- 令和4年度祝賀会
- 1級建築士合格体験記一覧
- 平野 美咲さん
SPECIAL INTERVIEW
高卒でもストレート合格はできる!!

平野 美咲さん (23) 令和4年度 1級建築士合格
- 学歴:
- 工業高校
- 勤務先:
- 建設会社(施工管理)
- 教室:
- 富山校
計画:15点 環境/設備:15点 法規:27点 構造:21点 施工:16点
受講講座
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
高校で学んだことを活かしたい
高校入学前はそこまで建築に興味があるわけではありませんでしたが、工業高校に入学して建築の様々な知識に触れていくにつれて建築に興味を持ち、「将来は建築に携わる仕事がしたい」と思うようになりました。
1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
1級建築士取得の夢をかなえるために
入社した当初から1級建築士の取得を夢みていて、会社の先輩方も1級建築士だということを知り、さらに夢への気持ちが大きくなりました。そのために2級建築士や施工管理技士など様々な資格に挑戦してきました。多くの人から「1級建築士は簡単に取れるものではない」と聞き、「本当に取得なんて可能なのか」と不安になることが何度もありましたが、何事も挑戦してみないとわからないと思い、「とりあえず1年真剣にがんばってみよう!」と2級建築士の際にも通った総合資格で勉強を始めました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
ライブ講義に魅力を感じたから
ライブ講義はビデオ講義とは違い、集中しやすく頭に入りやすいと感じているからです。また、不明な点があっても講師に相談できることでその日のうちに解決することができて、自宅学習の際にもスムーズに勉強に取り組めます。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
ウイルスに負けない体調管理!
学科勉強中に体調を崩してしまい2週間近く勉強ができない状態になってしまいました。復帰して講義に参加しても各テストは散々な結果ばかりで本当に焦りましたが、親切で情熱のある講師陣のおかげでなんとか乗り切ることができました。以降は体調管理にもとても気をつけるようになりました。今思うとあの時講師に助けて貰えなければ、復習する間もなく理解できないままになってしまっていたと思います。とっても感謝しています。
勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
仕事の合間時間も勉強時間に!
仕事が忙しい時期の勉強との両立は本当に大変でした。私は、朝早めに出勤し、各テストの復習を行い、お昼時間も15分、30分と少しでも時間をつくるように意識していました。仕事後は、家に帰ると気が抜けてしまうので現場事務所に残り、最低でも2時間ほどは勉強していくようにしていました。また休日には、近場のカフェや勉強スペースを利用するようにして、勉強に集中しやすい環境の中で取り組むようにしていました。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
図面から完成をイメージできるようになる!
今までは設備関係の話には追いつけない部分が多く、話を聞いて理解するのに苦労していましたが、学科試験・製図試験の勉強により知識が増えたことで自信がつき、さらに理解力や判断力に大きく影響していると感じます。試験勉強前より、知識が増え、わかることが多くなったことで仕事にも、よりやりがいを感じ楽しく働けるようになりました。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
わかったつもりが防げる!
今までの経験や勉強方法・覚え方を加えながら講義を進めてもらえたのでとても理解がしやすく楽しく勉強できました。またクラスの理解度を確認しながら進めてくれたので、わからないまま終了することがありませんでした。テスト中も講師が言っていたことを思い出し、解ける問題がいくつもあったときは嬉しかったです。ライブ講義を選んで本当に良かったと思います。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
自分なりの勉強方法を見つけ出す!
法規は、自分の法令集を作り込むことが一番大事だと思います。私は、問題を解き正・誤にかかわらず、解答に載っている例文を一つずつ確認して法令集にラインを入れていくようにしていました。その繰り返しを行うことで自分の身につけることができ、得意科目にできました。施工は、工種ごとに覚える数値が多く、とても苦労しました。講師が教えてくれた簡単な表や図にして解く方法が理解しやすく覚えやすかったので、問題を解く際には毎回余白に書いて解くようにしていました。自分でも語呂合わせを考えたりして深く考えないで楽しんで覚えていった方が良かったです。
学科合格のポイント
法規で高得点を取れるようにする!法規は25点以上取るようにする! 暗記科目は、語呂合わせや図などを活用して自分に合った覚え方で身に付ける! 絶対に今年一発で合格すると強い気持ちを持って勉強に取り組むことが大切です!
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
合格プランの確認は必須!
初めの頃はエスキスをまとめるのがとても苦手で目標時間に間に合うようになったのは模試間近になってからでした。自宅学習の際に作図よりエスキスに時間をかけて、解答例を模写するなど、自分の中でのプランの幅が広がるように意識して勉強しました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
作図は無心で行うように
作図作業中はできるだけ考えず描くことだけに集中することが大事だと思います。考えながらの作業になると描くスピードに大きく影響が出ていたので、各計算式や面積・レイアウトは1/400エスキスの段階で記入しておき、作図時間は描くことだけに没頭するようにしていました。それと、なるべく道具の持ち替え時間を減らすために、まとめて描き上げるようにしたり、レイアウトなどはフリーハンドで描くようにしたりして意識していました。
製図試験において、学科対策期間中からやっておいてよかった、あるいはやっておけばよかったと感じたことを教えてください。
法規の基礎知識はしっかり押さえておくのが重要!
学科試験の時点では、法規は得意科目だったのですが、実際に製図課題に取り組むと法令に関する知識の抜けが多くあると感じていました。テキストを利用しながら作図と並行しながら復習していく形となっていたので、学科試験の時点で製図の要点はきっちりと押さえておく重要さをとても感じました。学院からも学科試験の内から製図試験対策の資料は配付されていたので学科勉強の合間に目を通しておく事は重要だと思います。
製図合格のポイント
綺麗で読み取りやすい図面採点官にランクⅠとして判定してもらうには図面の第一印象がとても重要だと思います。講義内のグループミーティング時もそうでしたが、綺麗に描かれている図面と、そうではない図面の印象は一目見たときから全く違いました。自分のうまく描けていない部分を理解し、他の受講生の良い所を積極的に吸収するべきです。採点官にとって判定のしやすい図面を提出することが絶対重要です!!
-
合格サイクル+継続学習
講義で習ったことを繰り返し学習することで自分自身に身についていることがわかり、やる気につながりました。各項目約3週間の継続学習は、学科試験に合格するためには必ず真面目に取り組んだ方が良いと思います。
詳細はこちら -
作図強化講座
初めての1級建築士の作図で当初は描き慣れていないことで時間がかかり他の受講生より描き終えるのが遅かったのですが、作図強化講座でスピードを意識した作図を繰り返し行うことで自分なりに描きやすい方法を見つけることができ、格段に作図スピードを上げることができました。また一人ではなく他の受講生同士で競い合えることもとても良かったと感じています。
-
交換添削実習
同じクラス内でも受講生それぞれプランが違い、グループ交換添削のおかげで新たな発見や描き方・考え方のコツなど学院の解答例だけでは気づけない点が沢山ありました。自身の間違いに気づき、他の人のより良い点を吸収していけることで次のやる気にもつながりました。またコミュニケーションを多くとることで、より学習のしやすい雰囲気になっていったと思います。