- 令和4年度祝賀会
- 2級建築士合格体験記一覧
- 浅田 華那さん
SPECIAL INTERVIEW
あきらめない!

現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
地図に残る仕事へ
工業高校へ通っていた兄の影響で、自身も工業高校へ進学し、何気なく建築を学んでいました。就職時に「設計」か「施工管理(現場)」で悩んでいたら、当時の担任の先生から施工管理の職に向いていると言われ、この職を選びました。また、建築を学んでいくにつれて地図に残る仕事が「かっこいい」「したい」という思いもあり、この道を選びました。
2級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
祖父との約束
高校2年生の秋、設計製図コンペにて奨励賞を受賞し、祖父が一番喜んでくれました。その時に祖父が「別荘を建ててくれ」と言ってきたのがきっかけで建築士を取得することを決めました。正直社会人になって仕事と勉強の両立が不安でしたが自分のキャパを考えてON・OFFをうまく使っていき、不安をなくしていきました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
実績No.1
会社へ入社し、研修時に士法改正で受験制度が変更になると知り、いくつかの資格学校の話を聞きました。私の先輩も総合資格学院に通っており、テキストの使いやすさや合格実績No.1などから、通うなら総合資格学院だと考え選択しました。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
苦手な科目は早めに克服
学科試験勉強中は法規の点数がなかなか伸びず悩んでいました。もともと苦手で後回しにしていたことが失敗だったと後悔する時期がありました。当時担当してくれたライセンスアドバイザーに「1日1問でもいいから問題を解こう」とアドバイスをもらい、それを実行すると点数が上がっていきました。苦手科目ほど早いうちに取り組むべきだと思います。
勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
最低限、宿題はこなす
現場仕事で朝も早く、帰りも遅く、勉強時間の確保が一番苦労しました。週休2日はあったので1日で宿題はすべてこなすと決めて実行し、残り1日は学院で集中して勉強に取り組むと決めました。時間が確保できない分、講義終了後にわからない問題は解決して帰るなどの工夫をしました。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
各工種の検査がスムーズに
現場での各工種の検査がスムーズに行えるようになりました。鉄筋工事ならかぶり厚、コンクリート工事ならコンクリート受入試験の基準値等が頭の中にあることで自主検査し、基準値に達していなければその場で職人に是正してもらうなど、的確に指示ができるようになりました。
講師によるライブ講義を受けて良かったこと
寄り添って教えてくれた
映像講義と違ってライブ講義では講師がわかりやすく伝えてくれることが良かったです。また、講義終了後でも質問ができたり、受講生に寄り添って教えてくれる姿勢がすごくよかったです。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
素直に聞く
製図の学習が始まったころはエスキスの進め方がわからず、プランも全然収まらず苦労をしていました。高校で少し学んだことを取り入れながら講師の言ったことを守り、わからないことは質問して一つひとつ解決していきました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
習うより慣れる
現場では木造や鉄筋コンクリート造に携わっておらず、構造を理解するために部称を覚えて意味を理解しながら作図することに苦労しました。手を動かし枚数を多く描いて体に覚えさせ、作図のスピードアップを図って克服につなげました。
製図試験において、学科対策期間中からやっておいてよかった、あるいはやっておけばよかったと感じたこと
時間確保
時間の使い方について「よく考えておけばよかった」と感じました。日中・夜中は現場で仕事だったので、勉強時間の確保が難しかったです。自分は時間の使い方が下手だと感じていて、通勤時間に録音したページを現場につくまでリピートして聞きながら暗記するなどの学習を実施しました。これは学科対策期間にやっておいてよかったと思いました。
製図合格のポイント
自分を信じる製図試験ではいつも通り描いているはずが、いつもやらないようなミスや描き忘れをしてしまいます。平常心で試験に臨むなんて無理難題な話です。学院で教わったこと以外のことをしないこと、最後は自分を信じることが1番大切なことだと思います。そのために講義の中でたくさん間違えて、自分の財産にしたもの勝ちだと思います。