平成30年度 1級管工事施工管理技術検定 実地試験総評

総評

令和元年度実地試験は、例年通り問題1〜6の6問が出題され、問題1と問題6が必須問題、問題2、3および問題4、5が選択問題で必要解答数は合計4問でした。
平成30年度から問題2、3(選択問題)については「解答する留意事項(4つ)が具体的に指定される形式」となり、平成29年度以前に比べ、難度が上がっています。

 

問題1:施工要領図等の読取り(改善策の記述等) 【必須問題】

施工要領図等の読取り問題は、例年、空調設備関係および給排水設備関係が出題されています。

 

令和元年度は、5問中2問が過去10年以内に出題のあったものと同様の問題、1問が応用問題、2問が新傾向の問題でした。設問3の「屋外排水平面図の改善策」では、実地試験では初めて合流式下水道への接続における原則的な部分が問われました。特に、給排水の施工管理業務を行っていない受験生にとっては、解答が難しかったと考えられます。対策としては、学科試験対策の段階からしっかりと原理・原則を理解することが重要です。


問題1は、空調、給排水の実務に関わっていない受験生も全ての問題に解答しなければならないため、学科試験以上に『管工事全般の施工管理』について幅広い知識が必要になります。

問題2(空調設備)、問題3(給排水設備):施工上の留意事項等の記述【選択問題】

この範囲は、問題2か問題3の、どちらかを選択して解答する形式でした。

 

例年、各種設備の施工上の留意事項や試運転調整を行う場合の留意事項を4つ解答する問題が出題されており、令和元年度は問題2で「空冷ヒートポンプマルチパッケージ形空気調和機の冷媒管の施工及び試運転調整」、問題3で「汚物用水中モーターポンプ及びポンプ吐出し管の施工及び試運転調整」が出題されました。

 

平成29年度までは単に留意事項を4つ解答する形式だったため、各種施工や試運転調整に関する多くの留意事項から理解しやすいものを優先的に覚えておけば対応できる内容でしたが、平成30年度から出題形式が変更となり、「解答する留意事項(4つ)が具体的に指定される形式」に変更されています。これにより、この範囲の解答の自由度が低下したため、難度は高くなっています。

問題4:工程管理(工程表等)、問題5:法規(労働安全衛生法関連)【選択問題】

この範囲は、問題4か問題5の、どちらかを選択して解答する形式でした。

 

問題4では「ネットワーク工程表と山積み図、山崩し」が出題されました。令和元年度においては、過去10年に出題が無かった内容も含まれていたものの、 難度の低い問題が多かったため、例年と比べ解答しやすい設問が多かったと考えられます。

 

問題5では「労働安全衛生法関連条文を中心とした安全管理の穴埋め問題(5つの穴埋め)」が出題されました。5つの穴埋め中、半数程度は過去問やそれに類似する内容でしたが、「熱中症予防に用いられる暑さ指数(WBGT)」に関する問題が2つの穴埋めとして初めて出題され、例年と比較すると難易度はやや高くなりました。

問題6:経験記述【必須問題】

令和元年度の記述テーマは、@『安全管理』、A『材料・機器の現場受入検査』であり、@Aの2つのテーマともに平成30年とは異なるものでした。

 

経験記述でしっかり得点するためには、どのようなテーマが出題されてもしっかり解答できるように、あらかじめテーマごとに区別、整理して記述を準備することが必要です。 また、各テーマに対して主に「重要と考えた事項とその措置(対策等)」が問われ、その内容を採点者にわかり易く伝えることが重要となります。記述は、自分自身の答案が合格レベルに達しているのかの判断が難しいため、第三者の添削を受けることが最も効果的な試験対策と言えます。

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