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令和3年度 宅建士試験「解答・解説書」(12/19実施版)
令和4年8月23日(火)に、令和4年度 2級建築士 学科試験の合格発表がありました。概要は下記の通りです。
概要 | |
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実受験者数 | 18,893人(前年19,596人) |
合格者数 | 8,088人(前年8,219人) |
合格率 | 42.8%(前年41.9%) |
合格基準点 | 学科Ⅰ(建築計画)【13】点 学科Ⅱ(建築法規)【14】点 学科Ⅲ(建築構造)【14】点 学科Ⅳ(建築施工)【13】点 総得点【60】点 ※各科目及び総得点の基準点全てに達している者を合格とする。 ※なお、基準点については、各科目とも13点、総得点60点を原則とするが、本年については、学科Ⅱ及び学科Ⅲの平均点が例年に比べ著しく高く、そのことが試験問題の難易度の差に起因すると認められたため、学科Ⅱ及び学科Ⅲの基準点の補正を行っている。 |
令和4年8月23日(火)に、令和4年度 2級建築士学科試験の合格発表がありました。受験者数は18,893人、合格者数は8,088人となり、合格率は42.8%でした。
令和3年度と比較すると、受験者数は703人、合格者数は131人減少し、合格率は0.9%増加しました。
一方、基準点については、学科Ⅱ及び学科Ⅲが14点、その他2科目が13点、総得点は60 点となりました。学科Ⅱ及び学科Ⅲについては、平均点が例年に比べ著しく高く、そのことが試験問題の難易度の差に起因すると認められたため、基準点の補正が行われています。
令和2年度より新たに合格者属性に加わった「職域別」において、「学生(大学院生含む)・研究生」の割合は25.5%でした。令和3年度に引き続き、前年度を上回る結果となったことからも、学生の割合が増加傾向にあることが読み取れます。
「年齢別」において、令和4年度の「24 才以下」の合格者の割合は59.6%でした。 10年前は40.0%(平成24年度)であったことから、年齢別における合格者の割合が大きく変化していることが読み取れます。
「職域別」「年齢別」の結果からも、「学生」の方も積極的に受験する試験になっているといえます。学生の皆さんは、令和2年の受験資格の緩和により、実務経験なし(※指定科目を修めて卒業する必要あり)で受験が可能です。このチャンスを活かし、ぜひ資格取得に挑戦をしてみてください。
「男女別」において、女性合格者の割合が34.1%と、過去10年で最高となりました。 国だけでなく、業界団体や企業単位でも継続的な取り組みが行われており、今回の結果からも女性活躍の機会が広がってきていることが読み取れます。
令和4年の試験は正答肢が初出題の問題が100 問中28問と、令和3年度よりも増え、例年並みの初出題割合に戻りました。科目別でみると、学科Ⅰ(建築計画)は、易しかった令和3年度試験から、初出題が増え、例年並みの難易度となりました。学科Ⅱ(建築法規)および学科Ⅲ(建築構造)の初出題割合は、例年並みでしたが、取り組みやすい問題は比較的多かったと考えられます。学科Ⅳ(建築施工)については、初出題割合、難易度ともに例年並みとなりました。
全体的には、各科目において、新しい用語や事項についての出題が目立ちましたが、 そういった問題に冷静に対応することに加え、過去問とその周辺知識を正しく理解・習得したうえで、問題を正しく判断し、正確に計算することで、十分に合格圏内へと入ることができる内容でした。また、初出題の問題にも落ち着いて対処し得点を加えることで、高得点での合格も可能な試験でした。
今後の試験において、確実に合格を勝ち取るためには、基本事項の原理・原則をしっかりと理解したうえで、どのような出題のされ方をしても取りこぼさず得点できる応用力を身につける必要があります。また、より合格の可能性を高めるためには、最新の出題傾向を踏まえた問題演習等を行い、他の受験生よりも高得点をとる実力を、全ての科目において身につける必要があります。
当学院では、より多くの方に合格を勝ち取っていただくために、最新の学科試験分析に基づいた講座カリキュラムで、合格までのサポートを行います。 令和5年度受験をお考えの皆さまは、ぜひ受講をご検討ください。