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SPECIAL INTERVIEW
勉強が辛くなったら、建築士になった先の夢を再確認!

飯星 裕貴(23) 令和3年度 2級建築士合格
- 学歴:
- 大学
- 勤務先:
- ハウスメーカー(申請業務)
- 教室:
- 熊本校
計画:20点 法規:21点 構造:18点 施工:17点
受講講座
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
生きた証を残す
私は幼少期から粘土細工が好きで、ものづくりで人を喜ばせる仕事をしたいと思い、工業高校へ進学しました。ものづくりを学んでいくなかで、私がとある住宅コンペで優秀賞を取ったことがきっかけで、建築の道へ進むことを決意致しました。その後、建築系の大学へ進学し、「人の心を動かす建築物を設計したい」と考えるようになりました。自分が設計した建築物で利用した人が喜んでもらえる姿を想像するとわくわくするなと思い、私自身の生きた証を残すという意味でも、さらに先の建築の道へ進もうと思ったことがきっかけです。
建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ
夢の通過点として
将来的に独立して自分の思い描く夢を実現させたいという気持ちで受験を決断しました。また、一緒に受験する仲間たちが居たからこそ不安なども特にありませんでした。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
様々な講師との交流が持てる
講義でわからなかったところを聞くことはもちろん、様々な講師の方の受験時の体験談や実務の話を聞くことで、建築業界のリアリティを知ることができるきっかけがあるという点で総合資格を選びました。また、これは後日談ですが、学校に通うと必ず教務スタッフからの案内があり、それを聞くことで私自身のモチベーションの継続にも繋がったことも総合資格学院を選んでよかったなと、感謝しております。
ご自身と独学者を比べてみて、一番大きな違いは何だったか
講師に聞きたいことを聞くことができる
分からなかったことをその場で聞くことができる環境があるというのは、独学の方と比べると学びの質に大きな差が生まれるのでは無いかと思います。分からなかったことを後回しにしてしまうとどんどん忘れていく可能性があるため、疑問が浮かんでいるうちに講師に聞ける環境があることがとてもありがたかったです。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
「後でやる」は自分の首を絞める
私だけではないと信じたいのですが、集中力が低下すると「ここは後で復習のときやろう」という甘い考えが出てくることがしばしばありました。この「後でやろう」という思考が宿題の滞納の原因にもなり、後々の自分の首を絞めていくというなんとも恐ろしい思考だなと思いました。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
申請業務で役立つ法令集
総合資格で作成した法令集が申請業務に役立ったと感じました。建築物の申請において、自分で引いたアンダーラインを頼りに探したい内容をすぐに見つけられます。試験の終わった今、仕事をする上でも、確認する際に便利なものとして活用しております。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
疑問点をすぐに解消できる
ライブ講義では直接講師の講義を受けることで、そのときに浮かんだ疑問点をすぐに聞くことができます。また、実際に同じ空間・環境にいることで、オンライン配信よりも勉強に集中しやすいなと感じました。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
反復勉強法と体験
法規に関しては、最初は全然得意ではなかったのですが、講師の方に言われた通りに繰り返し法令集の引き方を練習し、引く場所が分からないところはメモをし、講師の方に聞いていったことで弱点を克服していきました。施工に関しては、なるべくインターネットで絵や写真を検索して、見るように心がけていました。施工の流れを総合資格の映像講義で確認し、施工ファイルを読んで実際にどんな道具が使われているのかを確認することで、イメージが浮かび上がるようにしていました。
設計製図試験も見据え、学科学習時から正しく理解し、記述できるレベルまで実力を引き上げる指導から感じた効果
聞くだけでなく発信を
