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SPECIAL INTERVIEW
学習習慣を身につけること

德永 晋さん (27) 令和3年度 1級建築士合格
- 学歴:
- 大学院
- 勤務先:
- 設計事務所(意匠設計)
- 教室:
- 五反田校
計画:14点、環境・設備:17点、法規:27点、構造:20点、施工:17点
受講講座
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
好きなことを仕事に
小さいころから工作やものづくりが好きで建築を学びたいと思うようになりました。高校は高専と迷い県立に進みましたが、大学は建築学科への進学を選びました。アトリエ系の設計事務所でアルバイトをした経験で、より建築の道を極めたいと思うようになり、現在の仕事を選びました。将来は自分の事務所を開きたいです。
1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
ステップアップ
建築意匠設計の仕事に携わるようになり、今の会社では1級建築士にしかできないようなことも多く経験しました。今後仕事を行ううえで、1級建築士の資格が必要だと思い、受験を決めました。受験を決める際に不安だったことは学費で、いつ合格できるかわからなかったため、1回の受験に集中しました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
合格者数とライブ講義
合格者数が多く、模擬試験やオリジナル問題集も充実していたため選択しました。また、学科がライブ講義であり、緊張感や講師の熱量等に触れながら学習していきたいと考えていたため、講師陣が充実している総合資格学院を選択しました。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
コーヒーショップで朝活
朝の学習時間を確保するため、最寄駅のコーヒーショップに毎日通い詰めました。最初は自宅で学習しようと思っていましたが、決まった時間にコーヒーショップに通った方が一定の学習時間が確保でき、学習習慣も身につけられました。
勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
朝の勉強時間
仕事と学習を両立することが難しかったですが、毎日確実に確保できる朝の時間帯を学習に充てるよう習慣化しました。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
設備計画
学科や製図で学んだ設備計画は仕事の中でその知識を生かすことができました。特に配管や機材のタイプなど、専門的なことについても話についていけるようになりました。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
温度感
大学受験の時に通っていた映像講義がメインの予備校では、緊張感がなかったのですが、講師が登壇して講義をする総合資格学院は、講義中の緊張感はもとより、常に見られている意識から、気持ちの面でも途切れることがありませんでした。また、同じ教室でがんばる仲間の存在も大きかったです。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
法規は内容を暗記
問題文と正誤内容をセットで覚えることで、試験中にすばやく法令集を引くことができました。苦手意識のあった施工は、単語とイメージがなかなか結びつかず苦労しました。必修項目習得講座で早くから映像を見て理解を深めると良いと思います。
学科学習時から正しく理解し、記述できるレベルまで実力を引き上げる指導で感じた効果
予備知識を教えてくれた
学科の各科目の講師が講義中に製図で取り扱う内容を伝えてくれたので、学科合格後の製図の講義でもスムーズに知識を使いこなすことができました。製図でも扱う内容と事前に分かっていたことで、そのポイントを意識して集中的に学習することができました。
学科合格のポイント
過去問と模試学科試験の内容の一部は過去問で構成されているため、過去問の内容を完全に理解しておくことで得点源となりました。また、オリジナル問題が含まれている学院の模試の内容を完全に理解しておいたことも、本試験の新傾向問題に対応できた理由の一つです。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
記述の内容習得
毎週の講義で出される問題と解答を何度も紙に書いて内容を覚えました。エスキスやプランニングは日々の業務で行っていたため、問題なくこなせていました。記述では、設備構造系の問題に苦戦しましたが、問題をこなしていくうちに内容を覚えることができました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
スピードアップ
作図時間を短縮するため、講師や既受験生の作図方法の真似をしました。作図内容は、一度すべてを表現した状態で完成させて、描き終わってから講師に添削してもらい、最終的にはすべてを描き込むのではなく、減点されないような図面を仕上げることに集中しました。
学科対策期間中からやっておいてよかった、あるいはやっておけばよかったと感じたこと
構造と設備の知識
学科対策で得た構造や設備の知識は製図試験でも使えるので、その点を意識しながら学習するとよいと思います。
製図合格のポイント
ミスを防ぐチェック力減点となりうるミスを徹底して防いだことが、合格へつながったと思います。実践演習を本番同様の気持ちと集中力で行い、実際の試験で実力が発揮できるようにしました。特に本番では緊張などで様々な迷いが生じる可能性があるため、日々の実習で懸念点は徹底的につぶしておくとよいと思います。
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今年絶対合格するダイアリー
学習する習慣をつけるために大変役立ちました。単なる学習日記として侮ってはならず、たとえ0時間でも毎日学習時間を記載することで、「勉強する」ことを日常の中に刷り込ませることができました。
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学科模擬試験
過去問や傾向が分析された模擬試験では、本番にかなり近い感覚で演習することができました。模試の内容を徹底して理解することが本試験で出る想定外の内容に対応できる応用力を培うのに最も有効でした。
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オリジナル製図課題
毎回の講義を本番同様のテンションで臨むことができました。同じ用途の出題範囲でも敷地範囲や容積率・必要諸室が異なれば解く感覚も大きく異なり、良い実践練習となりました。
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