合格体験記 一級建築士石谷 慶さん

SPECIAL INTERVIEW

気合いでどうにかなる

石谷 慶さん (23) 令和3年度 1級建築士合格

学歴:
大学

所属:
大学院1年生(建築学専攻)

教室:
横浜校
本試験得点 90点

計画:10点 環境/設備:14点 法規:26点 構造:21点 施工:19点

受講講座

受験回数:
学科1回/設計製図1回

私の受験ストーリー

この仕事の道に進もうと思ったきっかけ

父親の背中を見てあこがれた

小さいころからモノを作ることが大好きでした。中学1年のとき、父親の職場見学という課題で父親の設計した建物に見学に行き、あこがれる一方で、規模の大きさや責任の重さを目の当たりにして一度はあきらめかけましたが、建築という目に見える形として自分の設計を残せる建築設計という仕事に魅力を感じ、志望しました。

1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法

勉強時間を自分でコントロールできる

商業施設など大きな規模の設計に魅力を感じており、将来的に1級建築士を取ることを大学2年のころから考えていました。そして建築士法の改正に伴って学生のうちに受験できるようになり、父親からの勧めもあり、受験を決意しました。

独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由

他との実績を考慮して

一発で受かりたいと考えていたので、他の学校との実績を比べて、総合資格学院がいいと知り、通うことにしました。

ご自身と独学者を比べてみて、一番大きな違い

理解度

講師の方々がいるおかげで質問ができる環境があるのが、独学に比べるとはるかによかったと思います。

合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード

学科試験直前に大学院が忙しくなった

学科試験の直前期に、大学院の講義の一環で行っていたコンペの提出があり、そこの作業に重きを置けなかったことが少し気にかかっていましたが、無事学科試験に合格したのでホッとしました。

ご自身が学習開始された際、同級生の1級建築士の学習状況はどうだったか

真剣にはじめていた人はいなかった

私が学習開始したのは大学の卒業設計が終わってからでしたが、そのときほかの学生は旅行に行ったり、卒業設計の疲れを癒すために休んでいたりで、まわりに学習している人はいませんでした。暇だったことと、どうせ将来必要になるということを思い、学習をはじめてよかったと思いました。

当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと

熱量

講師の方々の熱量がダイレクトに伝わるところに身を置いていたことが合格に近づいた要因だと感じています。

学科攻略法

得意科目と苦手科目

Strong and weak points

計画

得意科目

構造

苦手科目

得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法

問題がどう変わって出題されるかを予想

自分の専攻分野でないこともあり、各種構造が単純に苦手でした。いくらテキストを読んで理解したつもりでも、形を変えられて出題されると間違えるということが続きました。そこで、問題として出てくるときにどこを変えられて出てくるのかを予想して取り組むことで、理解が深まり、正しく解答できるようになりました。

設計製図試験も見据え、学科学習時から正しく理解し、記述できるレベルまで実力を引き上げる指導から感じた効果

とにかく必死に理解を深める

私は学科試験のときはほかの受講生に比べて圧倒的に時間がなかったので、製図試験を見据える余裕がなかったというのが本音です。しかし、学科試験時にがむしゃらになって頭に入れていたことが、結果的に製図試験につながったように感じます。

学科合格のポイント

時間のコントロール

私は3月から勉強をはじめたため、ほかの人に比べて時間がなかったこともあり、とにかくがむしゃらに覚えるということしか頭になかったのですが、そのためには一日の時間をコントロールして、毎日決まった学習時間をつくることがポイントだったと思います。あとは気合と根性とやる気があれば乗り切れます。

設計製図攻略法

エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと

チェック事項を細かく設定

パズルは得意なので、エスキス段階では特に困ることは少なかったのですが、その前段階での問題文の読み落としのミスが多かったので、自分がよく読み落とす部分を認識して蛍光ペンで線を引くなどの対策をしました。

作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと

時間を意識

作図はスピードが命なので、練習の段階から常に時間を意識していました。どの段階で遅れを取っているのかを認識し、そこを重点的に練習することで、どうにか作図スピードを上げていくように努めました。

設計製図試験において、学科対策期間中からやっておいてよかった、あるいはやっておけばよかったこと

法令の知識を頭に入れること

製図試験で一番大事なのは法令違反を犯さないことだと思うのですが、製図試験対策に入ってから法規の見直しをしていると、ほかの受講生、特に製図長期・中期コースの受講生と差が開いてしまうので、学科の時点で製図試験に必要な法規を知っておくといいと思います。

製図合格のポイント

法令違反を犯さないこと

製図試験はランクⅠ〜Ⅳまでのランクがあり、法令違反を犯さなければ基本的にはランクⅠ・Ⅱには乗れるので、どれだけ法令違反に慎重になれるかで勝負が決まると思います。

メッセージ

合格後の心境や、周りの変化、今後の目標や抱負

私は大きい規模の建築を設計したいと考えているので、就職活動にてまずは活かしていきたいです。その先に社会に対して貢献していきたいと考えています。

資格取得をめざす方へアドバイス

やる気がないままはじめたところで、結局自分で逃げ道をつくって逃げてしまう気がするので、自分で覚悟を決めたタイミングが学習開始の時期だと思います。また、私の場合は卒業設計が終わった3月からの学習開始でしたが、そのころは一日12時間くらい、まとまった学習時間を取れたこともよかったと思います。

総合資格で良かったところ

  • コンパクト建築作品集

    単純に読み物として面白く、建築の特徴が綺麗にまとまっており、わかりやすかった。

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  • 合格サイクル+継続学習

    このなかでも一番大事だと思うのが復習テストです。講義で学んでから日をあけて行われる確認テストで、自分の定着具合を確認できるのが大きかったです。

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  • 作図強化講座

    この講座を受講するまで作図時間に不安がありましたが、受講後は格段に作図が安定して速くなりました。

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