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SPECIAL INTERVIEW
最後まで気を抜かないこと

福田 和生さん (28) 令和5年度 1級建築士合格
- 学歴:
- 大学院
- 勤務先:
- 設計事務所(意匠設計)
- 教室:
- 岡崎校
計画:13点 環境/設備:15点 法規:26点 構造:21点 施工:20点
受講講座
- 受験回数:
- 学科2回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
映画で出てきたゴシック建築をみて
日本では見慣れない空間を見て憧れや好奇心を持ちました。建築は自由で、環境を変えてしまうほどの力があることを感じたことと、その魅力に魅せられて建築学科を選びました。
1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
必要不可欠な資格
建築士は自分で設計をするうえで必要な資格であるためです。会社の先輩が同時期に受験していたので、特に不安なことはありませんでした。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
大学からの縁と会社の先輩の紹介
大学生のころ、設計展の実行委員を行っていたのですが、総合資格学院には設計展の協賛をしてもらっていて、当時も良くしてくれていたので親しみを感じていました。いざ試験勉強をはじめる際、色々と検討するなかで、他の資格学校に比べて量と質がいいと会社の先輩から教えてもらい、学院を利用することを決めました。
ご自身と独学者を比べてみて、一番大きな違いは何でしたか。
勉強の習慣の管理
毎週通学して学習する習慣があるのは良かったです。また、学院の手厚いサポートもあって安心して学習できました。独学だと、どうしても仕事やプライベートの忙しさを優先してしまいがちになるようで、継続して勉強する習慣があるのは良いと感じました。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
正しい知識を身につけること
わかったふりをしないで、些細なこともすぐ調べるようにしていました。また合格した先輩に勉強方法を教えていただき、たまに愚痴を聞いてもらえたのは助かりました。
勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
朝勉と家以外で学習時間を捻出
会社の始業時間が比較的遅いので、朝勉強するようにしていました。また、講義の日の休憩時間や、終了後に勉強する習慣をつくりました。家では勉強できないので、家以外で勉強する時間やスペースを確保するようにしていました。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
監理の現場で役に立った
学院で学んだ知識が、数日後の監理の現場ででてきたのは驚きました。仕事と並行して勉強できたので、イメージしやすく覚えやすかったです。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
わかりやすい説明と受講生への配慮
噛砕いた説明をしてくださるので理解しやすかったです。さらにテストの点数などをふまえて、押さえるべき点を説明してくれるので、効率的に学習できました。製図の講師は、教室の雰囲気が良くなるように明るく接してくれましたし、私にもたくさん声をかけてくれて、その支えがモチベーションの維持につながり、学習を乗り切ることができました。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
反復学習で克服
間違えた点、理解に時間がかかる問題は大きめの付箋に書き留めてルーズリーフに貼り、普段から持ち歩くようにしました。知識が定着してるか確認するために、覚えたものは外し、覚えていないものは残すようにしていました。
講義で一番役に立ったこと、助けになったこと
講義のメモと講師への質問
講師が板書した点や話したことを漏らさないようにテキストにメモ書きしたことが役に立ちました。関連する内容があればページ数をメモするようにしていました。また、講義中に質問事項を考えながら聞くことを心がけていました。
学科合格のポイント
身内からの励ましの言葉スロースターターなので、勉強に不安を残しながら当日を迎えました。構造・施工の試験中に、まったくわからなくて絶望を感じていたときに、かけてもらった言葉を思い出して、最後まであきらめずよく考えて取り組むことができました。自信がなかった分、自分を騙して自信があると思い込みながら解いたのがよかったと思いました。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
必要な武器を理解できてから成長
より良いプランをめざして、こだわりを持ってしまうのが原因で、時間がとにかくかかってしまいました。「とにかく描く」「必要以上に悩まない」「後戻りしない」を徹底してからは、自然と合理的なプランがかけるようになったと思います。短期だったので長期生のように多くのテクニックはなく、必要最低限の武器での勝負でしたが、僕には迷う要素になっていたと思うので、最低限の武器で戦うのが性に合っていたと思います。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
エスキスを反復で描いていたこと
作図は速くはないですが、好きだったので苦にはなりませんでした。1/400のエスキスを反復して描いていたので、作図の段階で特に考えなくても描けるようになったと思います。
製図合格のポイント
講師の直接指導
試験の一カ月前までうだつが上がらない状態でしたが、そんななかでもプランの成長を講師は褒めてくださり、自信を持つことができました。また職場の先輩や、学生時代の友人と頻繁に情報交換することで、優先順位が整理され、エスキスの時間が少なくなったと思います。
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講師による添削
自分の苦手な部分を把握したうえで、ポイントを絞って指導してくれました。よくできていた点や、成長した点を褒めてくれたおかげで、モチベーションが上がりました。それがなければ最後までがんばれなかったと思います。
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グループミーティング
まだ自分がしたことのないミスを共有できたことが大きかったです。そのミスをいかに防ぐかを考えるきっかけになったので、恥ずかしがらずクラスみんなで受かるぐらいの心意気で取り組むことができました。
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映像ライブラリー
電車で学院に通っていたので、講義が終わったらすぐに最寄り駅まで映像を観るようにしていました。そうすることでさぼることなく復習することができました。