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SPECIAL INTERVIEW
これからもがんばります

坂本 理久さん (25) 令和4年度 1級建築士合格
- 学歴:
- 大学院
- 勤務先:
- 建設会社(意匠設計)
- 教室:
- 横浜校
計画:16点 環境/設備:18点 法規:25点 構造:25点 施工:22点
受講講座
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
ものづくりの頂点
設計の仕事をしている父親の背中を見てかっこいいと感じ、建築の仕事に携わりたいと思いました。それに加えて、建築は魅力・規模・重要性の観点からものづくりの頂点であり、その建築を生み出す設計に強く携わりたいと思いました。
1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
必要なもの
建築を職にするにあたり、必要な1級建築士の資格を取得し、いち早く次のステップに進みたかったからです。不安はどれだけ自分に負けないようにできるかでしたが、最初の1カ月だけ追い込むことで習慣化することができ、1年以上の勉強を続けることができました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
充実した環境
はじめから1級建築士の資格は1年で取ると決めていたので、実績があり可能性が最も高い総合資格学院を選びました。教材はもちろん講師やチューター、すべてのスタッフが全力でサポートしてくださることも総合資格学院を選んだ理由です。
ご自身と独学者を比べてみて、一番大きな違いは何でしたか。
勉強の質と取り組む姿勢
自習の内容が明らかに違いました。独学者はただ過去問などの問題を解くのに対し、学院は問題の解説が充実しており、イラストや動画などを通じてイメージしながら学習を進めるため、新規問題にも対応できる学習ができます。また、本気で勉強しないと合格できないことを身にもって感じるので、やる気や量も差がついていると感じました。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
法規の勉強の仕方について
法規だけは、法令集から答えを探すことのできる科目だったため、正直甘く見ており、勉強量も少なく勉強方法もただ法令集を引くだけでした。そのため最初の模試では、点数も上がらず苦戦してしまいました。そこからは、内容を覚え理解するようにして点数を合格圏内まで上げることができました。
周り(会社の同期や身近の先輩社員)の1級建築士に対する学習状況
勉強は全員している
私は会社で設計を担当しているのですが、入社1・2年目の社員は全員勉強しており、多くの人が学科を合格しています。3年目になるとほとんどの人が合格しているのが現状です。大学院時代を思い出すと、周りの同級生は企業に就職予定の人は早めに学習を開始していて、設計事務所に就職予定の人は比較的ゆっくり目に勉強をスタートさせていたと思います。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
覚えられないことが得意分野となる
特に施工などは内容が難しく覚えにくいところがありますが、そういった内容をライブ講義で扱うことが多いので、理解が深まり得意分野にすることができました。また、法規では、どうやって線を引くとかそのコツとか、実際に聞いてみないとわからないことも講師がそばにいるのでその場で学ぶことができました。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
イメージ図を描き理解すること
施工は動画視聴・納まりの図と寸法を描くことを繰り返し、理解することを徹底しました。環境・設備も同様に絵を描いて理解を深めました。たまに語呂合わせでも覚えました。
設計製図試験を見据えた、学科学習時から正しく理解し、記述できるよう指導を行いましたが、感じた効果を教えてください。
イメージできた
正直学科の二の次で、製図の知識を身につけることはできませんでしたが、イメージがつくので、学科合格の後にスムーズに製図を取り組むことができました。
学科合格のポイント
苦手をなくすこと苦手があると厳しいので、いい部分を伸ばすのも大切ですが苦手をなくすことがより大切だと思います。私の場合、間違えた問題をピックアップし、自分で問題集をつくり、それを繰り返し解いていました。また、それを続けるために紙面だけでは飽きてしまうので、スマホやタブレットを使い、飽きないよう自分なりに工夫していました。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
解答を見ると簡単そうに見えるが実は難しい
上手くプランニングするのはなかなか難しいのですが、問題の意図をくみ取りもう一度解答を写してみて、ポイントとなる言葉にどう対処するかを練習することで力が付きました。(1/1000のプランをまとめてみる など)
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
とにかく慣れ
何回も描くことで速くもきれいにもなります。あとは、きれいに描こうとする気持ちと無駄な動き、動作をなくすことを心掛ければ大丈夫です。私は最初の講義で間違ったことを次の講義では間違わないようにすることを心掛け、さらに9項目チェックには自分なりの10項目をプラスし、チェック項目を大幅に増やしたオリジナルチェック表を作り、極力ミスをなくすよう努めていました。
製図試験において、学科対策期間中からやっておいてよかった、あるいはやっておけばよかったと感じたことを教えてください。
内容を知っておくこと
焦らず学科では学科の勉強をするのが一番だと感じます。強いていえば、内容を知っておくことぐらいかと思います。
製図合格のポイント
根気と勝負強さと準備2カ月間死に物狂いで勉強する根気と、いざ本番のときに練習課題と同じようにリラックスできるように訓練を積むこと、試験本番と同様の緊張感を持って練習課題に取り組むことが必要です。 自分なりの時間配分を考え実践していくことも試験時の緊張感に負けない方法です。焦らずやりきる勝負強さと、ミスをしないため忘れないための準備です。