上正解、かつ施工管理法(応用能力)問題7問の内4問以上正解を合格とする。

令和3年度 第一次検定の特徴

直近10年で最低となる合格率 24.0%!

令和3年度は、学科試験から第一次検定に改正され、出題構成が大きく変更となり、非常に厳しい試験になりました。
合格率については直近10年内で最低となる合格率(24.0%)となり、昨年度の合格率(35.0%)と比較すると11%も低下しています。

なお、本年度の合格基準は「解答する60問の内36問以上正解、かつ施工管理法(応用能力)問題7問の内4問以上正解を合格」となり、当初発表されていた「全体の得点が60%以上」「施工管理法(応用能力)の得点が50%以上」という内容から補正はありませんでした。
例年と比べ大幅に低い合格率となりながら、合格基準の引き下げが行われなかった点からも本年度試験の難度がいかに高かったかがわかります。

本年度の合格率が大幅に低下した要因として、問題Bの施工管理法に関する出題の17問中7問が【応用能力】として四肢二択の解答形式(昨年度は17問全て四肢一択)で出題されたことが挙げられます。
四肢二択問題については、選んだ肢の番号が2つとも正しい場合のみ正答になるため、四肢一択問題に比べて、得点する難度は大幅に高くなります。全体の得点で60%の基準を満たしていても、施工管理法の応用能力問題(四肢二択:7問)の範囲で、50%(7問中4問)の基準をクリアーできず、不合格となった受験生も多かったと考えられます。

合格者属性に見る本年度試験の特徴

20代の割合が過去5年では最高の21.5%

近年、合格者に占める20代の割合は増加傾向にあり、令和3年度は、21.5%(前年+1.9%)と過去5年では最も高い割合となりました。5年前(平成28年)と比べると3.9%増加しています。

現在、国をあげて担い手確保のために「働き方改革」の実現にむけた取り組みが進められています。社会保険加入対策をはじめ、令和3年度からは、原則すべての直轄工事が週休2日対象の工事となるなど、処遇改善が進められています。
今回の結果からはそれらの取り組みが一定の成果をあげていることがうかがえます。

令和3年度 第二次検定合格に向けて

令和3年度から旧実地試験は、第二次検定に変更になり、『監理技術者として、管工事の施工の管理を適確に行うために必要な知識を有すること』を問う問題が出題される予定です。令和3年度の第二次検定に合格するためには、施工要領図の判読や施工経験記述対策も重要ですが、全く新しい出題に対する学習・対策も重要となります。
総合資格学院では、新技術検定に対応した 二次対策重点対策講座を11月より開講いたします。
本講座では、新技術検定を踏またカリキュラム構成で学ぶことができると同時に、問題演習と解説講義を通して知識を得点に変える実戦力を身につけることができます。また試験直前には、重点事項確認講座により、重点科目に関する総まとめを行うため、独学で学習に取り組んでこられた方にもおすすめの講座です。

第二次検定を受検予定の方は、当学院講座を活用し本年度確実に1級管工事施工管理技士の資格を取得しましょう!

令和4年度 第一次検定受験をご検討の方へ

令和3年度からは、技術検定制度の改定により第一次検定及び第二次検定と独立した技術検定となり、第一次検定に合格すると、技士補の称号(資格)が与えらるようになりました

以降の試験では、施工管理技術検定における資格取得の魅力が向上する反面、 求められる責任や知識、能力も高いものになる(そのような出題内容になる)と考えられます。
第一次検定の合格を確実にするためには、的確な試験分析に基づく対策が欠かせません。

当学院では、令和4年度に向けた対策講座の受講生募集を開始しております。 最新の出題傾向分析により、変化する試験にも的確に対応する講座となっています。
令和4年度 確実な資格取得をめざされる方は、ぜひ、当学院講座の受講をご検討ください。

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管工事施工管理技術検定に関する疑問や不安を、総合資格学院が解決します。当学院のライセンスアドバイザーが、合格実例に基づき的確にアドバイスいたしますので、ぜひ、私たちと一緒に管工事施工管理技術検定合格をめざしましょう!