第17回 JIA関東甲信越支部 大学院修士設計展
第17回 JIA関東甲信越支部 大学院修士設計展
名称 |
第17回 JIA関東甲信越支部 大学院修士設計展 |
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日程 | 作品展示: 公開審査: |
会場 | 日本大学理工学部 駿河台キャンパス タワー・スコラ7階 (東京都千代田区) |
審査員 | 山本 理顕(名古屋造形大学 学長/山本理顕設計工場 代表取締役) |
実行委員 |
佐藤 光彦(日本大学 教授/佐藤光彦建築設計事務所 主宰) |
主催 |
公益社団法人日本建築家協会(JIA) 関東甲信越支部/大学院修士設計展実行委員会 |
協力 |
日本大学理工学部 |
協賛 |
株式会社 総合資格/総合資格学院 |
密度の高い作品が並ぶ修士設計展
会場には、修士課程の成果として密度が高められた作品が並びます。プレゼンボードや模型、また動画も使用するなど、第三者への伝え方にも工夫を凝らした様子が伺えます。
一次審査が開始
審査員・実行委員
- 山本 理顕氏
(審査員)
- 佐藤 光彦氏
(実行委員長)
- 赤松 佳珠子氏
(実行委員)
- 今村 創平氏
(実行委員)
- 佐藤 誠司氏
(実行委員)
- 日野 雅司氏
(実行委員)
- 岡野 道子氏
(実行委員)
- 実行委員長:佐藤 光彦氏
二次審査に7作品が選出
■二次審査進出作品 |
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他の賞を含む結果は以下の通り。
最優秀賞 | |
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中国・湖北省の十堰市を対象に、洪水対策を強化する新しい河川システムを提案。同時に、水質と都市環境を維持するための生態系の構築、フリーマーケットやコミュニティセンター、農業公園などによる魅力的な都市空間の提供を図っている。 |
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王 西さん |
優秀賞 | |
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現代都市の妖怪が住む場所を収集・調査・分析し、その結果を建築計画に適用。人の想像により補完されることで成立する空間、すなわち実と虚が混在した空間を設計した。 |
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國清 尚之さん |
優秀賞 | |
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参加型自主管理活動「ワーカーズコレクティブ」を誘発するような場を設計。埼玉県越谷市の日の出商店街を敷地に、既存形態に共用となる中層の挿入・住居の再編を行った。 |
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中島 滉平さん |
奨励賞 | |
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建築がつくられる施工プロセスを地域に開き、DIYやセルフリノベーションを前提として進行する施工方法を「オープンビルド」と名付け、木密地域の更新手法構築を図った。 |
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横山 大貴さん |
奨励賞 | |
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持て余した土地や空き家などを「余ったもの」ではなく「ストック」として捉え直す。それらを活用して、限界集落への移住促進のための場所を設計している。 |
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久保田 祐基さん |
総評
審査会の後、表彰と懇親会が行われました。冒頭、山本氏は「今の社会状況で建築をつくっていくことは大変だと思います。しかし、この状況を変える力が建築にはあると信じて、皆さんは設計に取り組まれているのでしょう。できるだけ皆さんが建築をつくりやすい状況を、僕自身もつくっていきたいと思っています。躊躇することなく、自分で高いハードルを設定して、新しい建築をぜひ目指してください」と総評しました。
乾杯の挨拶に立った、協賛する総合資格学院の岸隆司学院長は「今日は本当に大作がたくさんありました。皆さんがこれまで取り組んできたことを、これから実社会でさらに発展させていけるよう、当社としても応援していきたいと思っています」と述べました。懇親会は、審査員・実行委員と出展者が交流を深める場となりました。
- 総評を述べる山本氏
- 総合資格学院の岸学院長
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