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SPECIAL INTERVIEW
その日の講義内容は完璧に理解するまで帰らない

豊島 ゆかりさん (23) 令和3年度 2級建築士合格
- 学歴:
- 大学
- 勤務先:
- リフォーム会社(設計[意匠・積算・見積])
- 教室:
- 上野校
計画:22点、法規21点、構造:22点、施工:20点
受講講座
- 2級建築士実戦問題演習合格必勝コース
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
住宅の間取り図を見ることが好きでした!
子供のころ、引越しをすることが多かったため、住宅広告の間取り図を見ることが多々ありました。間取り図を見ながら家族の生活をイメージすることが楽しくて、引越しの際は両親以上に自分が率先して家具の配置やインテリアを決めていました。それらがきっかけで、建築に興味をもちはじめました。
1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
文系から理系への転向
高校生まで文系のクラスに在籍していましたが、中学生からの建築士になりたいという目標のため、理系の大学へ進学しました。大学に入学してから、理系科目を一から勉強することにとても苦労しました。構造力学(Ⅲ)や環境工学(計画Ⅰ)に苦手意識や不安があったこともあり、合格するために総合資格学院に通うことにしました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
合格者数の多さが決め手
大学で理系科目を一から勉強することにとても苦労したこともあって、受験にあたって独学では不安なことも多々ありました。だからライブ講義で合格実績の高い学院に通うことにしました。
ご自身と独学者を比べてみて、一番大きな違い
わからないことをすぐに!わかるまで!
わからないことを講義終了後、すぐに講師に聞けることです。出題の傾向や問題のポイントを教えてもらうことで、勉強の効率が上がりました。また、法令集のアンダーラインの引き方なども、講師のアドバイスを聞きながら、自分用につくり込んでいけたことも大きかったです。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
学科試験と製図試験の違い
学科試験を終えた次の週から製図試験の講義がスタートし、初回の講義で心が折れました。こんなにも学科試験と違うのかというギャップが大きかったです。学科試験は学習時間を確保できていたこともあり、ある程度自信を持てていたので、今にして思えば学科試験の息抜きに線の一本でも引いていればよかったと思います。
周り(会社の同期や身近な先輩社員)の2級建築士に対する学習状況
研修期間は資格勉強
コロナの影響で入社してからしばらくはリモートでの研修でした。午後は、建築士の勉強にまるまる当てさせていただけていたこともあり、学科試験は同期7人全員が合格しました。
講師によるライブ講義を受けて良かったこと
わからないことをすぐに解決
施工や計画などの暗記系科目のポイントを、覚えやすい語呂合わせなどで覚えることができたことです。また、講義でわからないことをその場で解決できることがとても大きいです。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
繰り返し問題を解いて苦手を克服
法規は、少しでも早く解くことを目標としていました。講師にアンダーラインの引き方をアドバイスしていただき、これを聞かれたらここを引く!ということを明確にして問題を繰り返し説いて克服しました。全問確実に法令集を引けることが一番ですが、学習を重ねて引かずに解ける問題を増やしていくことが合格につながると思います。
学科学習時から正しく理解し、記述できるレベルまで実力を引き上げる指導で感じた効果
全ては製図試験のために
学科試験の勉強の時点から、その場の問題を解ければ良いのではなく、全ては製図までの合格のために理解を深めるための学習をしていく、という意識を持つようになりました。
学科合格のポイント
過去問題の繰り返しとにかく過去問題を解いたことに尽きます。解いていくうえで、少しでも「?」と感じた問題や講義で扱われなかった内容の問題は、テキストの見直しを繰り返しました。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
交換添削
上野校では受験経験者がたくさんいました。その方たちの図面を見たり、図面を交換して添削しあうなかで、速く描いたり図面を汚さないようにするコツなど、迷ったりわからなかったりしたことを教えていただくことができました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
製図試験も隙間時間!!
学科試験のときから、部分詳細図や作図手順を覚えるために、家中のいろいろな壁に貼って覚えていました。製図試験は、学科試験とは違って、まとまった学習時間の確保が必要だとも言われていますが、隙間の時間でもエスキス例の暗記など、やれることは沢山あると思います。
学科対策期間中からやっておいてよかった、あるいはやっておけばよかったと感じたこと
法規の内容の見直し
防火地域、延焼ラインや斜線制限の内容は講義の後半で出てきて、そのころには多少忘れてしまっていたこともありましたが、学科の試験勉強の時点でしっかりと法規を理解しておくことが大切です。学科の学習のときから、講師の「製図試験にも出てくる内容である」というポイントを聞き逃さず頭にいれておくことが必要だと思います。
製図合格のポイント
手を動かした分だけ合格に近づく!製図試験の勉強は、図面を描いた分だけ合格に近づけるとおもいます。図面を描くスピードやエスキス力も、さまざまな課題に取り組んで手を動かした分だけ力がつくことを実感しました。
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学科模擬試験
模擬試験を経験することで、試験の時間配分や問題を解く優先順位などをつかむことができました。普段はわかるまでじっくり問題を解いて学習していますが、模擬試験を受けて、改めて法規などがまだまだ遅いと気づくなど、自分の克服点を見直すことができました。
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製図模擬試験
5時間の模擬試験を受けることで、作図手順・見直しの時間の取り方を、実際の試験に向けてシミュレーションができたことがよかったです。
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講師、教務スタッフ
本当に講師や教務スタッフのみなさまの熱いサポートがあったからだと思います。講義終了後に疑問点を尋ねに行くと、どんなに遅くまでかかっても本当に理解できるまで教えていただきました。少しだけ、長年やっていた学生時代の部活を思い出しながらも(笑)、とにかく必死でした。
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