講義を受けているとずっと聞き手(受け身)側になってしまうので、そのとき、その瞬間だけわかったような感覚になることが多々ありました。自分自身がいかに内容理解しているかを確認するためにも、講義内容で分からなかったことを説明し合い、講師に確認することで、より強く頭のなかにインプットできました。書いて理解するだけでなく、相手に理解できるようにすることも一つの手だと思います。
学科合格のポイント
自身の理解状況を自分で把握しておくこと2級建築士の学科問題は、基礎的な部分をいかに理解しておくかで大きく変わると思います。計画は仕組みや現象の理解、法規は法令集の扱い方、構造は計算問題と構造種別ごとの理解、施工は建築工事の流れとそれぞれの担当の役割、材料の取り扱いの理解。最終的には、責任をもって、依頼者が満足できる建築物を、安全性を持った上で正しく建築できるように勉強するという気持ちが重要になってくるのではないかと思います。今一度自分がなぜ建築士をめざすのかを定期的に考えるのもモチベーションを保たせるためにいいかもしれません。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
依頼者が満足できるプランニングの最適解を早く見いだす
RC造が今回の課題だったため、エスキスや記述などでほかの受験生と差をつけることが求められました。私にとってのエスキスは、作図や学科の勉強とは違い、パズル感覚で練習できるものだったため、仕事のお昼休みや作図練習後にやってみるという要領でエスキス練習をすることができました。自分なりにエスキスをして、講師の方からアドバイスを貰い、他の人のエスキスのやり方を参考にすることで、より質のいいエスキスができるようになったと感じています。まずは分からなくてもやってみることが大切だと思いました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
こだわりと妥協の線引き
設計製図を行う際、強い拘りがかえって自分自身を苦しめてしまうという経験が何度もありました。0.7のシャーペンと0.3のシャーペンを使って、線の太さをハッキリさせ、綺麗な図面を描くことに拘り過ぎて、時間ロスになってしまうことも多々ありました。講義で役立った点は講師や他の人の作図スタイルを見ることができ、ちょっとした工夫や方法を共有できたことです。
設計製図試験において、学科対策期間中からやっておいてよかった、あるいはやっておけばよかったこと
学科無くして製図なし
製図試験において学科の知識がなくては、合格する可能性が下がってしまいます。設計製図では、計画・法規・構造・施工の知識も必要となります。製図試験対策を行っていると気づかないかもしれませんが、総合資格の作図順序や方法のなかにも密かに学科の知識が隠れております。まずは法律、課題に違反しない建築物を設計できように練習を積み重ねましょう。
製図合格のポイント
合格は目の前!最後の力を振り絞れ!製図試験まで登り詰めたということは、学科の知識があると認められた証拠です。自信を持ってください! 製図が苦手な人にとってはとんでもない地獄かもしれませんが、ここでがんばること、踏ん張ることで2級建築士を勝ち取ることができます! 製図は描けば描くほど合格に近づきます。気づけなかった細かいことまで気づけます。どうか諦めず最後までやり切ってください!
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模擬試験
全国の総合資格の受講生のなかで自分自身がどの位置に居るのかを把握できる他、試験中の時間配分であったり、本番の試験の感覚を体感してみたりと、本番に向けて、より勉学に励むため、気を引き締めるためのいい機会だったと感じました。
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教務スタッフ
学科も製図もスケジュール通りにできなかったり、宿題が終わらなかったりで、落ち込むときもありました。しかし、毎週学校へ通うことで担当の教務スタッフの方の熱い話や色んな情報を教えてくれたことで「今週も勉強がんばろう」と、モチベーションアップへと確実に繋がっていました。「今、君たちの手の届くところに2級建築士が待っている!あと少しだけがんばれば届くんだよ!」と、受講生のやる気やモチベーションを支え、ときには喝を入れてくれる存在の有り難さを感じました。
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自習室
家で集中できないときに気軽に勉強できる空間があることがとてもありがたいなと思います。自習室にいる際、たまに講師の方と会ったりするため、そのときに疑問だったことを聞いたりすることもできたので、家とはまた違う学習方法が得られると感じました。
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