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SPECIAL INTERVIEW
自分を信じれば努力は報われる

山田 航士さん (25) 令和5年度 1級建築士合格
- 学歴:
- 大学
- 勤務先:
- 設計事務所(意匠設計)
- 教室:
- 池袋校
計画:16点 環境/設備:12点 法規:24点 構造:20点 施工:20点
受講講座
- 受験回数:
- 学科3回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
ものづくりに興味があった
幼少期からものづくりやスケッチが好きでした。高校2年生の後期では、大学受験を控えてどのような分野に進むか悩みましたが、過去の自分の好きなことと得意な理系科目を活かせる建築学科の大学に進学することを決意しました。無事進学することができ、さまざまな講義を受けるなかで、設計課題に熱意をもって取り組めたことが、建築設計を志すきっかけになりました。
1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
キャリアのステップアップにつなげるため
資格があると大きなキャリアアップが望めることや、将来の目標達成に資格が不可欠であることから受験を決めました。受験にあたり不安は特になかったですが、自分と向き合い続けることが結果的に良かったと思います。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
疑問を早期に解決できる環境が決め手になった
これまでの受験勉強などでは、疑問を早期に解決し、知識を深める取り組み方で結果を残してきました。そこで、1級建築士の受験も同じような環境で学習することを求めた結果、総合資格学院の存在を知り受講を決めました。
ご自身と独学者を比べてみて、一番大きな違いは何でしたか。
多くの人とのつながりが学習を支えてくれる
周りにあまり独学で受験している人がいない環境でしたが、受講して体感したことは、共に受講している方々とのつながりが、学習の質を高めることにつながると思いました。お互いの強みや弱みをしっかり分析できたことは、とても有意義だったと思います。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
受講生とともに切磋琢磨できた
学科は主に個人の取り組みになりますが、製図講座では各教室3グループに分けられます。講義を重ねるにつれ、同じグループの受講生とコミュニケーションをとる機会が増え、学習に対するモチベーションが大きく向上したと思います。
勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
スキマ時間や休日は全て学習時間に
業種上、定時での帰宅が困難で、学習時間を確保できるか危うい環境でした。しかし、職場の環境を言い訳にしても合格できないと思ったため、平日は朝30分・昼1時間・夜2時間、休日は1日中、学習に向き合う生活を続けました。教材は常に一式持ち歩き、どの科目も移動時間などにすぐ勉強できるようにしていました。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
苦手だった構造や設備の理解が深まった
建築設計は、構造や設備に苦手意識がありました。実務の計画のなかで飛び交う話に追いつくことができませんでしたが、学院での学習をコツコツと重ねたことで、実務における構造や設備への理解を深めることができました。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
受講生の特徴を捉えた的確な指導
受講生の一人ひとりの特徴を的確に捉えていると思いました。私に対しても改善点をすぐに伝えてくださり、自覚することで大きな成長ができました。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
図解化することで理解を深める
得意であった法規は、反復学習をすることで法令集を引かずに解ける問題が増えていきました。苦手科目である環境・設備は、常に図解化することで原理を理解していました。
講義で一番役に立ったこと、助けになったこと
多くの関係者にサポートいただいたこと
私は講義で使われる教材を何度も反復する復習方法をとっていたため、教務スタッフに何度も資料を要求していましたが、そこで迅速に対応いただいたことが学習の支えになったと感じています。また、受講生のなかでも特に来るのが早く、帰るのも遅かったので、教務スタッフには少々迷惑をおかけしたと思いますが、私たちに寄り添った学習環境を整えていただき感謝しております。
学科合格のポイント
一つ一つの問題と向き合い理解すること苦手な部分は誰にでもあると思いますが、そこに対してどれだけ向き合って理解していくかが合格への近道だと思います。今学習していることは、いつか実務でも通る道になるので、それなら今しっかり学習しておこうという気持ちで乗り越えました。実際に学習した部分が実務につながったときは、しっかりと活かせることができると実感できました。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
得意な人の手法を参考にさせてもらった
はじめはエスキスの時間配分や読み取りの整理がうまくできず、なかなか改善することができませんでした。しかし、同じグループのメンバーでエスキスを得意とする人の手法を取り入れて改善を繰り返すことで、克服につなげることができました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
精度を上げることで全体スケジュールを楽に
作図は得意な分野だったので、より精度を高めることでほかの工程へ注力することを意識しました。得意な部分をできるだけ速く正確にできるように努めた結果、全体のスケジュールにゆとりを持たせられたと思います。
製図合格のポイント
仲間をつくることと、時間がある限り学習する意識
製図学習はコミュニケーションが何よりも大事です。周りの人とお互いの図面を添削し合うなど、切磋琢磨していくことが合格につながると思います。また、社会人の方は時間の確保が難しいですが、体調管理を含めできる限りの時間を学習に使うことも1つのポイントだと思います。
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プランニング確認ノート
設計製図講座を通して一つの資料に集約してまとめることができるので、試験日の見返し資料としても優れていると思いました。
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グループミーティング
製図講義では、他人の成果物を見て、どれだけ良い点を吸収できるかも合否を分けるものだと思っています。その点、グループミーティングでは、多くの受講生と議論したり、講師の助言もいただけるので、一つ一つの疑問を解決できる良い機会になりました。
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講師による添削
一つ一つの添削が成長につながりました。受講生にとっては欠かせない要素だと思います。
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総合資格学院Youtube
主に学科の学習の際に、復習教材の一つとして利用していました。無料で公開されているため、重要な項目を何度も復習でき、とても役立ちました。
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