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SPECIAL INTERVIEW
できることからコツコツと。

新井 智絵美さん (29) 令和3年度 2級建築士合格
- 学歴:
- 大学
- 勤務先:
- 消防設備メーカー(設備設計)
- 教室:
- 京橋校
計画: 25点、法規: 24点、構造: 24点、施工: 23点
受講講座
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
安定した業界
建物を建てる際、消防設備はつきものです。なので、この業界なら一生働いていけると考え入社を決めました。
2級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
キャリアアップ
きっかけは、会社指示でした。ですが、将来のキャリア形成を考えたとき、資格を持っていて損はないと思いました。仕事と育児の合間に勉強できるかが不安でしたが、まわりの協力でなんとかなりました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
提携ですが
会社と総合資格学院が提携していたことが最大の理由ですが、ライブ講義など、学院の特徴を考えると、ここで勉強できてよかったと思っています。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
効率的な時間の使い方
まとまった勉強時間を取れるのが子供を寝かしつけてからという限られた時間でしたので、やるべきことをその時間でいかに効率的にこなすかを毎日考えていました。
勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
仕事は休みでも……
仕事は休みでも育児や家事に休みはないので、他の人は仕事が休みの日に勉強する分、自分だけおいていかれたらと不安でした。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
設備設計の場面で
他の設備との取り合いで出てくる距離などが、建築基準法が基になっていると知り、設備設計がよりスムーズになりました。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
疑問を即解消
その日の講義内容は、その日のうちに完結させることが非常に重要だと思います。そのためには、理解できないところをすぐ解決する必要があります。そこで、目の前にいる講師にすぐ質問できるのはよかったです。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
○×よりもプロセスを
法規については、法令集の引き方になれるまで苦労しました。わからない問題は時間をかけて無駄に悩まず、すぐに答えを見て、「どの条例が入口で、そこからどうつながっていき、正解にたどり着くのか」を、実際に法令集を使って確認し、その後答えを見ずに法令集を引けるかを何度も練習しました。
学科合格のポイント
間違いを徹底的につぶす各種テスト、学科問題集、トレイントレーニングで間違った問題を何度もくりかえし解きました。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
エスキスがまったく……
設計製図の初心者だったため、最初はエスキスについてはさっぱりでした。わからないなりに、講師の言うとおりに学習を進め、講義中にわからないことがあれば、その場で質問し、疑問をそのまま家に持ち帰らない、これを繰り返しているうちにスムーズにエスキスができるようになりました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
努力の積み重ね
製図をやったことがなかったため、線の引き方もわからない状態でのスタートでした。一回目の製図の講義で味わった絶望感は忘れられません。その気持ちをバネに、「毎週3枚以上は作図する!」と決めて、それを継続しているうちに面白いほど作図力が上がりました。
製図合格のポイント
絶対にあきらめない心が折れそうになることが何度もあると思います。製図試験本番のときもそうです。ですが、そこであきらめるのではなく、今自分が持っている力でどうすれば一歩でも合格に近づけるか、それを意識し行動することが非常に重要だと思います。