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SPECIAL INTERVIEW
最後は自分自身を信じることが大切!

江草 彩美さん (25) 令和5年度 1級建築士合格
- 学歴:
- 大学院
- 勤務先:
- 設計事務所(設備設計)
- 教室:
- 上野校
計画:17点 環境/設備:18点 法規:23点 構造:24点 施工:21点
受講講座
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
人の暮らしをイメージするのが楽しい!
小さいころから、チラシの住宅広告の間取りを見るのが好きでした。また、部屋の模様替えや、絵を描くこと、モノをつくることも好きで、高校卒業後は建築学部に進学しました。設計の仕事をしようとは思っていなかったのですが、住宅の設計は「どんな暮らしをするのかな?」などイメージしながら進めるのが楽しいと感じ、設計事務所に就職しました。
1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
仕事には必要不可欠なもの
働き方や家族のことなど、将来を真剣に考えて今の仕事を続けようと改めて決断した際に、建築士を受けようと決めました。人よりスタートが遅かったため最初は不安が大きかったのですが、学習を進めるうちに結果が付いてきたので、不安はなくなりました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
映像ではなく「人」から教わりたかった
先輩が他スクールへ通っていて、私も同じところへ通っていました。学科はすべて映像講義でしたが、自分の実力では理解できない部分も多く、1回目の学科受験では落ちてしまいました。その後、ライブ講義で合格実績の高い総合資格学院を知り、通うことにしました。
他講習と比較して、実際学院で学んでみていかがだったでしょうか。
映像講義より格段に学習が進んだ
講師の方々は、わからないところを理解できるまで丁寧かつ熱心に指導してくれました。また、直接質問ができるのもよく、こちらの理解の程度をみて、講師から声をかけていただくことも多々あり、映像講義だった頃よりも学習が格段に捗ったと思います。
ご自身と独学者を比べてみて、一番大きな違いは何でしたか。
環境の支えは大きい
会社の同僚が独学で試験に臨んでいました。勉強を始めるタイミングは私と同じくらいでしたが、お互い学習状況について話していると、特にスケジュール管理の点で違いが大きいと感じました。独学と比べると、スタッフの方々にスケジュール管理をしてもらえることや、自分では気づけなかった弱点を知れること、他の受講生との競争意識を持てることなど、多くのメリットがあったように思います。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
講師からだけでなく一緒に受験した仲間からも学ぶ
教室の仲間とよく、復習会の名目で夕食に行っていました。愚痴や勉強の悩みを共有できるのはよかったのですが、つい時間が遅くなってしまうこともあり本末転倒に(笑)。気持ちを切り替え、仕事で構造設計をしている方や、他の設計事務所の方とその日の講義の話をし合い学ぶことで、広がりのある知識が持てました。
勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
食べる・寝る・仕事以外は学習時間に
ありがたいことに職場の上司が協力的に対応してくださり、毎日早く終業して、学院の自習室へ通うことができました。また「15分の移動時間が4回あれば1時間の学習時間になる」という教務の方の言葉を念頭に、通勤時間や移動時間を有効的に使うようにしました。教材は重たいので、講義で配られた資料を縮小コピーして持ち歩くようにしていました。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
建築に関する「視界」がよくなった
職場で設備について協議があった際、学院で学んだ知識をもとに、自分の意見を述べることができました。施工に関しては、実務で大きな現場に携わることはありませんが、今まで漠然と見ていた街中の工事現場の風景が、以前よりもくっきり見えるようになったと思います。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
私の理解度をふまえて教えてくれたこと
映像講義だけではわからないことや、疑問に思ったことをすぐに講師に聞けて、非常に効率的に学習できました。講師からも声をかけてくれて、私たち受講生の理解度を確認しながら講義を進めてくれたので、わからないまま講義が進んでいくことがなかったです。それに直接話を聞けて、熱意が伝わってきたのもあり、学んだ内容が記憶に残りやすかったように感じました。
講義で一番役に立ったこと、助けになったこと
やるべきことを全て示してくれたこと
講師から「直前期教材と模試(約7,000選択肢)を完璧にすれば必ず合格できます。学院を信じてください」と明言してもらえたことが、とても明快で心強かったです。やるべきことがはっきり見えたことで、余計なことを考えずに効率よく学習できたと思います。
学科合格のポイント
最後まで学院を信じてやり抜いたこと最初は不安ばかりだったけれど、学院を信じてやっていました。思うように成績が伸びないときもありましたが、「絶対、今年合格! 勉強は今年だけ!!!」という気持ちだけは、なくならなかったです。試験当日も、最後の最後まで1点でも多く得点するため、粘り強く見直しを繰り返しました。後悔はしたくなかったから、とにかく信じてやり抜いて良かったです。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
段階ごとに細かく確認
初めの頃は、順序立ててエスキスに入っていくことに慣れず、時間がかかったり、うまくプランが納まらなかったりすることもありました。講義回数を増すごとに、課題文の読み取りから課題の特色把握、条件整理などの重要さがよく理解でき、その段階でプランの方向性を間違えることのないように、慎重に取り組むようになりました。また、ほかの受講生たちとのディスカッションや図面を見せ合うことで、参考になることが多かったです。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
作図は描くだけの“作業”にする
作図は得意だったので、早い時期に学院の目標時間で描けるようになっていました。さらに時間短縮を図るために、1/400 エスキスの段階で、配管位置、各室の面積や家具レイアウトなど、できるだけ描き込んでおき、作図の段階で考え込まず、描くだけの作業となるようにしていました。
製図合格のポイント
他の受講生たちとの会話
製図受講生は、当然ですが学科試験を勝ち抜いてきた人たちなので、本当に努力家ばかりでした。その姿を見ているだけでも刺激を受けましたが、講義後にお互いのプランやエスキスを見せ合い意見交換をしたり、普段の学習方法などをよく話していました。とても参考になったし、大変さを共有できることで、気持ちが萎えることなくがんばることができたと思います。
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教務スタッフ
私たちが学習することに関して、最大限サポートしてくれました。講習日はもちろん、その他の日でも常に明るく迎えてくれたり、悩み事も相談にのってくれたりと、教務スタッフのみなさんのおかげで学習を継続できました。
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グループミーティング
製図ではグループミーティングをすることで、お互いの良いところだけでなくミスも共有することができたので、毎回とても勉強になりました。また、ライバルというよりも仲間意識が芽生え、試験直前の辛い時期の支えとなりました。
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自習室
土曜日や休みの日に利用していました。学院で勉強することで家よりも集中できたことや、欲しいなと思った教材の資料をすぐにもらえたり、講師がいるときはすぐに聞けたりしたのでよかったです。
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設計製図オリジナル解答例
受験を考えはじめたとき、試験ではどんな問題が出るのか、どう勉強していけばいいのか、何もわからない状態でしたので、とりあえず他の資格スクールも含めて資料を取り寄せました。そのなかでも総合資格学院のポイント資料が抜群にわかりやすく、また試験の難しさもわかりました。