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SPECIAL INTERVIEW
がんばれば受かる

石橋 友樹さん (19) 令和5年度 2級建築士合格
- 学歴:
- 工業高校
- 所属:
- ハウスメーカー(工事監理)
- 教室:
- 久留米校
計画:23点 法規:20点 構造:18点 施工:14点
受講講座
- 受験回数:
- 学科2回/設計製図1回
現在の道に進もうと思ったきっかけ
小さい頃からの憧れ
父が大工をしており子供の頃から憧れがありました。高校入学時は卒業したら私も父と同じように大工になりたいと思っていました。ですが高校で建設業の中にも様々な仕事があると知りました。そこで私が一番気になったのが施工監理でした。私は高校で建築について勉強する内にもっと建築について知りたいと思いました。施工監理は工事に関わるすべての仕事に関わることができます。建築についてもっと知ることができるこの仕事を選びました。
建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安なことやそれをどう克服したかお聞かせください。
会社からのすすめ
建設業界に入るからには何かしら資格は必要だと思っていたのですが、まだ決めきれていないときに会社から2級建築士をすすめられ受験を決めました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
一度目独学で落ちたから
私は一度目の受験の際に学科を独学で受験し、落ちてしまいました。そこで資格学校の利用を決めました。学校を利用するにあたって「利用するからには一度で合格したい」と思い、合格率の高い総合資格学院に決めました。
ご自身と独学者を比べてみて、一番大きな違いは何でしたか。
やる気
私は資格学校の利用を含め、資格取得にお金をかけてこの試験に挑んでいます。私も一度独学で受験しましたが、自身を追い詰めきれず、「勉強したくなくなったときに来年また受ければいいか」と思うことが多々ありました。ですが今年は違いました。「これだけお金もかけて受からないなら何度やっても受からないだろう」と考え、「今年本気でがんばって受かって終わらせよう」と思えたからこそ、一年やる気が続いたのだと思います。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
油断
学科試験前まで最初のテストから最後から二回目のテストまでのほとんどのテストで八割を切ったことがありませんでした。次もどうせ八割超えるだろうと思っていたのですが、その油断のせいで最後の模試で合格点すら超えることができませんでした。そこでもう一度やる気が戻り、最後まで走りきることができました。
勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
量より質
私は勉強するときにだらだらするのが嫌いです。何回やっても覚えられないものは覚える気がないだけだと思います。だから一度ですべてを覚えようと思いながら勉強していました。短い時間でも集中して勉強したら結果を出すことができました。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
建設業について視野が広がった
業務上、知識の偏りがあることを自覚していました。そのため、自社以外の建物を依頼で見に行くときに少し知識がずれているときがありました。学院での学習により、基本の知識を得られ、基本的な知識から自社以外の建物を見られるようになりました。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
苦手科目は継続的に勉強する
施工が苦手なのはわかっていたので、何度も何度も繰り返し勉強をするようにしました。同じ問題で間違えることも何度かありましたが、最終的には正解できるようになりました。
講義で一番役に立ったこと、助けになったことを教えてください。
宿題で、学習のペースが作れる
毎回の講義では予習と復習でやるべきことがはっきりと決まっており、何を勉強しようかと悩むことなく、やるべき勉強ができたと感じています。宿題を通して、自然と内容を習得していくことができました。
学科合格のポイント
目標を高く!60点を超えても、結局足切りにかかって不合格になることがあるため、最初から60点は眼中にありませんでした。各科目で最低20点を目標にしていたため、苦手な施工と向き合うことができました。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
製図試験用の技術と知識が必要
設計製図試験は、試験専用の知識や技術が求められるため、学科試験直後から急ピッチで多くのことを学ぶ必要がありました。講義では講師が必要なことをわかりやすく説明してくださるので、なんとかやっていくことができました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
受験経験者を参考にさせてもらう
経験者の方は、描き方の工夫や、練習方法など多くのことを知っていたので遠慮なく教えてもらいました。1年目の時に苦労した点なども教わることができ、参考になりました。
製図合格のポイント
教室内の受験生同士のつながり
同じ教室内の受講生同士で励まし合い、知識の共有をしながら試験に臨めたのが大きいです。辛い勉強も、仲間と頑張ることで前向きにやっていけました。