- 令和5年度祝賀会
- 1級建築士合格体験記一覧
- 竹内 桜さん
SPECIAL INTERVIEW
時間の有効活用

竹内 桜さん (23) 令和5年度 1級建築士合格
- 学歴:
- 大学
- 勤務先:
- 建設会社(意匠設計)
- 教室:
- 仙台校
計画:15点 環境/設備:15点 法規:24点 構造:25点 施工:20点
受講講座
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
1級建築士の仕事の幅の広さ
幼いころに見たテレビの企画で、水が容易に手に入らない国に建築士が訪れて地下水をいつでも出すことができるようにしてあげるものや、お客様の要望を全て叶える設計・施工を行う建築士の姿を見てから、建築の幅の広さに魅力を感じ、設計の道に進もうと決めました。
1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
取ると決めていた人生
大学を卒業してすぐに受験資格が得られる状況下で、早いうちに資格を取ると決めていたので、私の中で受験することは確定でした。大学時代には教授から「合格するには1000時間必要だが、学生には他にやることがある」と言われ、資格学校に通うことを反対されましたが、大学の学業も、建築士の資格勉強もどちらも満足するまでやることを決意し、時間の確保を意識していました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
対面講義の手厚い補助
総合資格学院のスタッフの方々は多少のわがままを言っても、なるべく実現しようと動いてくれました。講師に直接聞くこと、わかるまで何度も質問ができることも、対面講義ならではの良さで、学院に決めて良かったと思います。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
周りの生活との差
同世代の社会人や学生は、週末は旅行や飲み会など楽しそうに遊んでいるなか、資格学習の為に毎日勉強し続ける日々は辛く耐え難いものでしたが、「終わったら沢山会おう」や「もし落ちても大丈夫だからね」という言葉が励みになり、今は勉強だけ一心になって取り組もうと思えました。
勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
同じ生活
必要最低限の生活時間を最短にするべく、夜ごはんは調理時間のかからないものにして、ご飯を食べながら過去問を解いたり、通勤時間にはトレイントレーニングを繰り返したり、壁には覚えにくい単語を貼って目に入れたりと、常に建築士の資格学習ができるようにしていました。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
法令集の引き方
学院で教わった法令集の確認方法のお陰で、一つの条文では把握できないことも、次はこのページを開いて確認するという流れが自然とできるようになりました。特に続けていないと忘れてしまう法規は、これからも頭に入れていかないといけないなと感じます。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
「わからない」を全て解決してくれる
予習・復習をしていて、わからない事をリスト化しておくことで、講義の合間や講義後に質問すると、わかるまで講師は付き合ってくださいました。また、予習の確認もチェックしてくださるお陰で、注意されないようにしっかり予習するようになり、良いルーティーンとなりました。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
問題の読み方の指導
構造の文章問題は、理解しやすい流れで何度も繰り返し教えてくださったので、体に染み込んでできるようになりました。施工は数値が多くて混ざってしまうことが多く、特に後半の内容は詰め込みになってしまったのですが、語呂合わせを作ってもらったお陰で大半は覚えられました。
講義で一番役に立ったこと、助けになったこと
経験がないなかでの知識
資格学習は就職前のスタートだったため、実務経験が無くてイメージができないことが多かったですが、働くようになってからは「講師が話していたことはこの事か」と思い出す機会が多く、役に立ちました。テキストには書いてない予備知識も覚えておくことで、試験当日は記憶を繋げて考えることができました。
学科合格のポイント
バランスの良い学習全体的に8〜9割得点を目標にしていました。苦手科目は少し多めに取り組みつつも、偏ることないように学習したため、合格基準点ギリギリの科目がなく合格することができました。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
設備の使い分けと意味
普段目にすることがない設備スペースの使い分けが、なかなか覚えることができずに苦戦しましたが、問題文から適切な設備を選択するための知識を学ぶことで、試験当日は落ち着いて選択することができました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
作図に慣れること
最初の作図トレースには5時間程度かかり、時間内に終わるのか不安でしたが、作図強化講座でひたすら描くことに慣れたことで、最終的には作図に2時間もかからない状態にもっていくことができました。
製図合格のポイント
十分な対策
資格学校で出される課題内容には確実に対応できるように何度も復習するとともに、SNSで想定されていた問題にも目を通し、どのように作図や要点の記述を行えばよいか対策を行っていたことで、当日見慣れない文章が出てきても慌てることなく、考えることができました。