平成30年度 1級管工事施工管理技士 学科試験 合格発表
平成30年10月4日(木)に、平成30年度 1級管工事施工管理技術検定 「学科試験」の合格発表がありました。概要は下記の通りです。
実受験者数 | 16,473人 (前年 17,132人) |
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合格者数 | 5,471人 (前年 7,579) |
合格率 | 33.2%(前年 44.2%) |
合格基準 | 学科試験の合格基準は、解答する60問の内36問以上正解を合格とする。 |
平成30年度 学科試験の特徴
合格率は、平成22年以降で最低の33.2%
平成30年度学科試験では、合格基準は36問以上正解で補正はありませんでした。
合格率は33.2%と平成29年から11%下降し、平成22年以降では最も低い合格率となりました。
出題内容は、必須問題の範囲『問題A:No.1〜14、No.38〜44』『問題B:No.1〜17』では過去問の出題が減少し、また過去問とはいえ、比較的難易度の高い問題が目立ちました。合格率、出題内容から見ると、平成29年度と比べ難易度の高い試験であったと言え、過去問を解くだけの学習で試験に臨んだ受験生には特に難しく感じられたと考えられます。
合格者全体に占める25歳〜29歳の割合が19%となり、過去5年では最高に!
現在、建設業界の業績は好調な伸びを示しており、管工事業についても同様の傾向が見られます。
また、今後、高度経済成長期に建設された建物やインフラが急速に老朽化することが懸念されており、既存建築物やインフラの維持修繕・更新等の必要に迫られています。加えて創エネ・省エネに対するニーズに応えるための設備更新工事も増加が見込まれています。
このような理由から、管工事業については今後も需要の増加が見込まれていますが、かねてからの問題である技術者不足は依然として解消されていません。
2017年度の調査(総務省)では、建設業就業者の29歳以下の割合は1割程度となっている一方で、55歳以上の割合は3割超。高齢化が顕著になっており高齢者の退職による技術者不足が引き続き業界全体で問題となっています。加えて、今後、人口減少が予想されていることからも、担い手となる若手技術者の確保は業界全体で喫緊の課題となっています。
全産業の中で高齢化がより進んでいる建設業界では、近年、長時間労働の是正や、雇用保険の加入の徹底、現場における週休2日制への取り組みなど、働きやすい環境創出の推進を通じて、若手技術者の確保に取り組んできました。
本年度の試験では、合格者全体に占める25歳〜29歳の割合が19%となり、過去5年では最高となりました。
受検資格を得た若手社員に対して、早期に資格を取得してもらいたいと考える企業が増加していることに加え、前述のような担い手確保の取り組みが奏功していると考えられます。
資格取得は、需要が高まっている「今」が好機!
需要の増加が見込まれながらも、技術者不足が問題となっている建設業界では、資格者の価値は年々、高まっています。そんな今こそ資格取得の好機。
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