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SPECIAL INTERVIEW
勉強時間を確保し、言われたことをすれば合格できます

河島 葉流香さん (36) 令和5年度 1級建築士合格
- 学歴:
- 大学
- 勤務先:
- 設計事務所(意匠設計・工事監理)
- 教室:
- 草津校
計画:17点 環境/設備:12点 法規:23点 構造:22点 施工:17点
受講講座
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
無知からの脱却
事務要員として現在の設計事務所に就職しました。事務とはいうものの、建築についてまったくの無知では、設計事務所に身をおく者として恥ずかしく、仕事に支障も出てくると感じ、建築の勉強をはじめました。建築の勉強をするにつれ、クライアントの希望が図面によって視覚化されていくのが楽しくなり、事務だけでなく設計の仕事もしてみたいと思うようになりました。
1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
今ある環境に感謝しつつ、未来を見すえて
将来や今ある環境が変化したときを考えて、資格はとっておこうと判断し、受験を決意しました。当時4歳と0歳のこどもがおり、子育てと仕事と勉強を並立できるのか不安しかありませんでしたが、職場や家族の支えのおかげで乗りきれました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
効率よく資格取得をめざす
年齢も若くないので、資格取得の最短ルートだと思い、総合資格学院を利用しました。学院に決めた理由は、ライブ講義だったからです。映像講義よりライブ講義のほうが、自分の性格上サボらず勉強にはげめると思い通うことにしました。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
仲間とのコミュニケーションは大事
設計製図講義でおこなうグループミーティングでは、いろいろな成功例や失敗例をみることができ、その理由も話しあえました。そこでは、受講生それぞれの工夫やコツを聞いたりして学ぶことがたくさんありました。
勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
すきま時間の活用
こどもが起きている時間に勉強するのは困難だったので、こどもの就寝後や早朝に勉強時間を確保し、毎日2~3時間は勉強するように心がけていました。少しでも空き時間があれば、デジトレをひらいて1問でも多く解くようにしていました。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
自信へつながる第一歩
プランを考えるとき、所要室やトイレなどの必要な広さが頭に浮かんでくるようになりました。以前はわからなかった単語や話の内容が理解できるようになり、無知ゆえに感じていた羞恥心が和らいだ気がします。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
その日の疑問はその日に解決
難しい内容の講義で、あきらかに理解していなさそうな私の表情を見て、講師がかみ砕いて説明してくれたことがあります。受講生の反応に対応してくれる講義や、疑問をその場で解決できるのは、ライブ講義ならではだと思います。理解が深まるにつれどんどん疑問が出てくるタイプなので、その日の疑問はその日に解決できるライブ講義はよかったと思います。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
資料探しで記憶に残る勉強
計画は範囲が広いので、問題に出てきた事例は写真と特徴をノートにまとめていました。インターネットも活用して、建物の所在地や写真をたくさん見て記憶に残るよう工夫しました。施工も同じで、不明なところは写真や動画を探して見るようにしました。施工方法の選択や数字などを覚えるのが苦手でしたが、なぜそう決められているのか、理由を調べることで区別がつけられるようになりました。
講義で一番役に立ったこと、助けになったこと
本番までに疑問は解消しておく
とあるテストで、解説を読んでもまったく理解できない問題がありました。教務スタッフや講師からも難しいテストだといわれていたので、そのままスルーしようと思ったのですが、ある講師から「難しい問題でも理解しておいたほうがいいよ、どこかで使えるかも知れないから」と言われたので、担当講師に聞きにいきました。すると、試験当日にその難問が出てきました!聞きにいっていたことで慌てずに解くことができ、疑問を解消しておくことの大切さを身に染みて感じました。
学科合格のポイント
言われたことは全部する教務スタッフや講師から言われたことはすべてしました。模試の復習や問題集など「この部分は必ずしましょう」と言われたところは2~3回しました。今までたくさんの受講生を見てきた教務スタッフや講師の言うことを信じた結果、合格できたのだと思います。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
解答例の分析と想像力
設備関係の配置に苦労しました。課題の参考解答例の設備位置を簡単にノートにまとめたり、過去問の参考解答例の設備位置を確認することで克服しました。講義では機器の用途や仕組み、管理方法などを知り、動線や必要スペースを想像してプランニングができました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
自分に実践可能な時間短縮法を考える
最後まで作図には時間がかかっていました。自己分析をし、自分にできる時間短縮方法を模索しましたが、作図はどうしても時間をかけてしまうので、できるかぎりエスキスや記述で時間を短縮するようにこころがけました。1/400の段階を明確に、たくさんの情報を描きこむことで作図での描き忘れや時間短縮をめざしました。
製図合格のポイント
仲間を知って己を知る
クループミーティングで色々なパターンの解釈や工夫を聞けたのはとても力になりました。失敗例を聞くことで、自分も同じ勘違いをしていたことに気づけました。自分が苦戦しているのを相談して、受講生それぞれがおこなっている工夫を聞くこともできました。グループミーティングでたくさんのプランを見て話を聞くのは、自力で同じ課題を何度も繰り返すより有意義だと思います。
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グループミーティング
成功例や失敗例を共有することで、多くの攻略法や解釈を聞けてとても勉強になりました。同じ受講生だからこそ聞きやすいこともあったので、私にとってはとても大切な時間でした。
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デジトレ
すきま時間をいかに勉強時間として利用するかが私には大事でしたので、お風呂やトイレ、夕飯を作っているときなど、ひとりになれる時間があればすぐにデジトレで問題を解いていました。その手軽さがとても良かったです。
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演習テスト
問題集にはないオリジナル問題が理解力を向上してくれたと思います。講義後演習テスト→問題集→演習テスト見直しをすることで、過去問を丸暗記するのではなく、問題文をしっかり読み解く方法で勉強できました。
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