- 令和5年度祝賀会
- 2級建築士合格体験記一覧
- 権藤 友菜さん
SPECIAL INTERVIEW
腹を括って、やる
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
省エネの仕事がしたかった
大学では、建築を専攻していたため、建築に携わる仕事がしたいという思いがありました。そして、これから必要とされる省エネルギーで社会に貢献したいという思いもあり、省エネな建築設備でお客さまにも社会にも貢献することを理念とする会社を選びました。
卒業1年目で建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
勉強時間を確保できるか不安
やる気のあるときに、やれるときに受験しなければと思い、入社1年目で2級建築士を取得しようと決意しました。仕事と勉強が両立できるのか不安でしたが、残業がなかったため勉強時間を確保することができました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
一発で合格したかったから
とにかく一発で合格したかったので、合格実績で総合資格学院に決めました。何年もダラダラとお金を払い続けて通うより、高いお金を払ってでも一発で合格する方を選ぶことが将来の自分のためになると思います。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
もっと早く自習室を活用すれば
自習室が少し遠かったので、初めは家で勉強すると決めてがんばっていましたが、やはり家では自分に甘くなってしまいました。通信で勉強していた私にとって、自習室は周りの熱気も感じられ、何より集中できるため、もっと早くに自習室に通っていれば、もっと余裕があったと思います。
周り(会社の同期や身近な先輩社員)の2級建築士に対する学習状況
ほとんどいませんでした
会社として絶対必要な資格ではなかったため、周りで勉強している人はほとんどいませんでした。ただ、私は、建築士をとりたいと思い、勉強していました
学院で学習した内容が、学校生活または就職活動などで役立ったエピソード
就活でアピールできました
「入社1年目で2級建築士合格できるよう、勉強しています」と面接で伝えると、どの会社でもその志を評価してもらえました。また、目標を持って、がんばっているんだという自信を持って、就活に挑むことができました。
講師によるライブ講義を受けて良かったこと
質問がしやすかった
総合資格学院ではライブ講義を行っているため、講師がすぐ近くにいるので、わからないことがあれば、質問をすぐ聞きに行け、疑問をその場で解決させることができました。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
とにかくスキマ時間にトレイントレーニング
仕事で建築設計や現場を見る機会が少ないため、施工が苦手でした。試験までの残り時間も少なく非常に焦っていましたが、とにかくやれることをやろうと思い、スキマ時間にトレイントレーニングを実施しました。
模擬試験でわかった弱点を、克服
自分がどれくらいの位置にいるのかわからずとにかく不安でしたが、模擬試験で初めて合格の可能性があることがわかり、やる気になりました。しかし、このままでは合格できないとわかっていたので、模擬試験で浮き彫りになった弱点を、しっかりと見直し、得点につなげました。模擬試験を受験したことにより、あと少し踏ん張れば、合格できるかもしれないと思えたことが大きかったです。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
決まっていることなのか、曖昧でいいことなのか
何もわからない状態でも、1から教えてもらえます。しかし、応用問題が出てくると、臨機応変に対応することができず、悩むことがありました。製図の講師に相談すると、変えてはいけないことと変えていいもの、さらに他のパターンまで教えてくださり、質問するたび応用にも強くなっていきました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
制限時間内に描き上げるのに苦労
やはり手順を覚えていない段階で制限時間内に描き上げることは不可能で、始めのころは非常に苦労しました。とにかく手順を覚えなければと思い、作図の手順書を写真に撮り、電車の中で練習したり、頭の中で手順を繰り返したりしました。あとは実際に作図を繰り返すことで手で覚え、徐々に時間内で描くことができるようになっていきました。
2 級建築士取得者は実務経験を問わず1 級建築士試験を受験可能ですが、 チャレンジしたいと思いますか?またその理由をお聞かせください。
1級建築士にチャレンジしたいです。正直、仕事上必要はないのですが、あと1年、できるうちにがんばってみようと思います。もし今年ダメなら、もう諦めるかもしれないので、悔いのないようにあと1年本気でやります。
製図合格のポイント
毎日、自習室に通うと腹を括る仕事終わりは疲れていますが、家に帰ったらだらけてしまうため、毎日職場から自習室に直行し、製図の勉強をしていました。毎日、製図勉強の時間と最低限の睡眠時間を確保するのに必死で、頭の中は製図のことでいっぱいでした。勉強に捧げた「試験までの1ヶ月」のおかげで、合格できました。
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トレイントレーニング
毎日、電車での通勤時間を活用し、トレイントレーニングを欠かさず実施していました。トレイントレーニングを始める前は、周りの人より通勤時間が長いことが不利であると思っていましたが、そのことを逆手に取り、効率的に勉強することができました。遠方への出張時も移動でトレイントレーニングを実施しました。私が合格できたのは、トレイントレーニングのおかげだと思います。
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自習室
毎日、仕事終わりに自習室に通い製図練習をしました。始めの1ヶ月は自宅でしていましたが、後1ヶ月本気でやろうと腹を括り、睡眠時間を削ってでも、毎日2〜3時間製図の時間を必死に確保しました。あの時、腹を括らず、家で製図をしていたら、合格できていなかったと思います。
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