- 令和3年度祝賀会
- 2級建築士合格体験記一覧
- 山崎 真優さん
SPECIAL INTERVIEW
最後まであきらめずに自分自身と戦い、信じる

山崎 真優さん (24) 令和3年度 2級建築士合格
- 学歴:
- 大学
- 勤務先:
- 建設会社(施工管理)
- 教室:
- 船橋校
計画:23点、法規:22点、構造:21点、施工:18点
受講講座
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
祖父の姿を見て
最初は建築関係を学ぼうと思っていませんでしたが、祖父がつくる建築物をみて「自分もやってみたい」「建築を学びたい」と思うようになりました。
2級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
時間を取れる学生のときから学習習慣をつける
時間のある学生のうちに建築士試験の学習を進めることで、就職してからも学習時間を確保することが習慣になるのではないかと思い、大学卒業後、すぐに受験をすることを決めました。私のまわりに受験を考えている人が少なかったため、不安が大きかったのですが、講師やチューター、教務スタッフの方々に相談して、アドバイスをいただいたことで、不安はなくなりました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
映像講義は自分には合わないと思い
大学受験の時に通っていた予備校が映像講義だったのですが、自分のペースで進めてわからないことがあったら聞くスタイルが合わず、「後でもう一度見返すことができるから」と甘えてしまうこともありました。どこの資格学校に通ったらよいか迷っていたため、就職先の先輩に相談したところ、ライブ講義をしている総合資格学院を勧めてもらい、通うことにしました。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
苦手な科目を後回しにしがち
得意な科目ばかり勉強して苦手な科目を後回しにしていたので、模擬試験で何度も同じところを間違えていました。「このままではいけないな」と思い、ひたすら問題集やトレイントレーニングで理解できるまで解き続けました。
周り(会社の同期や身近の先輩社員)の1級建築士に対する学習状況
先輩は2級建築士を取得せず
同じ教室に通っていた大学の同級生とは、日頃から学習状況やテスト結果の報告、学習内容等の相談をし合うことでモチベーションを上げていました。先輩は2級建築士を取得していませんが(1級建築士取得済み)、働きながら勉強することの大変さを知っていたため、自分も「忙しくなる前に取ろう」と決心し、合格できたのはよかったです。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
わからないことはその場で解決
疑問に思ったことをすぐに講師やチューターに聞くことができたため、「わからないことは家に持ち帰らないで、今日わかるようにしてから帰ること」と言われた通りに学習することができたと思います。講義中にわからないことがあってもチューターが回って見てくれていたので、すぐに解決できました。
得意科目と苦手科目
(計算問題)
得意科目
(文章問題)
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
イメージすることと問題集
法規と構造(計算問題)が得意になったのは、ひたすら問題集を解いているうちに解き方がわかるようになって楽しいと感じたのが大きかったと思います。苦手な科目はどちらもイメージすることができず、ただ暗記をしている状態だったので、すぐ忘れてしまい、点数が伸びませんでした。インターネット等で調べてイメージすることを意識して行ったところ自然と克服することができました。
学科学習時から正しく理解し、記述できるレベルまで実力を引き上げる指導で感じた効果
しっかり覚えたからこそ製図試験が楽に
計画や法規は特に製図試験で問われる部分だと思っていたので、しっかり覚えようと思いました。採光や延焼のおそれのある部分、駐車場の大きさ等は製図試験にも出てくる部分のため結びつけて覚えたことで、より理解して学習できました。また製図対策中はそれ以外に時間を割くことができるようになりました。
学科合格のポイント
言われたことをきちんとやること試験対策期間中は、環境が変わったり、点数が伸び悩んだりと不安に思うことも多々ありましたが、学院から言われたことをきちんとやったことが合格という結果につながったと思います。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
正解はひとつではない
自分のエスキスがエスキス例と異なっていると「自分のエスキスではいけない」と答えを覚えようとしていたため、応用問題に取り組むとうまくプランが納まらなくなってしまい、苦手意識を持つようになっていました。講師から「エスキス例だけが正解じゃないよ」と言われて、自分のエスキスでもいいと思うようになり、プランニングするのが楽しくなりました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
ひたすら描き続ける
作図はとても遅く、時間内に図面を仕上げることができるようになったのは8月末頃だったと思います。エスキスを何度も見てしまい、描く作業が止まることが多かったのですが、建具や開口部の位置をなるべく揃えるようにしたり、スルーラインをフリーハンドで描いたりすると時間短縮になると教えていただき、実践してみたところ、時間内に図面を仕上げられるようになりました。
学科対策期間中からやっておいてよかった、あるいはやっておけばよかったと感じたこと
作図の練習
とにかく作図が遅かったので、学科対策期間中から基準線や建具等を描く練習をしておけばよかったと思いました。作図は遅かったですが、駐車場の大きさや延焼ラインなどは学科試験対策中に理解できていたので、製図でミスすることなく描けたのでよかったです。
製図合格のポイント
自習室に通うこと自宅学習だけでは合格できていなかったと思います。自習室では主にエスキスをしていましたが、その日、エスキスしたものを講師に見ていただけたので、自分のエスキスのほかに講師のエスキスも知ることができて、プランニングの幅が広がりました。
-
自習室
作図が思ったようにいかず、悩んでいたところ、講師から「自習室にきてみたら?」と声を掛けていただきました。「仕事終わりに学院に通うのは大変だから」と自習室にいったことはありませんでしたが、お盆休み明けから製図試験日までは、ほぼ毎日のように通いました。自習室には多くの受講生がいて、「自分もがんばらないといけない」とスイッチが入る場所だと思います。
詳細はこちら -
製図模擬試験
エスキスから作図までを5時間で完成させないといけないところですが、実際に自宅で5時間通しをやるのは難しかったため、模擬試験で本番同様にできたのがよかったです。本番では初めて見る問題だったため最初は混乱しましたが、模擬試験のように時間配分を決めてできたことで時間内に完成させることができました。
-
学科模擬試験
今自分がどのくらい点数が取れて、受講生のなかでどのくらいの位置にいるのかを知れるよい機会になったと思います。模擬試験からミスがないか確認するクセをつけたことで、本番の緊張した中でもミスをしないでできました。
詳細はこちら