合格体験記 一級建築士植木 亮輔さん

SPECIAL INTERVIEW

目標を達成するために決してあきらめない!

植木 亮輔さん (25) 令和3年度 1級建築士合格

学歴:
大学

勤務先:
建設会社(施工管理))

教室:
札幌校

受講講座

受験回数:
学科1回/設計製図2回

私の受験ストーリー

現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ

家族の影響

私の祖父は設備設計と大工、父は設備の現場監督です。親戚にはゼネコンに勤めている人が多く、建築一家ということが建築の道に進もうと思ったきっかけです。工業高校から大学に進学し、その中で何百、何千の作業員をまとめ上げ一つのものづくりをする現場監督という仕事に魅力を感じゼネコンに就職しました。

1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法

作業所長になるために!

私の会社では、1級建築士に合格することができないと、現場のトップである作業所長になることができません。私の目標は、「作業所長として地図に残る仕事をすること」だったため、受験を決意しました。仕事をしながらの勉強時間の確保には不安がありました。現に、それに苦しみ勉強できてない上司や先輩も多くいました。私は何としても勉強時間を確保するために、上司に相談し業務量を調整してもらったり、職場で勉強することで1級建築士に取り組む姿勢を見せることで、まわりの協力を得ることができました。

独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由

圧倒的な合格実績

他の資格学校と比べても、合格者占有率等の圧倒的な実績があったため、総合資格学院に決めました。また、ライブ講義は、わからないところを調べるだけではなく、聞くことができる環境というのが非常に魅力的でした。

ご自身と独学者を比べてみて、一番大きな違いは何だったか

自分の立ち位置を知ることができる

大学の同級生や会社の同僚など、独学者はまわりに多くいました。独学者の共通点はスケジュール管理ができていないことです。モチベーションの維持ができていないといったものがありました。また、「まわりはどれくらい勉強しているのか」「自分は受験者の中でどのレベルにいるのか」がわからないため、焦りがないように感じました。学院の徹底したスケジュール管理やテスト結果の公表による競争意識を高める方法は効果が高いと思います。

合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード

自習室

コロナウイルスによる飲食店の時短営業は私にとっては大きい出来事でした。家では集中できないため飲食店を活用していましたが、不可能になりました。そのようなときでも学院の自習室を利用することができ、非常に助かりました。

勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点

職場の協力こそ必要

現場監督である以上、残業時間が多いことは避けられないため、勉強時間の確保は苦労しました。まずは「今年こそ受かりたいんだ」という意思表示をすることが大事だと思います。私は口だけではなく行動で示すことで理解を得ることに成功しました。その上で、勉強時間については、仕事前・昼休憩中・仕事終わりに合わせて最低2時間は勉強するように決めていました。

当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード

設備の知識が深まった

私は実務で建築の施工管理をしているため設備に関する知識が薄かったです。特に製図試験では空調機の選択や配管ルートを考慮しなければならず、それぞれメリットデメリットを学習する必要があり、現場では「この機械があの○○か!」という発見がありました。

当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと

講師の熱意

総合資格学院の最大の特徴は、講師の「絶対に受からせてあげたい」という熱意が直に伝わってくるところだと思います。一人ひとりの実力に合わせたフォローをしてくれることも非常にうれしいです。合格祝賀会で2年お世話になった講師に「何としても受からせてあげたかった」という言葉をかけてもらったとき、この強い思いのおかげで合格することができたと思えました。

設計製図攻略法

エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと

チェックとボキャブラリー

エスキスはまず時間以内に終わらせることが難しかったです。時間以内に終わらせようと焦るあまり、必要なチェックを省略し法規ミスによる失格や、課題文の見落としによる条件違反のミスの原因とります。エスキスで必要なのはチェック時間を確実に確保することと、その時間を確保するためにエスキスをまとめる能力だと思います。記述は苦手意識がありました。記述が苦手だとエスキスが早く終わっても足を引っ張ってしまうため、確実に対策が必要です。記述は毎回言い回しを変えてくるため混乱しがちですが、聞かれていることは単純であることが多いため、記述テキストの解答例や日々の課題の解答例をトレースすることで対策できました。

作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと

休む時間なし!

作図は最初苦手で、学院の目標時間をオーバーし4時間掛かってしまっていた。まずは作図の手順をマスターし、何とか3時間まで縮めることができた。さらに縮めるには、手を休めることなく動かし続けること、それを可能にするエスキスの完成度が必要になってきます。作図の速い人の横で作図をするとスピード感がわかってよかったです。

設計製図試験において、学科対策期間中からやっておいてよかった、あるいはやっておけばよかったこと

法規と構造

製図でも延焼・防火区画・斜線制限等の法規は出てくるため、その知識は頭に入れておく必要があります。私は1回目の製図試験で高さ制限違反をしてしまい、失格になってしまいました。また、2年連続でルート計算が出たりと(計画の要点)、構造の知識も必要となります。学科試験が終わり、忘れかけたタイミングでのいきなりの出題は、かなり混乱します。何が出るかはわからないがそのような範囲の対策も必要になると思います。

製図合格のポイント

あきらめない気持ちと、あきらめる勇気

設計製図試験は時間に追われる試験です。どこかでつまづけば確実に時間はなくなります。そんな時は絶対にあきらめず試験終了の合図があるまで描き続けることです。それだけの気持ちが重要だと思いますが、時間内に終わらせるためには納得のいかないエスキスでも次のステップに進む勇気が必要となってきます。完成してはじめて採点される試験であるという認識が大事だと思います。

メッセージ

合格後の心境や、周りの変化、今後の目標や抱負

今後は1級建築士だけで満足せず、1級建築施工管理技士、建築設備士等の資格にチャレンジしていきたいです。仕事では、作業所長をめざし日々勉強することに加え、まだ1級建築士を取得できていない同僚のサポートをしていきたいと思います。

資格取得をめざす方へアドバイス

すでに合格している人や総合資格学院のスタッフに「どうしたら合格することができるのか」を聞いてみるのがいいと思います。私も様々な人の話を聞き、勉強スケジュールをたてるのに参考にしたり、失敗談を聞くことで同じことにはならないようにと教訓にすることができました。

総合資格で良かったところ

  • グループ交換添削(グループミーティング)

    他の受講生の良い例を参考にしたり、その結果に至ったプロセス、または失敗してしまったことなど、広く吸収できました

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  • 映像ライブラリー

    講義後の復習で必ず視聴し、ポイントの整理にとても役立ちました。また課題文の読み方・エスキス例・解答例で理解できなかったところを補填してくれました。

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  • 自習室

    家で集中できない自分にはとても良い環境でした。

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