令和5年度 構造設計1級建築士修了考査 結果発表
令和5年度 構造設計一級建築士講習 修了判定 結果発表
実受講者数 | 修了者数 | 修了率 | |
---|---|---|---|
申込区分Ⅰ (全科目受講) |
562人 (前年:516人) |
147人 (前年:155人) |
26.2% (前年:30.0%) |
申込区分Ⅱ (法適合確認のみ受講) |
18人 (前年:78人) |
8人 (前年:58人) |
44.4% (前年:74.4%) |
申込区分Ⅲ (構造設計のみ受講) |
107人 (前年:56人) |
32人 (前年:22人) |
29.9% (前年:39.3%) |
講義の一部・修了考査免除者 (旧申込区分IV) |
0人 (前年:1人) |
0人 (前年:1人) |
---% (前年:100%) |
合計 |
687人 (前年:651人) |
187人 (前年:236人) |
27.2% (前年:36.3%) |
総評
全体総評
法適合確認、構造設計ともに令和4年度よりも問題が難化したため、各区分の修了率が低下し、区分合計で30%を下回る修了率となりました。
令和5年度の修了率と区分合計は過去10年間で2番目に低い修了率となります。
『法適合確認』は、選択理由記述式4肢択一で初出題率は正答肢で50%でした。黄色本に掲載されているものが多く出題されたため、黄色本で記載箇所をすぐに確認できるよう、十分に読み込んでおく必要があり、理由記述においても、記述のトレーニングを十分に行っていないと対応が難しかったと考えられます。記述式については、70%程度が初出題の内容を含む問題や過去問を発展させた問題でした。
過去出題内容は確実に正解できる実力を備えたうえで、「一貫構造計算プログラム」「モデル化」など近年の傾向を的確にとらえた対策が必須であったといえます。
『構造設計』では、選択理由記述式4肢択一で初出題率は正答肢で50%となりました。
記述式は、50%程度が初出題の内容を含む問題や過去問を発展させた問題となり、計算量が多く、慎重に計算を進める必要がありました。
問題を正確に読み取り、適切な計算を行うために、問題を丁寧に読み込むトレーニングを積めていたかが重要であったといえます。(初出題率は学院分析による)
科目別の修了者数と修了率
科目別の修了率としては下記のように法適合確認、構造設計ともに低下しています。
実受講者数 | 修了者数 | 修了率 | |
---|---|---|---|
法適合確認 | 580人 | 213人 |
36.7% (前年比:-14.8%) |
構造設計 | 659人 | 206人 |
31.3% (前年比:-1.7%) |
申込区分Ⅰ受講者の修了率
申込区分Ⅰ受講者についても、法適合確認・構造設計ともに低下しています。
・法適合確認 36.5 %(昨年比 -11.6 %)
・構造設計 30.1 %(昨年比 -2.3 %)
※科目修了者数より算出
対策講座
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