合格体験記 一級建築士藤井 涼さん

SPECIAL INTERVIEW

最後まで何が起こるか分からない

藤井 涼さん (23) 令和3年度 1級建築士合格

学歴:
大学

勤務先:
建設会社(設計・施工管理)

教室:
福山校
本試験得点 87点

計画:11点 環境/設備:17点 法規:23点 構造:19点 施工:17点

受講講座

受験回数:
学科1回/設計製図1回

私の受験ストーリー

この仕事の道に進もうと思ったきっかけ

小さいころからものづくりが好きだった

小さいころからなにかものを作ることが大好きで、中学生のころから「自分の作ったもので人の役に立ちたい」と思うようになりました。建築学部に進学した当初は、住宅の設計に携わりたいと考えていましたが、勉強していくなかで住宅だけに限らず様々なものを設計したいと思い、今の会社に就職しました。

1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法

設計業務のなかで必ず必要なもの

2級建築士取得後に取ろうと考えていましたが、今の会社から内定を頂いたときに、来年の1級建築士試験を受験してくださいと言われました。このときは、「自分なんかが受けて合格できるのか?」と不安になることが多かったです。しかし、終わってみれば学生時代と入社間もないころの比較的時間が確保できるときに勉強できたので良かったと思っています。

独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由

過去問以外の問題に挑戦できるから

最初総合資格の方にお会いした際に、学科の問題の30問近くが初出題であることを知りました。そこで、過去問以外の対策をどうするか考えた結果、多くの問題に挑戦できる総合資格を選びました。

合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード

教材にこだわらないこと

試験前に教材にこだわった結果、試験のときに見たことのない問題が多く出題されて焦りました。教材にこだわることも大切ですが、こだわりすぎることはやめておけば良かったと思っています。

周り(会社の同期や身近の先輩社員)の1級建築士に対する学習状況はどうだったか

時間が取れず苦労している

僕が就職した会社では、新入社員に対しては勤務時間中に勉強の時間を確保してくれたので、直前期は、講義の復習だけでなく問題集にも時間をかけることができました。しかし、2年目以降になると、仕事量も増え、勉強時間の確保が難しいと聞きました。

当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと

いろんなことを講師の方に聞けた

講義を受けているとどうしてもわからないところが出てきます。なので、すぐに講師に聞けたのはとても良かったです。また講義以外でも、勉強方法のことや自分の苦手のところの相談もできたので助かりました。

学科攻略法

得意科目と苦手科目

Strong and weak points

法規

得意科目

構造

苦手科目

得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法

法令集を最大限に活かす

法規の解答時間は思っている以上に時間がかかりました。なので、解答時間をなるべく早くしようと考えました。そこで、1度解いた問題の条文にあたる部分は、赤と青とは別の色で線を引きました。このようにすることで見覚えのある問題に対しては時間を短縮することができ、分からない問題に対して時間をかけて解くことができました。

学科合格のポイント

習ったことを定着させること

講義が始まってから試験本番まで長い期間があります。なので、習ったことをできるだけ忘れないようにすることが重要だと考えていました。講義後の復習に力を入れ、講義直後にするだけでなく、数週間後にもすることで定着をしていきました。

設計製図攻略法

エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと

エスキスのプランがなかなかまとまらなかった

エスキスのプランは設計条件と法令を守る必要があり、一つ直すと別のところで整合が取れなくなることが多かったです。なので、課題演習後はできるだけ多くのプランを見てその良いところを吸収し、次の課題演習に活かすようにしていました。

作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと

時間がなかなか縮まらなかった

製図試験のなかで一番苦労したのが、作図の時間がなかなか縮まらなかったことです。目標時間をオーバーすることがほとんどでした。なので、とにかく枚数を描いて、作図に慣れることで克服していきました。

設計製図試験において、学科対策期間中からやっておいてよかった、あるいはやっておけばよかったこと

設備と構造は記述ができるレベルまで理解をしておけば良かった

学科試験は4択なので、キーワードを抑えておけば多少分からなくても解ける問題も多かったです。しかし、製図試験では、自分で知識をまとめて答えなければいけません。特に設備と構造はよく問われるので、学科対策期間から、記述ができるようになっておけば良かったと思いました。

製図合格のポイント

やることは全てやりきる!

学科から製図までは約2ヶ月と学科のときと比べてとても短い期間の勝負です。しかし、やることは山のようにたくさんあります。一週間のなかで、復習、課題、自分の苦手対策などやるべきことをやりきったことが合格に繋がったと思います。

メッセージ

合格後の心境や、周りの変化、今後の目標や抱負

今後は1級建築士として、とても責任のある仕事になってくると思います。なので、日々の努力を惜しまないようにしていきたいと思います。また、人の気持ちに立って設計ができる建築士になりたいです。

資格取得をめざす方へアドバイス

時間が自由に使える学生時代と仕事がそこまで任されていない新入社員時代は、勉強時間の確保がしやすい時期だと思います。その期間を活かせるよう勉強をスタートしてください!

総合資格で良かったところ

  • デジトレ

    すきま時間などで気軽に問題を解くことができるのでよく使いました。また、間違った問題は記録されているので、間違った問題だけ繰り返し解くことができたのでとても助かりました。

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  • 学科模擬試験

    学科試験では、過去出題された問題以外からの出題が増えてきています。本番と似た緊張感のなかで、見たことのない問題に挑戦できるのはとても良かったです。

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