合格体験記 一級建築士本間 聖也さん

SPECIAL INTERVIEW

意志の強さ=合格への可能性

本間 聖也さん (25) 令和4年度 1級建築士合格

学歴:
大学院

勤務先:
不動産会社(施工管理)

教室:
なんば校
本試験得点 105点

計画:15点 環境/設備:20点 法規:24点 構造:26点 施工:20点

受講講座

受験回数:
学科1回/設計製図1回

私の受験ストーリー

現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ

1住戸から街単位まで幅広い領域で活躍したい

私は高専では土木、大学では建築、研究室からは都市計画と幅広い分野の知識と変わった経歴を持っています。この多様なものづくり分野の経験は自分にしかない個性と考えて、様々な業種の関係者が関わる不動産ディベロッパーの道を選びました。

1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法

会社のバックアップ

弊社では数年前から一級建築士の養成制度が設けられ、社内選考を合格すると受験にかかる講習等費用の一部を会社が補助してくれます。元々、入社以前から目標としていた資格でしたが、若手の内から取得を決めたきっかけは、会社の補助があったからです。

独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由

合格実績に惹かれて

一級建築士の受験を決断した際、せっかく取得をめざすなら1年で学科・製図共に合格したいと思い、複数の資格学校を比較しました。総合資格学院では他の資格学校と異なり、ストレート合格者占有率についての記載があり、高い合格実績を見て総合資格学院に決めました。

合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード

施工を後回しにしすぎた

私は現在、出向先で施工管理をしており、特に仕事では内外装・設備関係の工事が多かったため、施工講義の後半部分は現場で培った知識でなんとかなるだろうと他の科目を優先して勉強していました。すると2回目の模試あたりから施工の成績が伸び悩み、直前模試では初の足切点となってしまい、これでは不味いと直前期に講師から頂いた資料を熟読したことを今でも鮮明に覚えています。施工は特に覚える内容が多いので、日々の積み重ねが重要だと実感しました。

勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点

周囲に配慮してもらう

勉強時間の確保のために、親や友人、直属の上司を含む同じ部署のメンバー等多くの人に受験の意思を伝え、どうしても必要な時以外は夜間勤務や残業などを減らしてもらうように伝えました。また4月ごろの段階で既に試験直前期は休むと早めの意思表示をすることで周囲に配慮してもらいました。

当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード

意見を述べるための知識になった

今までは打合せや現場調査等、上司任せの部分がありましたが、法規・施工の学習をした経験により施工方法や機器配置等に意見を述べられるようになりました。

当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと

双方向のやりとりが魅力

ただテキストを読むだけ、ただ録画映像を見るだけでは、わからないこと全てを解消出来ませんし、何より一方通行に受け取るだけで双方向的なやり取りがありません。対面での講義では講師が理解度を確認して重点的に問題を出すなど双方向でのやりとりがありますし、また講師の想いも伝わり、モチベーション向上にも繋がっていると思います。

学科攻略法

得意科目と苦手科目

Strong and weak points

環境設備

得意科目

施工

苦手科目

得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法

資料の熟読

講師から頂いた語呂合わせや注意点がまとまった資料をひたすら繰り返し熟読しました。語呂合わせは声に出して音で覚えるなど、あらゆる方法で頭に叩きこみました。

設計製図試験を見据えた、学科学習時から正しく理解し、記述できるよう指導を行いましたが、感じた効果を教えてください。

記述の知識として活かせた

学科学習時から法規や設備について理解することで、製図試験時の戸惑いは小さかったと思います。特に設備では省エネ関係や空調設備・給排水衛生設備は記述でも頻出だったので、学科の知識なくしては太刀打ち出来ないと思います。

学科合格のポイント

なるべく楽しんで学習するよう心掛けること

学習した内容でも、何度も間違えたりすることがありました。そのたびに落ち込んだりするとモチベーションが落ち、学習の効率が悪くなります。なるべく素直に受け止め、次に間違えないためにと焦るよりは、新たに知識を得られるワクワク感を常に持ち、前向きに学習することでモチベーションを保ち、最後まで合格に向けて学習が続けられたと思います。

設計製図攻略法

エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと

エスキスが苦手だった

初回から後半ごろにかけてエスキスが上手いこと出来ず、時間をかけすぎてしまうことや、プランニングとして微妙な配置になってしまうことが多々ありました。講師から都度アドバイスを頂き、毎回のエスキス中に意識して取り組むことで徐々に改善され、最終講義回ごろには「エスキス上手くなったね」と褒めてもらえるようになりました。

作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと

作図時間の短縮

総合資格学院推奨の手順を守ってひたすら描く。これしかないです。何枚も描いていく内に、「実はこうしたほうが早いんじゃないか?」と気づきが生まれます。今後はそれを試してみてなるべく早い段階で自分なりの手順を定着させることがミスなく時間短縮を図る秘訣です。

製図試験において、学科対策期間中からやっておいてよかった、あるいはやっておけばよかったと感じたことを教えてください。

法規を頭に叩きこむ

製図試験は法令違反のない建物を設計することが大前提です。学科試験では法令集を使用することが出来るためか、思ったよりも記憶に残っておらず、理解不足の箇所が多くありました。学科対策の時点で製図を見据えた学習が必要だと思いました。

製図合格のポイント

手順を早めに確立する

読み解き・エスキス・記述・作図を一つのルーティンとして、どの手順にどれだけ時間を費やすか、どの順番で行うか、自分に一番合う方法をなるべく早く確立することが重要だと思います。手順や時間が固まれば、どの手順が苦手か、この課題はどういうことが難しい課題なのか、整理・分析しやすくなるので、対策や上達も早くなります。

メッセージ

合格後の心境や、周りの変化、今後の目標や抱負

独占業務が出来ることも一級建築士のメリットではありますが、何より社内外問わず一級建築士としての責任と立場を持って説得力のある意見を述べられることが一番の魅力だと思っています。現在私は施工管理関係の会社へ出向中ですので、今後は一級施工管理技士や、元々の自分の領域である都市分野の資格取得を目標にしています。

資格取得をめざす方へアドバイス

職種や業種によっても異なりますが、案外確保しようと思えば勉強時間は確保できます。まとまった時間でなくとも、通勤時の移動時間やスマホを触っている時間など、如何に日々余暇として使っている時間を勉強時間に充てられるかが合否を分けるポイントです。

総合資格で良かったところ

  • アウトプット強化講座

    日々の学習・通常の講義や学習サイクルが重要なことは言うまでもありませんが、プラスαでアウトプット強化講座を受講していたことが自身の学科試験合格の秘訣だったのではないかと思います。通常講義では扱い切れない一歩踏み込んだ内容や再確認項目をアウトプット講座で学べることで、より知識の定着に繋がったと感じています。

  • オリジナル製図課題

    総合資格学院の製図課題は内容にバリエーションが富み、様々な条件・記述課題や本試験を見越した課題が多いので、コツコツ課題をこなすことで、最初の内は上手く出来なくても試験直前ごろには納得のいくプランニングが出来るようになりました。

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  • コンパクト建築作品集

    建築作品問題は計画の中でも鬼門と個人的に思っています。多くの作品が写真付きで紹介され、また抑えるべき要素や例題が書かれているので、頭の中で知識が紐づけされやすいよう工夫されています。また、合格後も建築旅行ブックとして活用出来ることも魅力です。

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