二級建築施工管理技士 試験制度を知ろう

二級建築施工管理技士になるためには、(財)建設業振興基金が実施する二級建築施工管理技術検定試験に合格しなければなりません。

この検定は、第一次検定と第二次検定に分かれて実施されます。2級建築施工管理技術検定は、第一次検定に合格すると2級建築施工管理技士補、第二次検定に合格すると2級建築施工管理技士の国家資格を取得することができます

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詳細は、一般財団法人 建設業振興基金のホームページをご確認ください。

試験内容

■第一次検定

  • 解答は、マークシート方式で行われます。
検定科目 検定基準 知識・能力の別 解答形式
建築学等

1. 建築一式工事の施工の管理を適確に行うために必要な建築学、土木工学、電気工学、電気通信工学及び機械工学に関する概略の知識を有すること。

2. 建築一式工事の施工の管理を適確に行うために必要な設計図書を正確に読みとるための知識を有すること。

知識 四肢択一
施工管理法

1. 建築一式工事の施工の管理を適確に行うために必要な施工計画の作成方法及び工程管理、品質管理、安全管理等工事の施工の管理方法に関する基礎的な知識を有すること。

知識 四肢択一

2. 建築一式工事の施工の管理を適確に行うために必要な基礎的な能力を有すること。

能力 五肢択一
法規 建設工事の施工の管理を適確に行うために必要な法令に関する概略の知識を有すること。 知識 四肢択一

■第二次検定 ※下記は令和5年度の内容です。

【種別:建築】

検定科目 検定基準 知識能力 解答形式
施工管理法 1.主任技術者として、建築一式工事の施工の管理を的確に行うために必要な知識を有すること。 知識 四肢一択
(マークシート)
2.主任技術者として、建築材料の強度等を正確に把握し、及び工事の目的物に所要の強度、外観等を得るために必要な措置を適切に行うことができる応用能力を有すること。

3.主任技術者として、設計図書に基づいて、工事現場における施工計画を適切に作成し、及び施工図を適正に作成することができる応用能力を有すること。
能力 記述

【種別:躯体】

検定科目 検定基準 知識能力 解答形式
躯体
施工管理法
1.建築一式工事のうち基礎及び躯体に係る工事の施工の管理を的確に行うために必要な概略の知識を有すること。 知識 四肢一択
(マークシート)
2.基礎及び躯体に係る建築材料の強度等を正確に把握し、及び工事の目的物に所要の強度等を得るために必要な措置を適切に行うことができる高度の応用能力を有すること。

3.建築一式工事のうち基礎及び躯体に係る工事の工程管理、品質管理、安全管理等工事の施工の管理方法を正確に理解し、設計図書に基づいて、当該工事の工事現場における施工計画を適切に作成し、及び施工図を適正に作成することができる高度の応用能力を有すること。
能力 記述

【種別:仕上げ】

検定科目 検定基準 知識能力 解答形式
仕上
施工管理法
1.建築一式工事のうち仕上げに係る工事の施工の管理を適確に行うために必要な概略の知識を有すること。 知識 四肢一択
(マークシート)
2.仕上げに係る建築材料の強度等を正確に把握し、及び工事の目的物に所要の強度、外観等を得るために必要な措置を適切に行うことができる高度の応用能力を有すること。

3.建築一式工事のうち仕上げに係る工事の工程管理、品質管理、安全管理等工事の施工の管理方法を正確に理解し、設計図書に基づいて、当該工事の工事現場における施工計画を適切に作成し、及び施工図を適正に作成することができる高度の応用能力を有すること。
能力 記述

※試験内容は制度変更される場合がありますので、詳細については、必ず試験実施機関にてお確かめください。

令和5年度 1級建築施工管理技術検定 第二次検定 合格実績

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