令和3年度(10月17日実施) 宅地建物取引士資格試験 合格発表

令和3年12月1日(水)に、10月17日に実施された令和3年度宅地建物取引士資格試験の合格発表がありました。概要は下記の通りです。

全体 登録講習修了者
受験者数 209,749人 48,881人
合格者数 37,579人 10,427人
合格率 17.9% 21.3%
合否判定基準 50問中34問以上正解 45問中29問以上正解

総評

令和3年度試験について、令和2年同様、新型コロナウイルス感染症の影響で10月17日(日)と12月19日(日)に分けて試験が実施される形となりました。
10月17日(日)実施試験の 受験者数は209,749人合格者数は37,579人となり、 合格率は17.9%でした。 合格判定基準は、50問中34問以上正解となりました。

  • ※登録講習修了者については、受験者数48,881人、合格者数10,427人、合格率21.3%となり、合格基準点は45問中29問以上正解となりました。

全体の結果を令和2年度(10月実施試験)と比較すると、 合格率は0.3%上昇し、 合格基準点は昨年の38点より4点低い34点となりました。

試験の特徴

出題内容について、 権利関係における改正民法等、例年同様に新規の出題が目立ちました。また、 基礎知識や過去頻出項目であっても、切り口を変える等、応用力を問う問題が散見されました。出題形式については、宅建業法の個数問題(※1)は5問で、令和2年の10月実施試験の4問よりも1問増加しました。また、権利関係でも個数問題が1問出題されました。その他は例年通りであり、権利関係の判決文問題も1問出題されました。

全科目を通して、令和2年度と同様に、過去頻出項目やその周辺知識からの出題が多く見られた一方、改正民法等の改正法に関する知識や初出題項目が出題されたことに加え、細かい知識が出題されたりするなど、得点しにくい問題も散見されました。また、内容的には基礎的なものであっても、切り口や表現を変えて出題する等、応用力を問う問題も出題されました。
一方、特に宅建業法を中心に、きちんと基礎知識や過去出題項目を学習することで確実に得点できる問題も例年通り出題されています。 全体を通して、過去出題項目やその周辺知識を確実にした上で、応用力が問われる問題や初出題項目について、得点をどれだけ積み上げられたかがポイントとなりました。

  • ※1 個数問題とは、「正しいものは“いくつ”あるか」と問われ、「1 一つ」「2 二つ」というように、正しい(誤り)選択肢の数を答える出題形式です。全ての肢を検討しなければならないため、一般的に難易度は上がります。

今後の試験対策

令和3年度試験の出題傾向を踏まえ、今後の宅建士試験を突破するためには、以下のような点がポイントとなると考えられます。

(1)過去出題項目の正確理解+周辺事項・関連事項の学習
過去出題項目については、個数問題にも対応できる正確な理解・記憶を前提とした上で、その周辺事項や関連事項も含めて学習することが合格には必須条件となります。

(2)応用力・問題対応力の習得
近年は、出題形式や出題表現が多様となってきており、しかも毎年、変化しています。これらの多様性とその変化に対応できる応用力と問題対応力を身に付ける学習が合否を分けます。

(3)法改正・新傾向・最新動向の把握とその対応
ここ数年は、民法の大改正をはじめ、法令上の制限(建築基準法)の改正など、大きな法改正が続いています。また、デジタル社会の形成に向けた法改正が各種法令で予定されています。また、近年は、台風や豪雨、地震による災害が多く、その復興・予防が国土交通省の大きな課題になっています。 今後の試験でも引続き、法改正・新傾向・最新動向に常にアンテナを張り、対応していく必要があります。

当学院講座について

当学院では、本年度の出題傾向を踏まえた令和4年度講座について、受講生募集を開始しています。

【当学院宅建士講座の特徴】
◆問題集に過去12年の本試験問題の他、13年以上前の重要な過去問をも項目別に全掲載!
◆講義では、問題を活用しながらすすめることで知識の理解にとどまらず得点力まで徹底強化。
◆判決文問題や比較問題、会話文形式問題、総合問題等、多様な出題形式の問題を多数用意し、学習初期の段階から徹底演習!
◆R3本試験を受け、令和4年度本試験に向けてテキスト、問題集等、全教材を改訂!
◆別冊の「法改正資料集・最新統計資料集」も配付・活用し、法改正・新傾向・最新動向関連問題への対応力を徹底強化!

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※画像は昨年度版です。
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