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SPECIAL INTERVIEW
自分を信じて、自分のペースで

和田 奈津子さん (23) 令和5年度 1級建築士合格
- 学歴:
- 大学
- 勤務先:
- 設計事務所(意匠設計・工事監理)
- 教室:
- 京都校
計画:16点 環境/設備:15点 法規:24点 構造:21点 施工:20点
受講講座
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
ものづくりが好き!
小・中学生のころから図工や美術が好きでした。進路を決めるときは、デザインに考慮しつつ、ものづくりができることから高専建築学科への入学を決意しました。インターンシップやゼミ活動などをへて、幅広い知識を活かしデザインを提案することのできる意匠設計に魅力を感じ、現在の仕事を選びました。
卒業1年目で1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
今の自分にできることはなにか
受験を決意した理由は2つあります。1つ目は、社会人1年目は比較的勉強時間を確保しやすいからです。2つ目は、今の自分が会社のためにできることは、資格の勉強を通じ、建築の知識を深めることだと考えたからです。仕事と勉強の両立に不安を感じることもありましたが、内定先の先輩社員が相談に乗ってくれたので解決できました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
対面講義の安心感
対面講義では不明点をその場で質問できるので、安心して学習を進められました。また、対面だと講師とのコミュニケーションも円滑にとれるので、学習面のみならず精神面でも支えてもらいました。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
集中できない日もある
受験期間中は仕事終わりにカフェや学院の自習室を活用し、なるべく集中できる状況下で勉強をしました。しかし、どうしても集中できない日があり、そうした日は無理に勉強をせず、美味しいものを食べに出かけたり、体と心を休める日にしました。適度に息抜きをしながら勉強をするほうが、長期的に見て効率が良いと感じました。
周り(会社の同期や身近の先輩社員)の1級建築士に対する学習状況
先輩社員のほとんどが取得している
私の勤める設計事務所では、先輩社員のほとんどが1級建築士免許を取得しています。そのため受験勉強ではアドバイスをいただいたり、業務面でご配慮いただいたりと大変お世話になりました。受験勉強を乗りきれたのは、会社の皆さんの応援があったからこそだと思います。
当学院で学習した内容が、学校生活または就職活動などで活かせたエピソード
意思の強さを表現できた
就職活動では面接のときに1級建築士を受験することをお伝えしました。建築が好きだということ、入社後も学ぶ姿勢を忘れないということを行動で示せたのではないかと思います。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
知識が定着しやすい
不明点をその場で質問でき、理解できるまでていねいに教えてもらえる点です。きちんと理解して学習をすると、ただ暗記するよりも知識が定着しやすくなるのを感じました。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
基本を大切に
どの教科においても、基本的な問題をきちんと理解して解くということを心がけました。苦手な施工については、なぜ苦手なのか、どの分野が苦手なのかを明確にしたうえで、基本的な問題を繰り返し学習しました。
講義で一番役に立ったこと、助けになったこと
記憶に定着させるためのコツ
語呂合わせや、身の回りの寸法から数値を覚えるコツなどを教えてもらいました。計画や施工は覚えなければならない量が多いため、たいへん役立ちました。
学科合格のポイント
見えない敵を常に意識する講義ごとのテストや模擬試験では、小さな範囲ではクラス単位、広い範囲では全国の学院の受講生単位で成績がでます。毎回の試験に一喜一憂することもあるかと思いますが、受験生は全国に数多くいます。最後まであきらめず、慢心せず、そして自分を信じて学習すべきだと思います。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
構造・設備の知識が重要
エスキスで苦労したのは、構造・設備において実務的な知識が必要だったことです。設備に関しては空調方式や屋上設備を覚えるなど、なるべくはやい段階での対策が必要だったと感じます。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
速度と精度
作図でした苦労は、丁寧かつ素早く図面を描ききらなければならないことです。作図時間を短縮させるため、エスキス段階で家具レイアウトや面積、階段寸法・段数などをまとめました。そうすることで作図中は手を止めずに、図面や文字を描くのに集中できました。速度を気にすると丁寧に描くのはなかなか難しいのですが、線はメリハリをつけて描く、文字はきれいに描くなど、ぱっとみの印象がていねいに見えるよう工夫しました。
製図合格のポイント
復習をしっかりと、失敗から学ぶ姿勢を忘れずに
課題後の復習がなにより大切だと思います。さまざまな課題に取り組むなかでミスをすることが多々あるかと思います。一度したミスは繰り返さないよう、まずは講師の添削をしっかり復習することが重要です。自分のミスにはなかなか気がつけないため、クラスメイトと図面を見せ合い、参考解答例と自分の図面を照らし合わせて再度エスキスをするなど、対策が必要です。失敗したぶん、前の自分より成長しているはずです。
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チューター
学科試験に向けて学習しているとき、勉強スケジュールがうまくまわらない時期がありました。そのときチューターのアドバイスによって良い方向へ軌道修正できました。どの教科にどの程度の時間を割けばよいかなど相談にのってもらいました。試験範囲も多岐にわたるため、チューターのアドバイスは大変参考になりました。
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オリジナル製図課題
学院の製図課題は本試験問題を意識したつくりになっているので、本試験でも焦ることなく落ち着いて取り組むことができました。
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合格ダイアリー
スケジュール管理の習慣がつき、効率よく学習できました。試験結果を記入する箇所もあるため、どの教科を集中して学習すべきか分析できました。
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設計製図オリジナル解答例
自分の図面と照らし合わせることで、ミスを発見できました。