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丹野 剛大さん (22) 令和3年度 1級建築士合格
- 学歴:
- 大学
- 勤務先:
- 建設会社(建築施工)
- 教室:
- 船橋校
計画:13点、環境・設備:16点、法規:27点、構造:23点、施工:19点
受講講座
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
小さい頃からの夢
小さい頃からものづくりに興味があり、大学進学時も同じように考えていたため、建築関係の大学に進学しました。その後、施工管理の職を知り、たくさんの人と関わりながらものづくりに携わりたいと思い現在の道を選択しました。
1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
会社で決められていた
私の会社では入社してから学科試験までの間、研修で勉強時間をいただき、学科試験は全員受験することになっていました。そのため、受験を決断したきっかけはありませんでした。不安は、勉強する時間を3カ月間いただくのに「落ちたらどうしよう」というプレッシャーと日々闘っていました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
会社の先輩の紹介
私の所属していた研究室に、1つ年上の会社の先輩が2人いました。その方が、総合資格学院に通い、学科試験に合格したことを聞きました。それをきっかけに総合資格学院のスタッフとお話をし、試験に対して必要なことなどを伺い、「私もやらなければいけない」という覚悟が持てたので総合資格学院に決めました。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
一度休むとエンジンがかかりにくい
学科の試験でも、製図の試験でもコツコツ手を動かすことが大事だと思います。学生の時は、遊びたい時期もあり、 2、 3日勉強をしなかった時がありました。そうすると4日目、5日目も中々エンジンがかからず勉強できない週などがありました。勉強をやりすぎても長く続かない、休み過ぎてもやりたくなくなってしまう。勉強と休みのタイミングは紙一重だと感じました。
周り(会社の同期や身近の先輩社員)の1級建築士に対する学習状況
焦らせてくれる同期
入社してから、研修の期間、今まで勉強をしてきた人も、これから始める人も目の色を変えて勉強をしていました。同期全員が合格をめざして勉強している環境に身を置き、学生時代からさらに身が引き締まり、勉強に集中することができました。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
試験はすべて学校での勉強の内容
大学での授業を受ける中で、講義だけではわからなかったこと、テストのためだけに暗記した内容がたくさんありました。学校の講義で一番難しかったテストは法規だったのですが、学院で勉強しているうちにテストの対策だけでなく内容の理解を深めることができました。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
わからないことはその日に解決
毎週の講師によるライブ講義を受ける中で、わからないことがたくさん出てきます。映像の講義だとそこで終わってしまいますが、ライブ講義なので、講義終了後に質問でき、その日のうちに解決することができます。その日のうちに解決することで、宿題などでの理解度も上がっていくように感じました。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
繰り返すことの大切さ
私は法規がとても苦手でした。法令集の引き方もわからず、何を言っているのかも最初は理解できていませんでした。講師に「どうすればいいか」を相談したところ、まずテキストを読み込むことと言われて、テキストを読み込みました。その後、分野ごとに勉強するのではなく、過去問を30問1時間45分で解くことを繰り返し何度も行いました。最初の方は10問解けるか、解けないかでしたが、繰り返し30問を解くことで、だんだんとパターンがわかるようになり、最後の模試では29点、本番は27点を取ることができました。最後まで苦手だったのは施工でした。テキストを読んでも実際見たことがないカタカナや言葉は理解することができず、何のことを言っているのだろうと考えていました。しかし、試験は理解することも大事ですがまずは合格することが大事だと考え、理解することを一旦置いておき、何度も問題を解くことで点数UPを図りました。すべての科目共通で、たくさんの問題に触れることは大事なことだと感じました。
学科合格のポイント
この1年にかける気持ち私は元々勉強することが嫌いでした。しかし1級建築士になるためには勉強しなければいけないので、この1年は試験のことだけを考えて勉強しようと思いました。「合格できなければ来年また同じことをやらなければいけない」という気持ちが私のモチベーションとなりました。また、学生から社会人になるこのタイミングが人生で1番勉強に対して時間を取れる時間だと考えました。1番勉強を取れるこの1年に必ず合格しようと思えたことが合格のポイントだと感じています。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
トレースから始める
私は最初の頃は何もできませんでした。エスキスもうまくまとまらず、記述もあまり書けず、どうしようかと悩む日々でした。そんな時に講師から「トレースから始めよう」と声をかけていただきました。トレースをしているうちに、パターンが頭に染みついていきました。少し応用が必要な場面でも、似た解答例が頭に浮かび、講義後半の方では、時間内に課題を提出することができるようになりました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
5分刻みで進捗の確認
6時間半通しという長い試験時間の中で大事になってくるのは集中力です。集中力がある時は、ペンのスピードがキープできるが、集中力が欠け始めるとペンのスピードは段々と落ちてきます。集中力を維持し続けるために、5分でどこまで描くことができるかを常に考え、「5分以内にここまでやろう」ということの繰り返しをし続けました。そうすることにより集中力を維持し6時間半で描き切ることにつながりました。
学科対策期間中からやっておいてよかった、あるいはやっておけばよかったと感じたこと
環境・設備に対する理解が重要
製図の試験では、図面の他に要点の提出があり、要点は環境・設備や構造のことを多く聞かれます。私は最初、環境・設備の分野で解答することに苦戦をしました。環境・設備の分野では学科試験に答えるだけでなく、内容を理解することが製図の試験にも直結すると思います。
製図合格のポイント
最後の2週間製図試験までの最後の2週間、会社から休みをいただき、毎日学院に通い、勉強をしました。学院には、クラスの仲間も勉強をしにきており、色々とアドバイスをもらいながら勉強することができました。同じところに向かってがんばっている仲間と勉強をすることができる環境に身をおけたことが製図合格につながったと感じています。
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合格サイクル+継続学習
合格サイクルの中で毎回テストがあることで、自分の理解度を確認することができました。また、ダメだった時に苦手を潰せるように復習をがんばり、その苦手を克服することができているかを講義の 3週間後の定着度確認テストで確認しており、毎回テストがあることで自分のモチベーションの維持にもつながりました。
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教室マネージャー、ライセンスアドバイザー
常日頃から、「調子はどう?」や「今回点数取れたね!」と言った言葉をかけてくれました。モチベーションが上がらない時や勉強方法がわからない時に、相談に乗ってくれました。私にとって1番近いところで応援してくれる方が学院にいたのはとても大きな存在でした。
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学科模擬試験
模擬試験を受けることで、自分の実力を測ることができるのは当たり前のことだが、試験結果の分析がとても細かい。各試験で、間違えた分野を記録し、各分野の正答率を出してくれる。模擬試験を重ねるごとに本当に苦手としてる分野はどこなのかというのが分かり、何を勉強すればいいかを考えることができました。
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