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- 植田 伸二さん
SPECIAL INTERVIEW
とにかく講師、教務スタッフのいうこと素直に聞く

現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
成行き人生
16歳で建設工事に携わるバイトをしており、そのまま設備会社に入社したものの、バブル崩壊で日本経済が打撃を受け、私の勤めていた会社も倒産。さらに阪神大震災が発生し、不景気の上塗りでした。その時ある大手建設会社の設計監理、現場管理の方に、「まだ若く人生やり直しがきくのだから資格試験に挑戦して行きなさい。そして立派な設計士になって、災害の時は君が皆を引っ張って行きなさい」と言われたのがきっかけで、その言葉をずっと心に秘め時間は掛かりましたが専門学校の夜間部を卒業し、今に至っています。
2級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
次の夢のために
施工においては現場からの長年の実務もあって、経験だけの知識しかありませんでした。「もっと建築の知識を深めたい」「ちゃんとした基礎を学びたい」と思うようになり、建築士試験をめざそうと決意。専門学校に入り、無事卒業したものの、そこで満足してしまい、「2級建築士まで修得しなくてもいいだろう」と弱い自分が出たのですが、長男の大学受験が重なり、資格試験から逃げていた私が長男に「勉強しろ」と偉そうに言うわけにもいかず、「俺も2級建築士めざすから一緒に勉強しよう」と言い出したのが受験を決断したきっかけでした。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
ライセンスアドバイザーの熱い思い
ライセンスアドバイザーから「必ず合格まで導きますので、長男さんも含め一緒にがんばりましょう」と言われたのがきっかけです。その言葉が本当にただのセールストークでなく、真剣さが強く伝わり、心に刺さりました。
ご自身と独学者を比べてみて、一番大きな違いは何でしたか
独学では持続不可能
ズバリ、持続する勉強法と、反復学習の徹底、途中で独学の皆は心折れて受験さえあきらめていました。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
講師・チューター・教務スタッフからの言葉を受け入れる
これから受験する方や、惜しくも再受験される方達に言って置きたいことは、本当に勉強中は講師、チューター、教務スタッフの方々から、いろんなことを沢山指摘され、反発もしたくなる時もあると思いますし、また心が折れそうになる時もあると思いますが、みなさんは本当に合格して欲しいからこそ、そこまでキツク、厳しく指導してくれているのです。それを考えると本当に頭が下がる思いです。これは一度製図で失敗し、合格できたからこそわかることです。我流や、プライドは捨てて、素直にすべて受け入れれば合格に近づくと思います。
勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
今の俺の仕事は合格すること
やはり生活に欠かせないのが仕事です。とにかく合格することが仕事だと言い聞かせ、仕事で失敗しては報酬がもらえないように「2級建築士の試験に合格できなければ今後の自分の報酬につながらない」「修得することは仕事の成功を納めること」と思って取り組みました。また、合格した後の自分をとにかくイメージしてがんばりました。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
施工管理技士と2級建築士との違いに実感
施工管理技士として官庁に協議に行くのと、2級建築士として協議に行くのでは、対応が違うところもあり、メンタルの部分でも楽になったように思います。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
リアルな厳しさ
その場で厳しく指導、叱咤激励、時には励まし、すべてにおいて、私のために言ってくれていることがリアルに伝わりました。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
やっぱりプランの作成
施工図は描けても文章から内容の拾い出しをして、白紙の方眼用紙に限られた時間内にプランを作成するという、なれないない作業を繰り返しなれるまでやり切りました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
腰痛との戦い
作図は長時間の立ち作業となります。腰痛持ちの自分には本当に苦しい作業でした。コルセットを巻いたり、姿勢矯正ベルトを着用したりと、あの手この手でまた、病院にも通いブロック注射などをおこない、とにかくできるすべてのケアを体に施しました。
学科対策期間中からやっておいてよかった、あるいはやっておけばよかったと感じたこと
製図試験に挑むための基礎学習
学科試験で知識をしっかり身につけていれば、製図試験のサプライズにも対応可能であり、製図試験のベースを築く意味でも、学科は100点をめざした勉強が大切だと思います。
製図合格のポイント
総合資格学院の全員総合資格学院の講師、チューター、教務スタッフ、そして歳の差を超えた仲間が一緒に苦労を共にしてくれて、本当に人とのかかわり、仲間の大切さを実感させていただいた合格でした。