合格体験記 一級建築士稲村 翼さん

SPECIAL INTERVIEW

どう学習すれば結果が出るか、やり方を常に工夫する

稲村 翼さん (23) 令和3年度 1級建築士合格

学歴:
工業高校

勤務先:
フリーター

教室:
山形校
本試験得点 98点

計画:13点、環境・設備:17点、法規:24点、構造:23点、施工: 21点

受講講座

受験回数:
学科1回/設計製図1回

私の受験ストーリー

現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ

高校のインターンシップをきっかけに

以前から私は住宅に興味があり、大工に憧れがありました。そのため、高校は地元の工業高校に進学し、建築を学びました。学校生活の中で、インターンシップとしていった地元の建設会社の現場管理の仕事を目の当たりにし、建物のすべてに幅広く精通し、安全な建物をつくり上げる姿にとても惹かれました。その時に、建設業界で建物に深く広く関われる仕事がしたいと思いました。

1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法

自分の選択肢を広げるための受験

建設業界で働くのなら、自分の仕事の幅を広げるために建築士の資格は絶対に取っておきたいと考えて、受験しました。

独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由

小さな疑問もその場で解決

私には、ライブでの講義が一番自分に合っていると思い総合資格学院に決めました。どんな小さな疑問でも、その道のプロの講師が納得いくまで、その場で解説してくれるのがとてもありがたかったです。疑問はその時に解決しないといつまでも残ってしまうので、とても良い環境で勉強できだと思っています。

合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード

時間の使い方

試験対策の中盤で仕事を退職したため、時間は比較的確保できていましたが、「モチベーションの維持」「計画的に勉強を進める」というのがとても難しかったです。製図試験の期間は、講師が課題を多めにつくってくださり、無駄な空き時間を減らすことで気持ちを途切れさせずに試験本番に挑むことができました。

勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点

場所でケジメをつける

集中できる時間には限りがあるため、勉強する場所をつくりそこでだけ勉強するルールを設けました。学院に行き、飽きたらカフェや喫茶店に行き、そこでだけ勉強しました。時間の確保の点では、自分は恵まれていたと思います。

当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード

仕事の打ち合わせ

施工管理では、施工、法規の内容が業務にとても深く関わっており、打ち合わせの上司と職人の話しが以前より理解できるようになりました。内容が理解できるようになると自分でも考えることができるので、仕事がとても楽しくなりました。

当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと

その場で納得できる

ライブ講義では、見つけた疑問点をその日のうちに講師に聞くことができるので、回数を重ねるごとに理解が深まるのが感じられました。また、他の受講生の質問もなるべく聞きにいくようにすることで、自分では気づけなかった視点で課題を見ることができるのも、ライブ講義のメリットだと感じました。

学科攻略法

得意科目と苦手科目

Strong and weak points

環境・設備

得意科目

計画

苦手科目

得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法

反省点を活かせた

環境・設備は、2級建築士で勉強した内容が活かせるものが多かったと感じました。また、設備が苦手でしたが、得意な方に教えてもらうことですぐに得点源になりました。計画は、数値や作品集を網羅するのが大変苦手でした。なので、他の受講生から語呂合わせを教えてもらったり、建築作品をイラスト化したりして、わかりやすいように工夫しました。

学科学習時から正しく理解し、記述できるレベルまで実力を引き上げる指導で感じた効果

法規

製図試験は特に法規に関してとても厳しいと感じました。学科で得た法規の知識は、講義の理解が早まったり、エスキスの段階で注意できたりといったところで効果を感じました。

学科合格のポイント

教材と講師を信じる

何をすればいいのかわからない時は講師にアドバイスを求め、その通りの順番で教材を進めました。試験対策終盤は模擬試験の問題を何度も繰り返し解いて、復習をしていたのが効果的だったと思います。

設計製図攻略法

エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと

エスキスが苦手

基準階の配置が苦手でしたが、課題を読み解く工夫や、他の受講生との交換添削などを繰り返していくうちに、できるようになりました。また、作図手順を自分なりに工夫することで時間を短縮し、エスキスに時間を取れたのが精神的に余裕がうまれてれよかったと思います。

作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと

延焼ライン

延焼ライン等の法令関係の描き忘れが多かったので、あえてエスキス用紙に描かずに、図面に一回で描く方法にしました。二度手間をなくし、チェックに時間を割けるので、描き忘れが減りました。

学科対策期間中からやっておいてよかった、あるいはやっておけばよかったと感じたこと

法規、設備関係の理解

特に防火区画、避難経路、空調設備の仕組みを、学科試験の段階である程度理解できていればよかったと感じました。

製図合格のポイント

一人でやらない

製図試験は、どれだけ課題文の通り作図できるかであり、講師、他の受講生と意見交換しながら「うっかりミス」や自分の犯しやすい法令等を見つけて、対策することが一番大切だと感じました。試験対策もですが、それを通して沢山の人と触れ合えることができるのは自分にとってとてもよい経験になりました。

メッセージ

昨年2級建築士を合格し今年見事1級建築士に合格された方、連続受験した理由と続けて受験して良かったことをお教えください

勉強習慣をなくさないよう続けて受験し、2級建築士の時の反省点を活かして、勉強の仕方を変えて挑むことができたのも大きな利点だったと思います。

合格後の心境や、周りの変化、今後の目標や抱負

今後は、1級建築士合格に恥じないように仕事に取り組み、レベルアップしていきたいと思います。自立して生きていけるようになるための武器になると思うので、最大限活かせるような仕事をしたいと思います。

資格取得をめざす方へアドバイス

仕事をしながらの受験は気力、体力ともにとても消耗すると思いますが、学院のシステムを最大限に活かして、がんばってください!! 応援しています!!

総合資格で良かったところ

  • 学科問題集

    過去問を☆の数や単元でわかりやすく分類しているので、自分の得意・不得意がすぐにわかるところがとてもよかったです。

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  • グループ交換添削

    自分の図面を他の受講生に添削してもらうことで気づくこと、他の受講生の図面を見て気づくこと、の二つを短時間で得ることができるのがとてもよかったです。また、モチベーションの維持の面でもとても効果的だと思います。あと、楽しいです。

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  • 学科模擬試験

    学科において優先順位が高いと思います。とても効果的に学習することができるので、いつも真っ先にすべて解き直していました。

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