令和4年度 2級建築施工管理技術検定「第一次検定(前期)」 合格発表

令和4年7月5日(火)に、6月12日(日)に実施された令和4年度 2級建築施工管理技術検定「第一次検定(前期)」の合格発表がありました。概要は下記の通りです。

全体
受検者数 13,474人
合格者数 6,834人
合格率 50.7%
合格基準 40問中24問以上正解

総評

令和4年度6月12日(日)に実施された、令和4年度2級建築施工管理技術検定第一次検定(前期)の受検者数は13,474人合格者数は6,834人合格率は50.7%でした。受検者数が大幅に増加した令和3年度からさらに増加(+400人)しました。
令和3年度から改定された新技術検定制度では、第一次検定に合格すると「2級建築施工管理技士補」、第二次検定に合格すると「2級建築施工管理技士」の国家資格が得られるため、受検に対する関心がより高まり、受検者数増の要因になったと考えられます。

合格者の属性について

令和4年度2級建築施工管理技術検定第一次検定(前期)の合格者数の半数以上(50.4%)が29歳以下となり、29歳以下の合格者が令和3年度と比べ、さらに増加(+2.8%)しました。技術者の入り口となる2級第一次検定において、平成28年度より17歳(高校2年生)以上の受検が可能、平成29年度より試験を年2回実施と、受検機会の拡大が進められたことで若年層における資格取得への意欲向上がうかがえます。

合格へのポイント

2級建築施工管理技術検定の第一次検定は、平成30年度からは受検種別毎(建築・躯体・仕上げ)の施工法の問題が廃止され、全受検生が共通の問題を解答する試験になりました。令和3年度からは、必須問題として施工管理法の能力問題が四肢二択形式で出題されています。施工管理法の能力問題でも問われている内容は躯体工事と仕上げ工事に関する出題であり、第一次検定では、躯体工事・仕上げ工事を問わず建築工事全般の幅広い知識を求められています。

合格をつかむためには、建築工事に関わる幅広い範囲から試験で出題される内容を的確に学んで知識として定着させていく必要があります。しかしながら、何を学ぶべきか情報を調べながら学習を進め、確実に身についているか自分で確認することは独学では困難といえるでしょう。

当学院では、長年にわたる試験分析をもとに作成したカリキュラムで、新試験制度においても、幅広い出題範囲からおさえるべきポイントを効率的に身に着けられる講座を開講しています。第一次検定対策においては、四肢二択の問題など、新たな出題形式の問題に対しても、オリジナルの問題で十分な演習を行うため、試験本番でも慌てずに対応できます。また、第二次検定においては、初学者の方でもわかりやすい解説とオリジナル教材により、記述力を徹底的に強化、さらに添削指導により、記述上の弱点を完全に克服します。
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