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- 1級建築士合格体験記一覧
- 乾 伸大郎さん
SPECIAL INTERVIEW
やるからにはやりきること
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
気づけば建築業界の道に進んでいた
大学時代は建築学科でしたが、当時、受験に失敗し、建築学科は第一志望ではありませんでした。学生時代に良い友達に出会い、建築を見に出かけたり写真を撮ったり、感想を言い合ったり、そうこうしているうちに、建築に興味を持ちはじめ、就職先も建築に携われる会社を選んでいました。
1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
自分に対する自信と他人からの信頼の指標の一つとして
令和元年度に2級建築士に合格し、その勢いで1級建築士受験を決断しました。受験を決める際、周囲の1級建築士の取得率の低さから非常に難易度は高い試験なんだろうなと感じていました。本当に合格できるのか不安でしたが、「もし私が合格したらどううなるのか」というイメージを膨らませてポジティブなことばかり考えていました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
合格実績の高さ、スタッフの人柄の良さ
他校からの勧誘などもありましたが、純粋に合格実績の高さとスタッフの印象で決めました。費用はかかりましたが、スタッフもそのことを承知の上で、全力でサポートしてくださいました。受講時には、いろいろと学院に対する不満も教務スタッフに伝えていましたが、全て真摯に向き合って解決してくれました。自分自身のモチベーションの持続に繋がったと思います。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
講師の言うことを聞かないと合格できない
私自身、設計製図試験は2度目で合格できたのですが、初受験時は、毎週の宿題の多さと課題の難しさで余裕がなくなり、自ら重要度を取捨選択し、講師や周囲のアドバイスを取り入れなかったことが多々ありました。2回目の受験時は、自分自身のオリジナルノートを作成し、日記のように使いながら、実力の定着、向上に繋げました。書き残すことは大事だと思います。
勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
スケジュールは決めなさすぎず、決めすぎず
私自身朝に強くないので、仕事後、毎日3時間程度勉強していました。スケジュールを決めすぎたとき、一日の予定が狂ってその後学習に手がつかなくなったので、週末までの課題量を勘案して毎日納得するまで学習していました。学習をはじめる時間が遅くなり、気づけば夜の1時、２時になることもありましたが、集中力を保つために、ブドウ糖とガムはよく食べていました。おすすめです。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
建築に関する視界がよくなった
相手に説明する際、学院で学んだ知識をもとに、自分の意見を述べることができました。また、今まで見ていた街中の建築物の見え方が徐々に変わってきたと思います。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
その日に解決
わからないことはその日のうちに解決することができることが良かったです。また、メリハリをつけやすかったように感じます。
エスキスや記述（プランニング）で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
何事も基礎は学院のやり方に基づくこと
学院の課題が難しく、全くエスキスができないときがありました。なぜプランがまとまらないのか、なぜ解答例とプランニングが違うのかをよく考え、家で視聴できる映像講義や、資料を3周くらい見返したりしたときもありました。どこで考え方や、エスキスの進め方に問題があったのか自己分析をして克服していきました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
機械のように効率的に作図をすること
作図を各パートで区切って時間管理をし、どこが遅いのかよく確認していました。なぜ遅いのかを考え、私の場合、できる限り手を動かすことのないように、可動距離が短くなるように、コンパクトに描き上げていくことを意識し、作図道具も必要最小限にしていました。そして気づけばクラスでも早い時期で上位の作図スピードになっていました。
製図合格のポイント
エスキスを考えすぎないこと。シンプルに。最初のエスキス2.5時間が勝負だと思います。考えすぎると、時間がなくなるうえに、自分の頭のなかで、「あれもいい、これもいい」というように当初のプランにオリジナルを加え、気づけば失格条件にかかってしまった……ということがよくありました。時間を決めることと、「絶対に外してはいけない条件」には本当に気をつけることが大事だと思います。
合格後の心境や、周りの変化、今後の目標や抱負
本当に多くの方のサポートがあって資格を取得することができたので、これからは多くの方に還元できるように日々努めていきたいです。
資格取得をめざす方へアドバイス
中途半端にならないように。やるからにはやりきることが一番大事だと思います。自分に負けずにやりきってください。これ以上のアドバイスはないと思っています。
