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SPECIAL INTERVIEW
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阿佐 南帆子さん (25) 令和3年度 1級建築士合格
- 学歴:
- 大学
- 勤務先:
- メーカー(ファシリティマネジメント)
- 教室:
- 藤沢校
計画:10点 環境/設備:19点 法規:24点 構造:24点 施工:16点
受講講座
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
この仕事の道に進もうと思ったきっかけ
建物を活かしていく仕事
自社のプロジェクトの中で、新築物件の企画に携われる機会もありますが、主な仕事は既存建築物の運用管理です。利用者の声を身近に聞きながら、建物をどう活かして いくかマネジメントしていくことが醍醐味です。
1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
専門的知識を仕事に活かしたい
受験の決断理由は、専門的な知識をもって仕事に活かしたいと考えたからです。仕事と勉強の両立ができるか不安でしたが、職場の理解と協力もあり、納得いくまで勉強することができました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
勉強に集中できる環境
独学も選択肢にはありましたが、最も効率的な受験にするためにはスクールに通った方がいいと考え、職場の先輩や知人の多くが通っていた総合資格学院に通うことに決めました。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
テストの結果に一喜一憂しすぎない
テストの結果を真摯に受けとめることはもちろん大切ですが、あまり一喜一憂しすぎず、次の勉強につなげていくことが大切だと思います。
勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
自分にあった勉強のリズムを見つける
勉強量はもちろん大切ですが、質の高い勉強にするための工夫も大切だと思います。あまり集中力が続かないときは、時間を区切って場所を変えて勉強するなどの工夫をしていました。適度に外の空気を吸ったり体を動かしたりするなどして、リフレッシュするといいと思います。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
防火区画の知識
自社の建物内のレイアウト変更を検討している際に、防火区画の知識が役立ったことが印象に残っています。その他にも、工場内の騒音対策など、職場から受ける様々な相談に対して、知識が活かされるようになりました。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
すぐに相談できる安心感
疑問点をその場ですぐに解消できることがとてもありがたかったです。特に、自分の職種以外の範囲など、イメージがしづらい箇所は個別に丁寧に教えていただいたり、自分の弱点を踏まえた上での勉強法のアドバイスなどをいただけて、とても心強かったです。
得意科目と苦手科目
得意科目
設備
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
苦手な分野は基本にかえる
私は仕事柄、あまり施工現場のイメージがわかず、5科目の中で施工が最も苦手でした。そこでとにかく徹底したことが、基本にかえることでした。今さら……と思いつつも、定着度確認テストと、プレテストからやり直したのですが、結果的に良かったと思います。
設計製図試験も見据え、学科学習時から正しく理解し、記述できるレベルまで実力を引き上げる指導から感じた効果
正しく記述できれば学科で間違えない
どうしても、学科の勉強に没頭していると正か誤かに気をとらわれてしまいますが、なぜそうなるのか、ということがわかっていれば、必ず正しい選択肢にたどりつけます。正しく記述できるということは、原理の理解につながるため、結果的には学科にも製図にも役立ったと思います。
学科合格のポイント
試験終了まであきらめない学科に大切なのは、3回目模試までが3割、ラスト一週間が3割、本番が3割だよ、という講師の言葉が印象に残っています。3回目模試終了後にいただいた言葉なのですが、その通りだったと思います。当時は、もうほとんどがんばり切った…という気持ちもどこかあったのですが、最後の最後まで気を抜けないと身が引き締まりました。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
グループ交換添削を活用する
スパン割や平面検討など、どうしても手が止まってしまう箇所がありましたが、グループ交換添削を積極的に行い、悩みや工夫を共有することで克服につながったと思います。うまくいったことだけでなく、うまくいかなかったことも共有し、協力し合いながらレベルアップにつなげられたと思います。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
とにかく描いてスピードを上げる
作図のスピードを上げるには、とにかく期間をあけず、何枚も描くことが大切だと思います。
設計製図試験において、学科対策期間中からやっておいてよかった、あるいはやっておけばよかったこと
設備や構造の理解を深める
製図課題に取り組むなかで、ここの構造どうなってるの?この空調方式だとこの設備がいるはずだよね?などの指摘を多々受け、構造と設備の理解が不足していることを痛感しました。慌てて基礎から勉強し直しましたが、時間のロスになってしまったと思うので、学科対策期間中に徹底しておけば良かっと思います。
製図合格のポイント
迷わない勉強中も、試験当日も、とにかく意味のない迷いは捨てて、手を動かし続けることが大切だと思います。
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合格サイクル+継続学習
予習、復習、テスト……というサイクルを自然と遂行できたのでありがたかったです。特に、予習をしっかりやると、講義の内容も理解しやすく、その後の記憶の定着も良かったように思います。
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グループ交換添削
製図はとにかく時間がないので、いかにミスをなくし、スピードを上げ、より良いものを仕上げていけるかという戦いでした。グループ内で、工夫点やミスを共有していく中で、短期間でのレベルアップが実現できたと思います。
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学科模擬試験
模試は、当日のタイムマネジメントや受験イメージをつかむ練習になるほか、自分の得意不得意の傾向をつかむのに最適でした。忘れてしまった分野の復習や、自信のない分野の強化のため、全ての問題に対して、解説の読みこみと教材の総復習を徹底したことがいい勉強になりました。
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