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SPECIAL INTERVIEW
最後は今までがんばってきた自分を信じることが大事です!

和田 光歩さん (22) 令和4年度 2級建築士合格
- 学歴:
- 工業高校
- 勤務先:
- ハウスメーカー(営業設計)
- 教室:
- なんば校
計画:20点 法規:18点 構造:20点 施工:18点
受講講座
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
建物を建てる仕事に関わりたい!
小さいころ、電車の窓から見える大小・形が様々な建物をみて、この建物を建てた人はどんな人物なのだろう、又どうやって出来たのだろう、といつも考えていました。それからは「建築に関係する仕事は何なのか」「将来どんな資格を取れば良いのか」など夢に一直線でした。そして設計士という職業以外にも内装設備などを提案する仕事に出会い、ハウスメーカーの営業に就職しました。
2級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
自分の強みをつくるため
就職はしましたが、自分のこれといった強みがなかったことや、将来キャリアアップしたいときに活かせる資格がなかったため、資格取得にチャレンジしようと思いました。
ご自身と独学者を比べてみて、一番大きな違いは何でしたか。
環境の支えは大きい
はじめての学科受験は独学でした。そのときは一人で勉強し、わからないことがあっても自分で時間をかけて調べないといけなかったため効率が悪かったです。なによりモチベーションを維持できず、自分一人では合格できないと思いました。それと比較すると、学院スタッフにスケジュールを管理してもらえることや、わからないことがあればその場ですぐ講師に質問でき教えてもらえるなど、多くのメリットがあると感じました。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
モチベーションがガクッと落ちるときもある!
学科の模擬試験や製図の模擬試験の結果が悪く、落ちるかもしれないという不安が常にありました。講義についても、モチベーションがガクッと落ちたときは体調を崩し欠席してしまったこともありました。何もかも完璧をめざしてキャパオーバーになってから誰かに相談するのではなく、少しでもムリだと感じたら、すぐ講師や学院スタッフに相談するべきでした。
勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
合格ダイアリー、学校の自習室活用!
合格ダイアリーを使って一週間の時間割を設定することで、勉強できる時間を確保することができました。また、自宅だとなかなか進まない科目については、自習室で一気に集中して勉強しました。そのおかげで得点アップに繋げることができました。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
建築に関する視野が以前より広くなった
以前は意匠の設計事務所に対して構造だけを考えた提案しかできませんでしたが、今では意匠や法令のことも考慮しながら構造の検討ができるようになりました。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
効率的に学習できた
映像講義だけではわからないことや、疑問に思ったことをすぐ講師に聞けたのでとても効率的に学習できました。講師からも声をこまめに掛けてくれたので、わからないまま講義が進んでいくということがなかったです。また、試験間近になると講師から「絶対合格させたい!」という熱意が伝わってきて、こちらも「講師にいい報告がしたい!」と勉強に対して意欲的に取り組めました。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
トレイントレーニングの活用と用具の使い方を知る!
似たような数字が多く、用具や工法の種類が多い施工はなかなか覚えられず苦戦しました。講師に使い方や覚え方を教えてもらい、あとはトレイントレーニングで繰り返し覚えることで克服できたと思います。
設計製図試験を見据えた、学科学習時から正しく理解し、記述できるよう指導を行いましたが、感じた効果を教えてください。
モチベーション高く学習できた
必修項目習得講座で学ぶ高さ制限などは、講習中から製図試験でも問われると言われていたので意識して覚えようとした結果、学科の合格につながったと思います。
学科合格のポイント
過去問を活用して基本的な問題はマスターしたこと学科試験は、過去に出題された問題や基本的な問題が多いです。そのため、過去問を繰り返し学習したことが学科の合格に繋がったと思います。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
参考になるエスキスをトレース
はじめは、順序立ててエスキスに入っていけず、時間がかかったり、うまくプランが納まらないことが多かったです。そのため、講義毎に増えていく解答例のエスキスをトレースし、自分の引き出しを増やしていきました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
自分で決めた作図時間を厳守
作図では、矩計図の作図時間がなかなか縮まらず苦労しました。そのため、平面図や伏図、立面図の作図時間をできるだけ短い時間で作成できるよう特訓しました。
製図合格のポイント
受講生たちとの会話製図受講生のなかでも特に努力している人の近くで講義を受けると良いです! その人たちの姿を近くで見ているだけでも刺激を受けますが、講義後にプランやエスキスを見させてもらったり、普段の製図トレーニングの方法なども聞いていました。工夫している点や自分にはなかった新しい視点に気づいたりと、とても参考になりましたし、大変さを共有できることで、なんとか気持ちを奮い立たせることができと思います。