合格体験記 一級建築士佐野 朱友那さん

SPECIAL INTERVIEW

絶対合格するという強い気持ちが大切

佐野 朱友那さん (23) 令和5年度 1級建築士合格

学歴:
大学

勤務先:
建設会社(意匠設計)

教室:
岐阜校
本試験得点 102点

計画:18点 環境/設備:16点 法規:25点 構造:24点 施工:19点

受講講座

受験回数:
学科1回/設計製図1回

私の受験ストーリー

現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ

建築で人を幸せにしたい

高校生のころ、文化祭のクラスTシャツをデザインした際に、自分がデザインしたもので周りの人が喜ぶことに幸せを感じたことがきっかけで、建築の道を進もうと思いました。

1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法

資格を取って本当のスタートを!

受験を決断したのは社会人1年目のときでした。何もかも未熟な私は建築の専門知識を身につけて業務を遂行したいと考えるようになりました。その目標を叶えるための一つとして、建築のスペシャリストである1級建築士資格の取得を考えました。

独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由

合格できる実績とカリキュラム!

実務経験が少なく、独学で専門知識を身につけることに不安があったため、講師が直接教えてくれるライブ指導のある総合資格学院を選びました。また、高い合格実績があることも決め手の一つでした。

合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード

モチベーションを維持すること

学科試験は1年前から勉強をはじめましたが、序盤は勉強を後回しにしてしまう日が続きました。そこで、小さな目標を立て、程よく自分にプレッシャーをかけて勉強する環境をつくりました。

勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点

支えあえる仲間とともに

毎日勉強をはじめようと思う度に、机に向かうことが一番のハードルだと感じていました。そこで、同じ講義に通う大学時代からの友人と毎日決まった時間にリモートで勉強会をする約束をしました。その結果、安定して勉強時間を確保することができました。

当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード

専門的な会話が理解できるようになった

入社当初は社内打合せなどの場面で話を理解しようとすることに精一杯でした。学科試験が終わるころには、スムーズに話を理解し、自分の意見も述べることができ、勉強の成果を感じました。

       

当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと

納得するまで聞ける

特に製図講義においてライブの良さを実感しました。講義で理解できなかったところや解答例のわからない箇所、納得できない箇所は、講師に直接聞くことができて良かったです。講義が理解できていたからこそ、効率のよい復習に入ることもできました。また、講師は熱意のある方が多く、高いモチベーションで講義を受けられる点が良かったです。

学科攻略法

得意科目と苦手科目

Strong and weak points

法規

得意科目

構造

苦手科目

得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法

テキスト←→過去問、テストの反復学習で克服

「テキストで正しく理解し、意味を理解しながら問題を解く、わからない箇所はテキストで確認」のサイクルを意識しました。なんとなく覚えて、ただ解いただけにならないように、間違えた問題は正しい答えの理由がわかるまで解いて次に進むようにして、理解できるまでは何度も繰り返しました。

学科合格のポイント

素直に努力を続けること

私は初年度ということもあり、学院を全面的に信じて学習を進めました。学院から出された宿題やアドバイスを素直に受け取り勉強することが合格への近道に感じます。

設計製図攻略法

エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと

時間管理を徹底する。

エスキスを時間内に終わらせることにとても苦労しました。そこで、エスキスの工程を細分化してそれぞれに目標時間を設定し、時間内に終わらせるようにしました。

作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと

あきらめが肝心

作図を時間内に終わらせることに苦労しました。講師から「きれいに描くことよりも終わらせることだけを考えるように」とアドバイスをもらいました。終わらせることだけを意識して取り組んだ結果、作図時間を短縮させることができました。

製図合格のポイント

時間管理

製図試験は6時間半の一回きりの試験です。途中で時間感覚を失ってしまうと立て直すことが難しく、準備したこと全てが崩れてしまいます。とにかく時間内に全てを終わらせることを第一に考えるようにしていました。

メッセージ

合格後の心境や、周りの変化、今後の目標や抱負

1級建築士として社会や地域に良い建築をつくれるよう、努力を重ねていきたいです。

資格取得をめざす方へアドバイス

社会年数が浅いほうが勉強環境を整えやすいと感じました。将来的に資格取得を視野に入れているならば早めの行動が大切だと思います。

総合資格で良かったところ

  • 合格サイクル+継続学習

    予習→講義→演習テスト→復習→達成度確認……、という学習サイクルで、何度も知識の習得状況を確認したので、知識の長期的な定着に繋がり大きな力になりました。

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  • 交換採点実習

    自分の解答と参考解答例を照らし合わせるだけではなく、同じグループの受講生と見せ合って添削することで、自分では見抜けなかった新たなミスを発見できたり、他の受講生のアイデアやテクニックを教えてもらえたので、自分の引き出しを増やすことができました。

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  • 合格ダイアリー

    「計画」と「結果」の見える化が、モチベーションアップとその後効率的な学習に繋がりました。学習計画と毎週テストの結果を記入することで、学習の成果をより実感することができ自信に繋がりました。

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