合格体験記 一級建築士田中 聡人さん

SPECIAL INTERVIEW

気負い過ぎず楽な気持ちで

田中 聡人さん (22) 令和4年度 1級建築士合格

学歴:
高専

勤務先:
建設会社(施工図作成)

教室:
京橋校
本試験得点 91点

計画:13点 環境/設備:17点 法規:21点 構造:21点 施工:19点

受講講座

受験回数:
学科1回/設計製図1回

私の受験ストーリー

現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ

図面に直接関わりたかった

もともと図面に多く関わることができる設計に近い仕事をしたいと思っており、その中で施工図という仕事を見つけました。図面作成に加え、現場とも交流があるため、やりがいを身近に感じ取ることができると思いこの仕事を選びました。

1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法

受験資格があるなら早めに受けよう

高専の建築学科を卒業して受験資格があったので、「時間がある若年時の間に受けよう!」というラフな気持ちで受験を決めました。何回やっても受からなかったらどうしようという不安はありましたが、「とにかく今年で終わらせる!」という気持ちをもって取り組みました。

独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由

同級生や先輩が多く通っていて、合格率が高かったから

母校の先輩や同級生の多くが総合資格学院で勉強して受かっていたこと、また合格率の高さから、自分も同じような結果を出せるかなと思い決めました。また、先生と対面で講義を受けられるので、質問しやすい環境も一つの理由です。

合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード

友達や家族の存在

自分より先に受かっていた友達には、学科と製図両方でアドバイスをもらったり、どの道具がおすすめかなどを教えてもらっていました。試験日が近づいて気持ち的にしんどかったときは、家族に支えてもらったりと、周りの人に助けてもらったのがとても大きかったなと思います。

勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点

会社に協力してもらい時間確保

自分が今年受けるということを会社に説明すると、極力 19 時前には帰宅することができ、それにより勉強の時間を確保できました。どうしても時間がない場合でも課題には取り組むよう意識して、毎週の講義に参加しました。

当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード

図面の不整合を見つけ出せた

有効寸法が足りてない箇所を図面作成時に見つけて、それを質疑に出して修正することがありました。学科のときの勉強内容が基礎としてあるので、以前よりも不整合などに敏感になることができたと思います。

当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと

質問がしやすい環境

ライブ講義の大きなメリットとして、その日の講義で分からなかったことをすぐに質問できるという点があると思います。わからないことがあっても、その日中にできるだけ疑問を減らすことができたので、復習のときの負担も格段に減り、時間も気持ちも余裕が生まれたなと思います。

学科攻略法

得意科目と苦手科目

Strong and weak points

環境・設備

得意科目

構造

苦手科目

得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法

予習、復習を確実におこなう

自分が暗記や記憶することが得意というのがもともとあり、中でも環境の内容については、覚えてから理解までの時間が短かったので自然と得意科目になりました。逆に計算するのは苦手で、構造力学は苦戦しました。ただ、そこは講師への質問や予習、復習を行うことで決定的な穴を作らないという気持ちで取り組みました。

設計製図試験を見据えた、学科学習時から正しく理解し、記述できるよう指導を行いましたが、感じた効果を教えてください。

自分用のテキストを作成して上手く活かせた

学科対策時の計画、環境、法規の内容が製図でも重要になると自分でも思っていて、学院講師からのアドバイスもあったので、学科のときから製図に関係することについては事前に自分用の資料として作成していました。製図講義が始まってからはそれを見返したり、情報を追加したりして上手く活用することができました。

学科合格のポイント

自分に合う勉強方法を早めに見つける

自分に合う勉強方法を見つけておけば、安定して継続することができ、「受かる!」という自信にもつながると思います。自分の場合は苦手なことや覚えにくいことを白紙に書き込み自分でまとめていました。

設計製図攻略法

エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと

うまくまとまらない

最初の頃は、エスキスでコアの位置や室の配置がうまくまとまらず悩む時間がかなりありました。エスキスが早い人の考え方を参考にして自分に合う形で対策をしていった結果、スムーズに進めることができるようになりました。

作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと

自分に合う道具を探す

0.5mm のシャーペンで描いていましたが、筆圧が弱くメリハリがなかったので、途中から 0.7mm を使用した結果、他のことに集中することができるようになりました。 また、学院が配布していたチェックシートは、自分が特にどういうところでミスをしているか、客観的に把握することができたので、よかったです。

製図試験において、学科対策期間中からやっておいてよかった、あるいはやっておけばよかったと感じたことを教えてください。

法令関係はきちんと理解しておく

面積の出し方や高さ制限など、本番でミスしたら大事になりかねないことが法規にはたくさん詰まっているので、学科のときからその点は意識して勉強しておくのが吉だと思います。

製図合格のポイント

チェックは十分な時間を必ず確保する

いくら図面がきれいでプランが良くても、法規ミスや室抜けがあれば台無しになるので、絶対にチェック時間を確保するということを意識して取り組めば、合格に大きく近づくと思います。

メッセージ

合格後の心境や、周りの変化、今後の目標や抱負

施工図作成でより専門的な分野にも意見を出していけるよう、習得した知識を引き出しながら、仕事を進めていきたいと思っています。

資格取得をめざす方へアドバイス

勉強している間は何度も気持ちが折れそうになるかもしれませんが、合格した自分の姿を想像して最後まで頑張ってください。

総合資格で良かったところ

  • 学科問題集

    極論をいうと、試験で出てくる問題の多くは学科テキストをしっかり熟読して理解できていれば合格点までいけると思います。でも実際それは難しいので、過去問や予想問題がある問題集を何度も解くことで、どんな文章で問われるのかなど、ある程度傾向を掴んで対策をしていました。

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  • 記述用教材

    作図がある程度できるようになってから、記述に力を入れ始めました。最初は何を書けばいいのか全くわからなかったですが、まずは教材の内容を復唱しながら模写をして、意味を理解できるようになるまで何日も続けていました。ゼロから考えるのは厳しかったので、教材があって助かったなと思っています。

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  • 学科模擬試験

    本番を想定してみんなで行うことができる重要なコンテンツだと思います。メンタルの状態や時間配分が、模試ではどのようになるのかを把握することで、試験当日の万が一にも対応しやすくなるので、絶対受けたほうがいいと思います。

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