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SPECIAL INTERVIEW
絶対に一発で合格する!この一年は一点集中!

髙垣 若菜 (25) 令和5年度 1級建築士合格
- 学歴:
- 大学
- 勤務先:
- 不動産会社(技術職)
- 教室:
- 池袋校
計画:15点 環境/設備:15点 法規:26点 構造:25点 施工:20点
受講講座
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
建築を街・都市スケールで考えながら、考え抜いた住空間づくりをしたい
小学生のころから、1級建築士になり、建築分野で仕事をすることが夢でした。
オリジナルの間取りを方眼紙に描いてみたり、小さな人形の家を段ボールで作ったり、自らの手で思い描いた空間を作るのが好きで、住宅展示場を見に行くのも大好きでした。
高校へ進学し、通学路で大きな開発があったことをきっかけに、都市スケールで建築を考える仕事がしたいと思うようになり、現在の仕事に就きました。
1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
将来の夢を叶えるため。
子供のころから1級建築士を取得するのが夢だったため、“いつ取得するか”だけ考えていました。
自分のライフプランやキャリアプランを見据えたときに、時間的に余裕のある入社してから早いうちに取得するべきと考え、入社2年目の秋から勉強を始め、3年目の年で受験しました。
ちょうど仕事も忙しい時期になってしまい、両立に正直苦労しましたが、今年の勉強時間が無駄にならないよう「必ず一発合格」と自分に言い聞かせて、休みの日は一切予定を入れない・講義は絶対に休まない、などストイックにスケジュールを詰めて集中しました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
対面で受講できるため、競争心を煽られる・講師やチューターに質問できる
正直に言うと、総合資格学院のテキストは細かくわかりやすく書かれていると思うので、これだけでも知識は身に付きます。
ただ自分の性格を踏まえると、細かな疑問がぽろぽろと出てくるタイプなので、対面で講師やチューターに質問できる環境が必須と考えました。
また、集団講義形式のため、ほかの受講生を勝手にライバル意識してがんばれるところも自分には合っているかなと思って決めました。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
学科試験当日に体調不良。。。
試験前日の朝、起きると体調が悪く…。「這ってでも試験を受ける!」と思って、スポーツドリンクやゼリーなどをクーラーボックスに詰め込んで会場へ向かいました(笑)
ある意味緊張せずに受験ができましたが、夏場の冷え対策など体調管理は改めて重要と痛感しました。
勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
土曜日は予習が終わるまで寝ない・日曜日はやりきるまで帰らない
予習ができていないと、講義での吸収率がかなり落ちます。予習で頭に叩き込んだ知識を次の日の講義で復習しながら問題集を解いて、2回目のインプットをすることで深い知識になります。
集中力が高まっている講義当日は、講義後が終わってからも、その日の内容をテキストの隅から隅まで見直し、少しでもモヤっとすることがあれば講師かチューターに質問をして、その場で解決することを心がけました。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
現場所長とのコミュニケーションが円滑になった。
私は普段の業務で施工現場にいないため、施工の科目で勉強した知識を背景に現場に入らせてもらうと、勉強する前とは格段に現場所長や職長さんとのコミュニケーションが取りやすくなりました。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
理解度を見ながら進めてくれる・重要な点が分かりやすい・質問できる。
総合資格学院では、受講生の反応を見ながら講義をしてくれる講師がいるので、恥ずかしがらずに分からないときはわからないと伝えると、詳しく解説してくれるのでその点が良かったです。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
法令集は図表で理解に努め、広範囲の計画はよく間違えるところを重点的に。
法令集は、試験当日に引かなくて済むように○○と来たら~~とすぐ言えるように、プレテストにある図表で理解に努めました。
何度も問題集を繰り返し解き、どこで引っかけてくるのか気づきやすいようにしました。
苦手科目は、様々なテストや問題集でよく間違える分野を重点的に復習して忘れないようにしました。
講義で一番役に立ったこと、助けになったこと
分からなければその場で解決できる環境
講師の方は講義中や講義のスキマ時間、講義後にも質問に対応して頂き、細かい質問もその場ですぐに解決できました。そのため、より深く理解した状態で毎週の学習範囲を進めていくことができました。
学科合格のポイント
確実なインプットと、最後はアウトプットのみに集中!テキストを熟読すれば、内容自体はあまり難しくないと感じていました
ただ、科目数もさることながら出題範囲が膨大なため、せっかく覚えた知識を忘れてしまうのが建築士試験の難しいところだと思います。
丁寧に理屈から理解してインプットをしたら、忘れたころにまた問題集を解いたり、よく間違える問題にマークを付けて繰り返し解いたりすることで知識が定着し、得点が安定すると思います。
直前の2∼3ヵ月はアウトプットを繰り返し、抜け漏れている知識を“補修“するイメージで勉強しました。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
課題毎のプランのポイントをまとめる。
各課題の押さえどころをしっかりと掴み、自分の手札を増やすことを意識しました。
自分でまとめるだけでなく、同じ教室のクラスメイトとお互いに共有して、何がポイントで、どういうミスをしたかなどを共有しました。
そうすることで着実に出来ることが増えた感触がありました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
作図手順は型を身につける、呼吸をするように線を引く
課題文を読み取り、条件整理、エスキスの段階では様々な可能性を考えながら頭をよく使い、進めていきます。
作図に入ったら、エスキス用紙を基に、とにかく作業をするイメージです。
私は作図でスピードが出ず、いつもクラスの中で遅い方でした。スピードを上げるために作図手順を考えなくても手が動くようになるくらい徹底的に叩き込むことを意識しました。それによって「次に何を描こうかな」と思考する時間が無くなるため、段々とスピードが上がるようになりました。
製図合格のポイント
すべての課題を手札に、人のミスも手札に、ミスの積み重ねが全て糧になる。
学院の課題は、課題ごとに学習させたいポイントの意図をもって作成されています。
その一つ一つのポイントを着実におさえて手札にすることができないと、プランニングが急に難しく感じることがあります。
確実に手札を増やすためには、講師の解説に加えて、自分のミスやクラスメイトのミスなども共有して経験値を効率よく上げるのが大切です。
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講師による添削
何がダメなのかもわからない状態からのスタートだったため、製図に関しては講師の方の添削無しでは絶対に合格を掴むことはできなかったと思います。理屈からきちんと説明してくださったので、短期間で力をつけられました。
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チューター
細かな質問に対しても親身に教えてくださるチューターの方がいらっしゃったので、いつも申し訳ないなと思いながらも講義後に居残りしてたくさん質問していました。おかげで深く理解して問題を解くことができました。
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グループミーティング(製図)
お互いのミスを共有することで、より多くの経験を積むことができました。 受講生に対して講師は限られるため、受講生同士で教えあうことができるのは、とてもよかったです。
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