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SPECIAL INTERVIEW
最後まで自分に厳しく

矢坂 遥さん (21) 令和5年度 1級建築士合格
- 学歴:
- 高専
- 所属:
- 高専専攻科1年生(環境システム工学専攻)
- 教室:
- 福井校
計画:17点 環境/設備:17点 法規:29点 構造:28点 施工:22点
受講講座
- 受験回数:
- 学科1回/設計製図1回
現在の道に進もうと思ったきっかけ
地震に負けない建物を設計したい
小学生のころ、阪神大震災に関する本を読み、建物の崩壊により大勢の人が亡くなったことを知りました。当時小学生だった私は、「もう二度と建物の崩壊による犠牲者が出ないようにしたい」と考え建築士をめざしはじめました。
在学中で1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
勉強の習慣がある時期に受験したかった
高専本科卒業後に受験資格が得られることを知り、就職活動において大きな強みになると考えたため、学生のうちに受験することを考えました。2級建築士は取得していないため、いきなり1級建築士を受験することに不安がありましたが、1級建築士の最年少記録に挑戦したいという気持ちが強く、受験することを決めました。
独学または、ほかの学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
ライブ講義に魅力を感じたから
映像ではなくライブ講義で教えてくれる点に魅力を感じました。また、同じ学校の先輩が総合資格学院に通っており、令和4年度1級建築士の学科試験に合格していたため、学院に通うことを決めました。
ご自身と独学者を比べてみて、一番大きな違いは何でしたか。
自分の順位がわかること
毎週の講義で行われるテストや模擬試験で、教室内や模擬試験受験生のなかで、自分がどのくらいの順位かを確認し参考にしていました。また、自分の順位を知ることで、勉強へのモチベーションを保つとともに、自信へと繋げていました。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
同じ教室の受講生同士で教えあう
講義後、教室に残りその日の講義でわからなかったことや、課題でわからなかったことなどを、受講生同士で教えあっていました。人に教わるだけではなく、人に教えることでより理解を深めることができました。
当学院で学習した内容が、学校生活で活かせたエピソード
授業での理解度が高まった
学校の授業の内容に対する理解度が高まり、授業を楽しむことができるようになりました。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
わからない部分はその日のうちに解決する
その日の講義でわからない部分があれば、その場ですぐ質問できる点が対面指導の良いところだと感じました。また、受講生の理解度を確認しながら講義を進めてくれていたので、しっかりと理解することができました。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
繰り返し問題を解く
法規は、問題集に繰り返し取り組むことで法令集をひくスピードを速くしました。法令集を素早く引けるようになることで問題を解く時間に余裕が生まれ点数アップにつながったと思います。
講義で一番役に立ったこと、助けになったこと
勉強法を提示してくれたこと
講師が、受講生時代に行っていた勉強法を教えてくれて、それを実行していました。最初から効率の良い勉強をすることができたと思います。
学科合格のポイント
学院の課題を完璧にしたこと学院から配布される課題は、全て完璧にやりきろうと目標を立て行っていました。課題が多く挫けそうになるときも多かったですが、今年絶対取る!という気持ちが強かったためがんばることができました。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
自分で分かりやすくまとめる
はじめのころは、その日の課題をこなすことで精一杯でしたが、講師のススメから、コアの位置やゾーニングなどをまとめるようになりました。講義回数を増すごとにパターンが理解できるようになり、エスキス時間を格段に短縮することができました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
濃くしっかり描く
元々筆圧が弱いため、他の人の図面と比べ見づらいという問題がありました。シャーペンの芯を濃いものにしたり、ソフトグリップを使用し手への負担を減らすことで濃くインパクトの強い図面を書けるようになりました。
製図合格のポイント
受講生との会話
製図試験を受けることがはじめてだったため、最初のころはわからないことだらけで、精神的につらかったです。しかし、教室の受講生や講師に優しく教えてもらい、徐々に製図の勉強が楽しいと感じるようになりました。